ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

写経

2015年01月17日 22時12分12秒 | 雑感
写経を始めた。
といっても、悔い改めて信仰心に目覚めたわけではない。
世をはかなんで隠遁生活をしようと、思ったわけでもない。
たまたま100均で見た写経の練習帳を見て、やってみようと思ったのだ。
というのも陶芸を始めてつくづく思ったのは、
書ができたらなぁ・・・
絵が描けたらなぁ・・・
ということ。
絵のほうは昔、昔・・・ちょっとだけ油絵をやったことがある。
そして自分の才能のなさにあきれ果ててすぐにやめてしまった。
今だったらもう少しましな絵が描けそうな気がするのだけど、
でもまあ今更・・・
なんせ想像力は旺盛だけど創造力はまったくない人間だった。

書のほうはというと、習字がまったく苦手な子だった。
塾には何度も通ったけど、お手本通りに書くのがいやでいやで仕方がなかった。
それでまったく身につかなかった。
そのうち速記みたいに早くかけたらいいなぁ…と思った。
それで早く書く工夫をした。
会話をそのまま書けるようになった。
でもその文字は8割がたは自分でも読めなかった。
さすがにそんなあほなことはすぐにやめてしまったけど、
速記みたいな文字を書く癖は残り、
今でも自分で書いた文字が自分で読めないということがよくある。
(もしそのまま続けてたら自分なりの速記ができてたかもしれないなぁ・・・)

というわけで悪筆だけが残った。
今でも自分よりも字が下手な人にあったことがない。
というわけで陶芸を始めてつくづく思った。
書が書けたらなぁ・・・と。
それも習字のような字でなくもっと崩した字。
崩した字なら書けそうな気がするけど、
デッサン力がない絵が詰まらないように、
習字力がない書はきっとつまらないだろう。
それでたまたま見かけた写経の練習帳で字の練習をしようと思った。
さて・・・これで少しはまともな字が書けるようになるかな?
コメント
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