ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

2016年07月15日 03時49分48秒 | 鶏の話
今我が家にはいろんな種類の鶏が30羽ほどいる。
卵はがっかりするほど少ない。
でも人工孵化と違って鶏が21日間ほぼ飲まず食わすで抱き続けて、
孵ったときそして親鶏がひよこをかわいがるのを見るととっても感動する。

これはゴトウの雄。
大きくたくましい。でも優しい。
このりっぱな鶏冠がいかにも鶏!って感じがする。

ところで鶏冠を食べたことのある人は少ないかもしれない。
コラーゲン質でよっても美味い、珍味。
酒の肴にお勧めです!





これはボリスブラウン系の雄。
最初に飼ったのがワーレン。
ひよこで雌鶏を10羽、雄鶏が3羽くらいだったかな?
金を出して飼ったのはこの最初だけ。
後は孵したり、もらったりした。
ボリスブラウンは廃鶏を10羽ほどもらった。
廃鶏とはいえまだ1年半くらい、卵も産みが悪くなったというだけでまだまだ産む。
ワーレンもボリスブランも卵用に品種改良されたF1種。
卵を孵しても親と同じ鶏は生まれない。
孵すと親のような茶色だけでなく白いひよこも生まれた。
えっ~~~これって?
そうレグホン。
レグホンは卵用に品種改良されたもので、肉用のブロイラーとともに地鶏の対局。
卵は白い。
それで当時、赤玉系にこだわってたのでがっかりした。

でも今ではそんなにこだわらない。
赤玉も白玉も栄養価は変わらないから。

このボリスブラウン系の鶏もワーレンの血も残っているかもしれない。






その後飼えなくなった鶏などをいろいろ頼まれてもらった。
烏骨鶏、チャボその他品種不明の鶏などを。

これは白ウコッケイと黒ウコッケイの合いの子。
白と黒のまだらのパンダみたいな子を期待してたのだけど、
灰色っぽい、汚いっぽい子が生まれた。
おまけに性格がとっても悪い!
ウコッケイなので卵の産みがとっても悪い。
そして抱いてる鶏の傍で卵を産んで、卵を抱かせる。
卵が孵りそうな頃合いを見て鶏を押しのけ自分で抱きだす。
臆病なくせに自分よりも弱い鶏をいじめ餌を横取りする。
そのうえ近ごろは卵を食べるという悪い癖を覚えた。
雌鶏はさばかないことにしているけど、
この鶏を見るたびに「カシワにしてやるぞ!」と、
毎日思っている。



これは黒ウコッケイ。
一見カラスのようにたくましいけど実はとっても気が弱い。
いつも鶏小屋の隅っこでいじけて暮らしている。
人は見かけによらぬもの。
鶏も見かけによらぬもの。
可愛いというと白ウコッケイの方が可愛いだろうけど、
このいじけて暮らす鶏もとってもかわいい!
猛禽類のような眼をしている他の鶏と違って、
目がとっても優しい。

ところで烏骨鶏はほかの鶏とはずいぶん違ってて、
とっても元始的な性格を残している。
卵は月に1週間くらいしか産まないし、産んだらよく抱く。
骨も肉も黒い。
始祖鳥みたいに足の先までけが生えている。
鶏の遠い遠い先祖はあの獰猛なティラノサウルスの仲間だとか。
ウコッケイを見てると、確かに!と思えてくる。

ところで奥で卵を産んでいるのは白ウコッケイ系の雑種。
純粋の白ウコッケイはいなくなったけどその血は続いている



こちらは青い卵を産むチリ原産のアローカナ。
でもこれは雄。
卵をもらってきて6個抱かせたけどこの雄1羽しか孵らなかった。
いずれ青い卵を産む子供ができないかなぁ~と期待している。



これはピンクの卵を産む品種。
ソニアだったかコーラルだったか・・・
ひよこを2羽もらってきた。
ピンクといっても赤玉と白玉の中間色。
もう大人になってるので、産んでるはず。
これかなぁ~と思える卵があるのできっとそうなのだろう。



こちらはもらってきた卵を孵した。
地鶏だと思うけど品種はよくわからない。



あと雌のチャボが1羽いるけど、オシドリみたいに仲良く暮らしていた雄鶏が死んで、すっかり引きこもりになってしまった。
ほとんど産卵箱に閉じこもっている。
何とか子孫が欲しいなと卵を抱かせらけどみな無精卵だった。
チャボの雄鶏いらない人いませんか~
卵、余ってる人いませんか~~
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