ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

養蜂者~イソップ寓話集から

2016年04月06日 06時46分49秒 | 本の中から
ある人が養蜂家の家に入ると誰もいない。
それで巣箱と蜜を盗んでいった。
さて養蜂家が帰ると、蜂たちは針で刺した。
養蜂家が嘆いていうことに、
「ひどい奴らだ、盗んでいった盗んでいった人をとがめないで育てて心配してる私をさすのだから」

この話、イソップは教訓として、人間の中にも無知のために敵を警戒しないで見方を裏切り者と排斥する人がいると締めくくっている。
でも蜜蜂としては同じようなものではないだろうか。
泥棒はたまたま盗んだだけ。
でも養蜂家は意図的に蜜を盗むいわば確信犯。
どっちもどっちというところだろう。
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敵同士~イソップ寓話集から

2016年04月06日 06時32分30秒 | 本の中から
ある敵同士同じ船に乗って一つの同じ船に乗って航海していた。
一人は艫(とも)に一人は舳(へさき)に。
ところが嵐が起き船は沈みそうになった。
艫の男はかじ取りに聞いた。
「艫と舳と、どちらがの方が先に沈みますか?」
かじ取りが「舳が先に沈むでしょう」と答えたので大いに喜んだ・
敵が先に苦しむのを見れると。

この話をイソップは多くの人は敵が目の前で悪いことに会うのを見さえすれば自分の損害なんかちっとも気にしないものだ。
と締めくくっているが、たしかにもっとも。
イソップの教訓には首を傾げるものが多いけど、(たとえ否定的に締めくくってても)これは納得。
うんうん、敵が苦しむのを見るのは楽しい!

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