ぽつぽつと
喪中舞い込む
年の暮れ。
今年も喪中のはがきが舞い込む季節になった。
そして自分よりも若い人がちらほら目に付くようになってきた。
もうそんな年になったのかなぁ・・・
精神よりも肉体の方が衰えが早いのだろう。
自分ではそんなに年だと思ったことはないけど、
傍から見るともういい年なのだろうな。
人の成長は、死を怖がり、死に慣れ、最後は死とお友達になる・・・ことだと思ってきた。
でもやっぱり死とお友達になることは出来ない。
死はヘビみたいなもの。
誰でもヘビを怖がる。
でもしょちゅうヘビを見てるうちに次第にヘビに慣れてくる。
でも最後までヘビを好きになることはない。
死もそのようなもの。
いくら悟った人だって、死が近づくと動揺する。
高僧といわれて多くの人たちから尊敬されていた人がいた。
あるときその人が不治の病になった。
医者は本人に告知すべきか迷ったけど、この人なら大丈夫だろうと思い切って告知したのだった。
するとこの高僧はそれを聞くとたちまち慌てふためき意気消沈しすぐにぽっくり死んでしまった、という。
かくも死とお友達になるのは難しい。
喪中舞い込む
年の暮れ。
今年も喪中のはがきが舞い込む季節になった。
そして自分よりも若い人がちらほら目に付くようになってきた。
もうそんな年になったのかなぁ・・・
精神よりも肉体の方が衰えが早いのだろう。
自分ではそんなに年だと思ったことはないけど、
傍から見るともういい年なのだろうな。
人の成長は、死を怖がり、死に慣れ、最後は死とお友達になる・・・ことだと思ってきた。
でもやっぱり死とお友達になることは出来ない。
死はヘビみたいなもの。
誰でもヘビを怖がる。
でもしょちゅうヘビを見てるうちに次第にヘビに慣れてくる。
でも最後までヘビを好きになることはない。
死もそのようなもの。
いくら悟った人だって、死が近づくと動揺する。
高僧といわれて多くの人たちから尊敬されていた人がいた。
あるときその人が不治の病になった。
医者は本人に告知すべきか迷ったけど、この人なら大丈夫だろうと思い切って告知したのだった。
するとこの高僧はそれを聞くとたちまち慌てふためき意気消沈しすぐにぽっくり死んでしまった、という。
かくも死とお友達になるのは難しい。