ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

田舎暮らし18年!(2)

2020年04月20日 18時25分46秒 | 田舎暮らし
ここは田舎、絶対田舎!
そう、思ってここで田舎暮らしを始めた。
でも地元の人は不思議そうに「なんでこんなところに来たの?ここは中途半端な田舎なのに・・・」
まあ、確かにもうちょっと奥に入ったら真面目な田舎はいっぱいある。
でも住んでみると確かにここは中途半端な田舎だけど、でも、その中途半端が良かったのかもしれない。
なんせ根が中途半端な人間だから・・・

もし「日本の美しい里山100選」・・・みたいなところを見て、
「わぁ~、こんなところに住んで自然農法をしたい!」
なんて思って自然農法をはじめたらどうなるだろう?
畑に草をはやしているとたちまち「草を刈れ!」と怒鳴られて、
挙句の果てに追い出される。

とっても歴史的に由緒のある寺院や祭りのあるところ、
そんなところを、見て「わぁ~、こんなところに住みたい!」
なんて住んだらどうなるだろう?
たちまち「よそ者!」を実感させられる。
3代経たないと仲間に入れてもらえない。
それまではずっとよそ者暮らし。
でも祭りやお宮の改装の時、馬鹿高い寄付金だけは払い続けないといけない。
そんな暮らしを孫の代まで・・・?

その点ここは中途半端な田舎、いい加減な田舎。
アウトドア派には物足りないかもしれないけど、農的暮らしを楽しみたい人や自然農法やパーマカルチャーなんかをしたい人には、こんな中途半端な田舎がおすすめだよ。
この地区では専業農家はほとんどいない。
我が家とあと1~2軒。
後はみんなサラリーマン、なんとか米だけは作ってる家でも田んぼの季節だけの休日農家。
それで休耕田だらけの田畑は荒れ放題、草ぼうぼう!
それで、自然農法で畑を草ぼうぼうにしてても「草を刈れ!」なんて怒鳴りつけられることもない。
(あんたらが自分の田畑を草ぼうぼうにしてるんだからね)
それで田畑を借りてくれたら大喜び!
草刈り代が助かる!
借り賃なんていらないよ、たまに採れた野菜や米をあげるだけでいい。
それに真面目に田舎、気合が入った田舎より、都会に近い方が農業やるなら断然いい。
消費地に野菜を届けることを考えると、そう、消費地から車で1時間以内・・・かな?
でもあまり近すぎると・・・ただで田畑を借りれない!
というわけで、ここはきっと理想的。
大して面白くもないけど、理想的なところ。
それできっと18年も続いたんだろうね・・・
(続く・・・まだまだ続く)
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枝垂れ桜

2020年04月20日 00時10分02秒 | 田舎暮らし
桜の花が終わるころ、
枝垂れ桜が咲きました。
重くて暗い空気の中で、
ちょっぴりほんわか咲きました。




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