ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

枕草子

2009年07月09日 19時00分29秒 | 雑感
今度は枕草子を読んでいる。
今読んでみると、これは平安時代のブログ。
作者はこれを書いたころは20代後半から30代前半だったそうだけど、同じ職場の仲間が作者よりもたいてい若い人間だったので、感覚的には20代半ばといってもいいだろう。
文語体だと何か高尚で難しく感じられるけど、別段難しいことが書いてるわけではない。
ただ、いま時の大方の20代の女性の退屈なブログに比べてとっても感性豊かで会話体がおおく生き生きとしている。
文章も歯切れがいい。
これが昔、学校の国語の時間にはとても退屈に感じられた。
それで今までとうてい通して読む気にはなれなかったのだ。
これは教え方の問題が大きいと思う。
とにかく国語の先生には教え方が下手だったという印象しかない。
まず古典を読む楽しさを教えるのが本当の国語教育ではないだろうか。
古典は原文で読まないといけないという固定観念をやめてまず現代語訳で手軽に読んでみてはどうだろう。
そして興味を持ったら原文を読めばいい。
外国の作品はみんな翻訳文で読んでるのだから。
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人懐っこい鶏の話

2009年07月08日 13時50分48秒 | 鶏の話
鶏小屋に入ると、すぐにそばに来て、足をコツコツコツとつつく鶏がいる。
最初は邪魔でしょうがないので足で、あっちいけ!、と追い払っていた。
でもそのうち妙に人懐っこいのが気になって抱っこしたら、ぜんぜん騒がないでじっとしている。
他の鶏だったらたいてい暴れるのだけど・・・。

この鶏、鶏よりも人間の方が好きなのかな?
それとも人間になりたいのかな?
それとも前世が人間だったりして・・・。
こう考え出すとちょっと食べるわけには行かないね。
ずっと飼っていようかな。
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かもめ

2009年07月07日 20時35分58秒 | 山羊の話
かもめは2ヶ月。
随分大きくなった。

もう草も食べれるよ。
でも一番好きなのはやっぱりミルク。
でもね、お母さんは近頃あまり飲ませてくれなくなった・・・。
どうしてかな?
それで草を食べてるとき、こっそり近づいてのむんだよ。

昼は思いっきり走り回って、
夜はぐっすり寝るんだよ。
もう一人で眠れるよ。
でもやっぱりお母さんと寝たいな。
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コクの時間

2009年07月06日 21時22分14秒 | 雑感
コクの時間

ビールというともちろん発泡酒か第三のビール。
特に最近はもっぱら第三のビールを呑んでいる。
まあこれは安酒道を極めようとしている人間には当然のことではあるけど。
それに「第三」というのがいい。
1流でもなく2流でもなく、3流。
この3流ビールをみみっちく呑むのがいい。
これに比べて発泡酒は中途半端でいけない。
ビールもたまに飲むのならプレミアムなどの高級ビールがいい。
普通のビールもまた中途半端に感じられる。
というわけでいつも呑むのは第三のビール。
それも350ml缶。
今まではビールというと500ml缶だったけど、第三のビールとなるとやっぱりみみっちく350ml缶がいい。

とはいえ最近の第三のビールはとても美味い。
最初のころの発泡酒は気が抜けたビールの味で、まずかったけど、でも値段に感激してよく呑んだ。
でも今では第三のビールを中心に美味いものが多くなった。
今、一番好きなのはやっぱり「麦とホップ」。
これはビールと変わらない味。
ただ品不足なのか、店においてないことも多い。
それから最近売り出した「コクの時間」もいい。
真夏の真昼の野良仕事に酷な時間に、こくこくこく・・・と一人で呑む・・・なんていい。
「金麦」「クリアアサヒ」もまあ(ちょっとおちるけど)いける。

ともあれ缶ジュースや缶コーヒーと同じ値段でビール類が呑めるのだから、
酒飲みには嬉しい時代になった。
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難破船

2009年07月06日 11時02分44秒 | ニュースの中から
静岡沖を漂流していた難破船。
ますます浸水が激しくなってきたようだ。
乗務員はいつ脱出したものか右往左往。
でも船長がなかなか決断できないらしい。
そして黒潮の大きな流れに飲み込まれて東京方面に流されている。
東京までもつかな?

