ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

有機農業は土作りから~

2005年02月05日 20時05分16秒 | 田舎暮らし
堆肥作りと落ち葉を裏山から取ってきてウドのマルチに投入する。
どうも堆肥やボカシ作りや草マルチのような単純作業がむいているようだ。
日頃ぐうたらしててもこんな作業なら結構マジメにやるから。

土作りは有機農業の基本だ。 硬い痩せた土がすこしづつやわらかく肥えてくるのを見るのは楽しい。
それに冬の寒い日に堆肥やボカシがほかほかと湯気を立てているのを見るのは最高に気分がいい。
暖かくなったら山羊や鶏の糞が混ざった豊かな堆肥を畑にドバッとつぎこもう。

肥料は自前の堆肥とボカシでまかなっている。最初は市販の牛糞や鶏糞を使ったが今では一切使っていない。配合飼料と抗生物質まみれの半ば病気状態の牛や鶏の糞を使って作る野菜が体にいいとはとうてい思えないからだ。そう、有機野菜だから安全? そんなのは迷信だと思う。

農薬も一切使っていない。自然農薬すらも。木酢液も石灰も。虫が野菜を食べる・・・これは当たり前のこと。 ほんのわずかでも虫に食べられてなるものか!、とばかり悪い虫を農薬で退治すると悪い虫を食べるいい虫まで殺してしまう。 少々の歩留まりの悪ささえ気にしなければ何とかなるもの・・・~と書きながら、しょっちゅう虫に悩まされているので~だんだん自信がなくなってくるのだけど・・・
でも、まあ、なんとかなるさ! 歩留まり100%を求めない。 7割でいい。五公五民ならぬ三虫七民。
ところがなんとしばしば九虫一民になることがある。さすがにこれは悲しい。

~毎年毎年同じ作業の繰り返し。でもなんか楽しい。結果は同じじゃないから。
ここに来て4年目。 あんなに石ころだらけの痩せた畑が随分豊かになっきた。 
けど、野菜のできは毎年違う。同じように作っても同じようにできるとは限らない。
そこがおもしろい。 
コメント (2)
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