ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

独身暮らし

2019年05月28日 18時02分43秒 | 食の話
独身暮らしも今日で終わり。
明日からまた普通の暮らしに戻る。
ストレスいっぱいの暮らしに!?

でもストレスがある方がかえって仕事ができそうだ。
せっかくの独身暮らし、やりたいことをいっぱいメモしてたけど、でもそのほとんどはできなかった。
日頃できない、家族からは馬鹿にされそうなことばかり、こんな時こそやろう!とそんなことをいっぱい箇条書きしてたのだけど、
でも・・・やっぱり・・・
せっかくの独身暮らし、この際の~んびり過ごそうと、ついついぐうたらに過ごしてしまったのだった。

でも掃除はほぼ毎日やった。
洗濯も毎日やった。
今どきの洗濯は楽なものだ、洗濯機がかってにやってくれるのだからね。

食事も、一度だけスーパーの弁当を買ったけど、あとは自炊。
もともと料理は嫌いじゃない。
独身時代、自炊はよくやった。
得意なのは卵料理。
特に卵かけご飯とゆで卵が得意だった。
たまに目玉焼きも作った。

みそ汁は・・・これは苦手。
昔、みそ汁ってお湯に味噌を溶かすだけでいいとばかり思っていた。
ところが飲んでみると、とってもまずかった!
出汁がいるということを知ったのはその大分後だった。
というわけで今でもみそ汁を作るのはとっても苦手。
でも幸いなことに今ではお湯をかけるだけでできる、
それはそれは重宝な種類の味噌汁がいっぱい売られている。
それでみそ汁も今では得意料理の仲間入り。

おかずはというと、定番の納豆か豆腐。
パックから取り出してかき混ぜる、あるいは醤油をかけワサビを付けたら出来上がり
こんな重宝なものはない、毎日ありがたくいただいた。
もちろん、こんな和食だけではない、ほぼ毎日一度は洋食も作った。
といっても洋食と言っても、食パンを焼くだけ、バターをつけるだけ。
おかずは和食と大してかわりない。
でもそれでも洋食にもこだわったのは、日本のことだけではなく、汎世界的な視野に立って、
あの粗野なアメリカの大統領の気持も思いつつ、ここは小麦も食べねばならぬ!
というわけで朝か昼どちらかは洋食、食パン1枚を焼いて食べた。

しかし和食と洋食だけでは物足りない。
ここはたまには中華料理も食べねばならぬ。
といっても別段、中国なんかに気を使う必要なんてさらさらないのだけど、でもまあ、そこはそれおおらかな気持ちになって、中華料理も食べてあげよう!
というわけでときどきはインスタントラーメンも食べた。
お湯を注ぐだけで食べられる、この手軽さにはやっぱり食指が動く。
しかし和食と洋食と中華料理だけでいいのか?
という疑問がわいてくる。
ここは今後の日本にとってもっとも重要な国インド。
そうインド料理も食べなければ!
というわけでインスタントカレーも食べた。
これは前もってご飯も用意しておかねばならない、という手間はかかるけど、食事としても満足度はインスタントラーメンよりもはるかに勝っている。

というわけでわずかな独身時代、食のバランスにも十分に気をつけつつ、世界の政治経済情勢にも気を使いつつ過ごした。
傍目には惨め、貧しい、情けない、そんな食生活。
でも自分的にはとっても豊かな食生活。
ただ残念ながらこれでもまだまだ不十分。
雨にも負けず・・・本当はそんな食生活をしたかったのだ。
ご飯は玄米。
おかずは味噌。
花ガツオをのせて醤油をかけて食べる。
これに塩からとか、ノリ佃煮とか、明太子とか、そして酒!もうこれで充分。
こんな暮らしを、せめてこのわずかな独身時代にしたかったのだけど・・・
その夢ももう終わってしまう。
そうそうホルモン焼きも食べたかったな。
大阪の鶴崎のあの雰囲気!
こんな下賤な(?)料理、我が家ではでないからね。
ともあれホルモン焼きはいつになるか、いつか食べよう・・・それを期待しつつ、
次なる独身暮らしを期待しつつ。
今日でつかの間の楽しみは終わるのでありました。
コメント
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