今日は卵は3個。一個だけ産卵箱で生んでいた。
産卵箱の赤い暖簾はどうも余り効果はないようだ。
そもそも、どうして赤でないといけないのか?
産卵箱の中は薄暗くないといけないなら確かに黒の方がいいのではないだろうか?
以前読んだ自然養鶏の本には赤がいいと書いていたし、
近所で自然養鶏をしてる人も、よくわからないけど赤がいいと言っていた。
でもあの自然養鶏の本の著者はどうもアナログ人間のように思われる。
各種の色を厳密に比較検証した上で言っているのではなく、
たまたま赤いぼろ布があまっていたので使っただけではないのだろうか?
そしてたまたま具合が良かっただけなのでは・・・
でもひとたび活字になると俄然説得力を帯びてくる。
牛だって赤に興奮すると言われている。きっと鶏だって興奮して卵を生むに違いない!
かくして「暖簾は赤!」が定説になる。そうなると別段この定説を破る必要もなく、
じゃあ赤にしとこうか・・・となる。
もし赤い布でなく水玉模様の布があまっていたら、きっと水玉模様が定説になっていたに違いない。
はは~ん、鶏は水玉模様を見て卵だと思うんだろうな・・・
さらに、この説を深めよう。
「水玉模様の暖簾をかけるのは必ず精気が満ちる満月の夜にすること」
たいていの人は笑い出すだろうが、まじめに受け取る人もいるに違いない。
そして中には、弟子入りしたい!、という人が現れないとも限らない。
というわけで産卵箱の暖簾の色は水玉模様・・・じゃなかった、赤なのですよ。
今日、産卵箱の入り口を10センチくらい板でふさいでみた。
これでもう少し産卵箱で産んでくれるだろうか? もちろん暖簾は赤のままにしている。