ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

お通夜

2014年03月04日 20時17分52秒 | 田舎暮らし
田舎暮らししていると結婚式に呼ばれることはないけど、
そのかわり葬式はよくある。
初めの頃は隣保の葬式に出るだけだったけど、
ながく住んでるといろいろと人とのつながりが出来て、
隣保だけでなく村や町の人の葬式に出る機会も多くなった。

葬式に出るたびに思う。
確実に村は人が減っている。
この流れを止めるために、田舎の活性化に何かしたいなと思ってきたけど、
今では思う。それは時代に逆行することではないだろうかと。
この流れをくい止めるのに税金を使うのはまったくの無駄遣いではないか、と。

村興し、町興し、といって人の金を当てにする、税金を当てにする、ボランティアを当てにする・・・
もうそんなこと、そんな乞食みたいなことやめたらどう?
自分たちのことなんだよ。
自分たちの村や町なんだよ。
なんでそれを人を頼りにするの?
自分たちのことは自分たちで活性化しなければいけないんじゃない?

里山って、たまたま自然からお借りしているところだと思う。
必要なくなったら、ありがとうございましたと言って自然にお返ししたらいい。
なんでそれを、地元の人が何の協力もしないのに、他所者が税金を使い、人の無償奉仕を当てにして、他所者が勝手なことするな!と言われながら、この人工的な自然を守る必要があるの?
もっと長い目で見たらそれは金の無駄遣い。
人の金や人の無償奉仕を当てにしない、自分たちの田舎を自分たちの力だけで活性化しようという田舎だけ生き残ったらいい。
日本の田舎の9割はつぶれてもいい。
それが日本のためなんだよ。

・・・なんて通夜の読経の間は暇なのでついついいろんなを考えた。

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2 コメント

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びっくり (norako)
2014-03-05 14:22:09
田舎に越してきて一年半、こんなに集落に車があるのは初めてだという事がありました。

お祭りしても、イベントしてもこんなに大勢の人が集まった事は無いのに・・・という車の数は、お葬式でした。
こちらに引っ越して来て約月に一回ずつ位はお葬式がありますが、まだ一度も出たことはありません。
確実に、人は減っています。

都会では通り魔殺人が横行しているし、田舎にいても、都会にいても、寂しい時代なのでしょうか。

私は、明るく生きたいと思います。
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Unknown (ぐうたら百姓)
2014-03-05 14:56:22
昨日のお通夜、すごく人が多くてびっくりしました。葬儀社の駐車場には車が入りきれない。葬儀場のなかは椅子も田いなくて立ってる人がいっぱいいました。昔はしっそりお通夜をしてたように思いますが、今では葬式よりもお通夜の方が盛況ですね。こちらももっぱらお通夜専門です。
葬式だと昼間がつぶれるのが痛いです。
しかし葬式に出たことないっていいですね、というか不思議です。ここでは、ほとんどの田舎でもきっと同じでしょうが、葬式には絶対に出ないといけないのですよ。
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