一日曇天、梅雨日和。
雨は降らなかったので、あふれていた裏の沢も普通に戻った。
でも、一日曇天、梅雨日和。
何にもする気がしなくって、鶏の餌やり以外怠けて過ごした。
鶏は半ば家畜、半ばペット。
採算ベースで考えると、とうてい割には合わない。
スーパーの卵の方が断然お得。
でもやっぱり自分で育てた鶏の卵の方がずっといい!
餌は市販の配合飼料でなく自家配合。
くず米、米ぬか、自家製の無農薬野菜、魚粉、牡蠣殻・・・など。
生産性はとっても悪い!
40羽ほどいるけど、そのうち
雄鶏が7羽ほど(これは卵をうまぬ!)
ヒヨコが9羽ほど(これも卵をうまぬ!)
卵を抱いている鶏が5羽ほど(これも卵をうまぬ!)
そして子育て中の鶏が4羽(これも卵をうまぬ!)
ということは・・・卵を産むのは15羽だけ!
それも毎日産むわけじゃない。
それで毎日10個もない。
それでほとんどは自給用。
でも余ったら野菜の宅配にいれたり、
それに毎週買いに来てくれる人もいる。
それに糞は堆肥にしたりぼかしにしたり、肥料として役に立っている。
それにね、養鶏用に改良された鶏って卵を抱かないのだよ。
ただただひたすら産むだけ産み続けるだけ。
それに市販の卵はほとんどすべて無精卵。
有精卵は生きもの、無精卵は食材。
やっぱり毎日感謝しながら有精卵を頂きたいもの・・・
というわけで我が家の鶏も少しは役に立っている。
このぐうたら百姓を、この農園で何の役にも立っていない、たんなるのん兵衛と思ってるそこの君たち!
君たちのの考えは間違っている。
このぐうたら百姓も、少しは役に立っているんだよ。
少なくとも鶏並みにはね。
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