ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

野の花は・・・

2015年11月09日 17時29分10秒 | 雑感
野の花は次々に咲いては散って枯れていく。
せっかくこの世に生まれたのに、あわただしく生き、あわただしく次の草花たちに場所を譲って消えていく。

人の命も同じようなもの。
生まれて生きて、そして次の命のために消えていく。

人生は駅伝のようなもの、バトンを受け取り、走って次の人にバトンを渡す。
それで役割は終わる。

それをまたどこかでこっそりもぐりこんでバトンを受け取って走ろうなんて、ルール違反!
自分だけ抜け駆けして天国や極楽に行こうなんて、それってちょっとさもしくない?
天国や極楽を信じる・・・それって悟りではなく、現世の命の執着じゃない?
本当に悟ったのなら、どうしてまた生きようと思う?
生まれて生きて、それから他の命に場所を譲る。
それで充分じゃない?

どうして未練がましく来世で生きようと思う?
生まれて、生きて、精一杯生きて・・・それで充分じゃない?
精一杯?
いえいえ、何も駆け足で人生を生きろと言ってるのじゃない。
みなそれぞれ、自分なりに充分に満足するほど生きればいい。
もういいや、と言うほど生きればいい。
精一杯駆け足で生きてもいいし、このぐうたら百姓みたいにのほほんと呑んだくれてしょうもなく生きてもいい。
でもみなそれぞれにこの世を全うして生きたらほかに何を望む?
生まれて・・・生きて・・・次の人に道を譲ってあげたら、それだけでいいじゃない。
ほかに何を望む?
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