ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

喪中のはがき

2014年11月24日 09時07分24秒 | 田舎暮らし
 ぽつぽつと
 喪中舞い込む
 年の暮れ。

今年も喪中のはがきが舞い込む季節になった。
そして自分よりも若い人がちらほら目に付くようになってきた。
もうそんな年になったのかなぁ・・・
精神よりも肉体の方が衰えが早いのだろう。
自分ではそんなに年だと思ったことはないけど、
傍から見るともういい年なのだろうな。

人の成長は、死を怖がり、死に慣れ、最後は死とお友達になる・・・ことだと思ってきた。
でもやっぱり死とお友達になることは出来ない。
死はヘビみたいなもの。
誰でもヘビを怖がる。
でもしょちゅうヘビを見てるうちに次第にヘビに慣れてくる。
でも最後までヘビを好きになることはない。
死もそのようなもの。
いくら悟った人だって、死が近づくと動揺する。

高僧といわれて多くの人たちから尊敬されていた人がいた。
あるときその人が不治の病になった。
医者は本人に告知すべきか迷ったけど、この人なら大丈夫だろうと思い切って告知したのだった。
するとこの高僧はそれを聞くとたちまち慌てふためき意気消沈しすぐにぽっくり死んでしまった、という。

かくも死とお友達になるのは難しい。
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かわいそうな県(6)

2014年11月24日 09時02分48秒 | 雑感
かわいそうな県

四国・・・4県みな可愛そうに思えてくる。
日本の歴史から除け者にされている・・・というか、
いてもいなくてもどうでもいい・・・というか
見事に歴史の主流から外れている。

それに県の位置や県庁所在地を間違える人も多い。
香川は?・・・・え~と・・・高松?・・・と自信無げに答える。
愛媛は?・・・う~ん・・・そのう・・・松山??
それでは徳島は?
徳島・・・う~ん・・・なんだったかな?
そして周りを見回し・・・小さな声で・・・徳島???
香川も愛媛も県庁所在地が県の名前と違うので、徳島もなんか違っているように錯覚する。
でも徳島は徳島だ。
徳島といえば阿波踊り。
でも他に何かあったかな?
そうそうあった、あの青色ダイオードの研究でノーベル賞をもらったら人がいたとこ。
そして怒って出て行ったあの会社があるところ。
他に何か・・・?
あったあった、ワープロソフト一太郎と日本語変換システムATOKで有名だった会社が。
今どうしているんだろうな。
誰も一太郎やATOK使わなくなったね。
ミクシィがフェイスブックという外圧に負けてしまったように、
マイクロソフトの外圧にすっかり負けてしまったようだ。
日本の市場だけしか見てない会社は黒舟に弱い。
日本の会社の宿命だろう。
というわけで徳島といえば阿波踊りだけ・・・
でも、踊る阿呆に見る阿呆・・・とばかり年中踊ってばかりいるわけにもいかない。
他になにか・・・
観光地といえば・・・大歩危・小歩危。
そう徳島は「あほ」と「ぼけ」でもっている県。
これはかなりかわいそう。

隣の香川県はというと・・・
うどん!
他に何か・・・?
う~ん。
うどんだけではかなり辛い。
面積も確か日本で一番狭かったんじゃないかな・・・
そうそう金比羅山がある。
でもね・・・それだけじゃぁ・・・
栗林公園?・・・う~ん他に何か・・・
やっぱり・・・かわいそう!!

隣の愛媛は?
ミカンしかない!かわいそう!!
といいたいところだけど、
松山には何か惹かれる。
正岡子規、秋山兄弟・・・「坂の上の雲」の舞台となったところ。
それに漱石の「ぼっちゃん」の舞台でもある。
松山には独特の文化がある・・・ような気がする。
文化を感じるところは、松江や金沢もそうだけど、かわいそうという気はしない。
松山城の風情も捨てがたい。
というわけで愛媛はかわいそうな県の仲間からははずすことにしよう。

最後に高知県。
ここまで来るともうかわいそうな県と言うよりもかわいい県。
その先は何もない、太平洋しかない。
そこでみんな海を見ながら健気に生きている。
竜馬が逃げ出していったというマイナス評価はあるにしても、
新鮮な魚、とりわけカツオのたたきと言うプラス評価にはかえがたい。
というわけで高知もかわいそうな県の仲間には入れてあげない。
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