えっ、何の話?
もちろん難破船の話です。
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期日前投票

2009年07月05日 08時39分50秒 | 雑感
知事選。
現職知事に与野党相乗りのできレース。
他に候補者は一人だけ。
すでに勝敗は決まっている。
面白くないのでいくのやめようかなと思ったけど、
やっぱり行った、期日前投票に。

最近はずっと期日前投票に行っている。
村の投票所のなんか息苦しい雰囲気がいやだから。
入り口を開けると一斉に立会人が振り向く。
シラ~・・・。
だれもにこりともしない。
知ってる顔もちらほらいるのに、
「やぁ」とも
「こんにちは」とも
「いらっしゃいませ~」とも
「野菜の出来はどうや?」とも
言わない。
薄暗い部屋にあるのは最低限の言葉とあとは沈黙だけ。

もちろん期日前投票の会場の役場でも同じだけど、
そこは役場、ビジネス風に進めることが出来る。
知ってる人もいない。

期日前投票の会場には係りの人がたくさん座っている。
10人くらいはいたかな。
客、じゃなかった、投票者は家内と2人だけ。
どうしてこんなにいるのだろう?
きっと暇なんだなと一人で納得した。

受付に投票用紙を出すと容姿を渡されて名前や住所などを書かされた。
そのなかで不在者投票の理由を選ぶ欄があった。
これにはちょっと困った。
「投票所に行きたくないから」というきわめて正当な理由がなかったから。
しかたがないので「仕事」にマルをつけたけど、職場や場所の記載があったらさらに困っただろう。
「裏の畑で野良仕事をするため」とか
「山羊の乳絞りをするため」とか
かいてもあまり説得力はなかっただろう。
まして「昼寝をするため」と書くわけにも行かない。
というわけで、ただ仕事にマルをつけただけですんでほっとして、投票をした。

しかし投票をするといつも思う。
支持者がいないときはどうしたらいいのだろうかと。
白紙で出しても単に無効票としか扱われない。
白紙は不信任票としてカウントして欲しい。
そして不信任がトップだったら選挙をやり直して欲しいと思う。
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例の雄鶏

2009年07月04日 20時26分45秒 | 鶏の話

大阪からやってきて一人ぼっちを続けていた例の雄鶏。
その後やってきた廃鶏になった10羽の雌鶏と暮らすという、なんとも傍目にはうらやましい生活を続けていた。
ところが最近なんか変。
10羽の雌鶏が次第に他の雄鶏に目移りしていったらしい。
次第に数か減り今では5羽程度。
やっぱりこの雄鶏、なんか人望がないというか、鶏望がないというか、女にもてないというか・・・。
以前の定位置で独りぼっちになることも多くなった。

この雄鶏の動きを見てると、やっぱりなぁ、と思うこともある。
ボス鶏は普通、雌鶏が食べてる間は、周りを警戒して、自分は食べないものなのだけど、この雄鶏はしばらくは警戒するもののすぐにいっしょになって食べてしまう。
こんなところが、「男らしくない!」とか、「頼りない!」とか思われて嫌われたのかもしれない。

というわけでだんだん雌鶏たちから嫌われて、半分になってしまった。
そのうちまた一人ぼっちの雄鶏に戻るのかな?
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Richer・リシェ

2009年07月04日 10時58分25秒 | 田舎暮らし
我が家に似つかわしくないちょっとしゃれた雑誌が送られてきた。
リシェ?
京阪神エルマガジン社?

ぱらぱらとめくって見てたら、我が家の農園の記事が出てた。

兵庫・西栗栖
「ツナガリカフェ右田農園Xミドリカフェ」

それは神戸のミドリカフェさんと一種にやってる体験農園の記事だった。
今月は野菜特集。
それでミドリカフェさんを通してのったらしい。
なるほど納得。
こんなきれいな雑誌に載ると、なんかこの農園もきれいに見えてくる。
・・・なんて、一人で納得。
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にほんにっぽん

2009年07月03日 05時50分18秒 | 田舎暮らし
日本の読み方をどうするかまた問題になっているらしい。
昔、東京オリンピックのときに確か「にっぽん」になったはずなのに・・・?

個人的には「にほん」の方がやわらかくて好きだ。
にほんこく、にほんじん、にほんご・・・。
「にっぽん」はいかにも軍人が好きそうな響きで、どうもなじめない。
にっぽんこく、にっぽんじん、にっぽんご・・・。

でも本来は「にっぽん」の方が正しいのかもしれない。
日本は「にちほん・・・にっぽん・・・にほん」変わっていったらしい。
にちほんをにっぽんとなまって読むのは許容範囲だけど
「日」を「に」と読むのはちょっと無理があるように思う。
とはいえ、「にほん」に変わっていったのは、「にほん」がいちばんいいやすかったということでもある。
1本、2本、3本も、いっぽん、にほん、さんぼん・・・と2本は「にほん」という。
こう考えるとやっぱり「にほん」がいいのではないだろうか?
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右肩上がり

2009年07月02日 14時00分02秒 | ニュースの中から
「右肩上がり」という四股名の力士が現れた。
もしこの力士が成績が悪くなったら「右肩下がり」あるいは「左肩上がり」に変えるのだろうか?
あるいは肩がこったら「右肩こり」
肩をいためたら「右肩痛め」
・・・といろんなパターンが考えられる。

四股名とは便利なものでいつでも変えることができる。
昔はみんな元服のときに名前を変えたし、中国では字(あざな)というものがあった。
親からもらった名前が気に入らない人もたくさんいるだろう。
それで成人式を迎えたら名前を変えれるようにしたらどうだろう?

