ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

黒竹、煤竹、焼竹

2020年02月25日 20時51分52秒 | 田舎暮らし
竹細工で好のまねるのは黒竹。
黒い竹を使うととっても味わいがある。
でも残念ながら真竹のような大きな竹がないし節間が短いので使いにくい。
そこで貴重なのが煤竹。
古民家の天井に使われている竹。
囲炉裏の煙にいぶされて、時代の輝きを感じさせられる竹。
でもとっても貴重なので、めったに手に入れることはできないし、とっても高価だ。
そこで焼竹、これならすぐに作れる。
伐った竹をただ焚火で焼けばいい。
すると油がにじり出て、そして黒光りしてくる。
孟宗でなく真竹を炙ると節間の長い黒竹(焼竹)を得ることができる。
そしてこの黒竹を使って今までいろいろ竹細工を作ってきた。
そうそう技術の貧しさをこの黒竹(焼竹)で補おうというせこい魂胆なのだ。
そして今日、久しぶりに焼竹を作った。
鶏の餌を七輪で炊きながら、不要な段ボールや不要な古い竹などを焼きながら、黒竹(焼竹)を作った。
とっても効率的、でも自分的にはの~んびりと、黒竹(焼竹)を作った。
都会暮らしと田舎暮らしとの違い、あるいは会社勤めと自営業との違い、それはきっと自分の時間を自分で使えるかどうかということ。
きっと時間的には都会暮らしの、あるいは会社暮らし人が、田舎暮らし、あるいは自営業の人よりも楽かもしれない。
でもねそこには大きな違いがある。
それは自分の時間を自分で使えるかどうかということ。
自分で使えるのなら、どんなに長い時間でも、どんなに厳しい時間でもさほど苦にならない。

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