たいていの女性は結婚したら姓が変わる。
それに比べれば名前の変更のほうがたいした問題ではない。
それに改名案内の通知などで郵便局や印刷会社、印鑑屋、プロバイダーなど利益を上げ景気刺激にもなるだろうし、
ソフトウェアー産業は改名特需で大幅な雇用が期待できる。

改名となると名前に絵文字を使いたいという人も出てくるだろうがそれももちろん許される。
たとえば右田 ・・・(みぎた にこっ)や 右田 ・・・(みぎた むかっ) ~絵文字は日ごろ使わないのでここは適当に絵文字を入れてください。
するとイラストや漫画を使いたい、という人も出てくるだろうが、でもこれは印刷の都合上、当面は認めないことにしよう。
それに全角スペースも認めがたい。 右田    (みぎた 全角スペース3桁)という名前は 右田    (みぎた 全角スペース2桁)などと区別できないので採用されない。
というわけで、当面いろいろ制限はあるものの景気刺激策のためにも斜陽産業救済のためにもぜひ採用していただきたいと思う。
国民給付金などよりもよほど効果があるだろう。
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沈没船

2009年07月02日 13時59分12秒 | ニュースの中から
その後沈没船はますます水漏れが激しくなり乗務員は大混乱。
特に新米乗務員はすっかりパニックになって船長を変えろと叫びだす。
でも誰に?
それに今さら変えたってもう手遅れ。
さっさと脱出して置けばよかったのにね。

えっ、何の話?
もちろん沈没船の話です。
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マムシ

2009年07月02日 13時51分42秒 | 田舎暮らし
草刈り機で草刈すると、電気柵の支柱の下など草刈できないところが残るので手で抜く。
昨日も手で抜こうとしてたら、なんか動くものが・・・?
それは、なんと、マムシ!
マムシってほんと迷彩色だね、草むらではまったく目立たない。
こんなに至近距離で遭遇したのは初めて。
危ないところだった。
でも見つけたらこちらのもの。
ちょっと待ってろよ、とマムシに言い聞かせて、とめていた草刈機のエンジンをあわててかけて、マムシを真っ二つ。
さいわいとろいマムシだったので殺すことが出来た。
ヘビはもちろん嫌いだけど、普通のヘビは殺さないことにしているけど、でもマムシとなると話は違う。
これでマムシを殺したのは2匹目。
一回目はものすごく大きなマムシでとぐろをまいていた。
でも春先で動きがとろかった。
今回はそれなりのマムシ。
夏なのに動きはとろかった。
どうもマムシは他のヘビと違って、自分の力に自信を持っているのか動きがとろいようだ。
とこあれ草むらの中はヒル、ダニ、ムカデ、そしてマムシ。
まったく油断ならない。
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ヒル

2009年07月01日 03時37分55秒 | 田舎暮らし
やっと梅雨らしい天気になり、雨が降り続いている。
こんな日は晴耕雨読・・・といいたいところだけど、山羊が・・・鶏が・・・休ませてくれない。
レインコートを着て餌やりに行く。
餌がないときは草を刈ってやらないといけない。

雨の日に草むらに入ると・・・ヒル!
たちまち4~5匹のヒルに襲われる。
チクッとしたときにはもう血を吸われている。
おのれ!
とばかり捕まえて石でつぶそうとしてもこれがものすごく弾力があってなかなかつぶせない。

しかしいったいヒルは、あのどこが頭か胴体か足かわからないような身体でいつも何を考えて暮らしているのだろう?
草むらの中でただひたすら人間や鹿や猪が来るのをじっと待ちながら・・・。
遭遇する可能性はきわめて低いだろうに・・・。
しかも人間の場合はまだしもいつも走り回っている猪に取り付くのは難しいだろう。
というわけで遭遇するかどうかまったくわからない動物や人間をただひたすら腹を空かして待ち続ける心境はいったいどのようなものだろう?
そう考えると、まあ少しくらいなら血を吸われてもいいか、なんて気には・・・少しもなれない!

ヒルを殺すにはカナヅチが有効なことがわかった。
思い切り、えいっ!と叩くとたちまちつぶれてしまう。
どうだ、まいったか!
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