ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

オフ会(2)

2009年05月27日 13時38分20秒 | 山羊の話
山道を登りようやくたどり着いた、そこは別世界。
馬が3頭それにミニ豚や山羊がたくさん。
山羊飼いには何もいらない。山羊さえ与えておけば。
ミニ豚飼いには何もいらない。ミニ豚さえ与えておけば。
というわけで、山羊や豚を囲み時間はすぐに過ぎていく。

しかしここでもやっぱりミニヤギ「バッキー」がみんなの注目を集めた。バッキーだけでなくほかに「空」と「海」というミニヤギも。
そして初めて見た。山羊のお手を!
犬と同じように普通にお手をする。
これが同じ動物なのだろうか?
これが同じ山羊飼いなのだろうか?
どうやら山羊飼いには3種類いるらしい。
・家畜山羊~ミルクや草取り目的に主に雌山羊を飼う。
・ペット山羊~ハイジ世代。雌山羊か去勢雄山羊をペットとして山羊小屋で飼う。
・お座敷山羊~家の中で去勢ミニ山羊を飼う。
この最初の2つは「全国山羊ネットワーク」や「山羊サミット」などでおなじみだけど、お座敷山羊だけは想像を超えている。
犬と同じような飼い方で山羊を飼い、お手だけでなく排泄の訓練も出来てるという。
それに2歳だというのにビックリするくらい小さい。
これなら室内で飼うことも可能だろう。
でもどうして?
といいたくなる。
こんな飼い方なら犬を飼えばいいじゃない。
それがどうして山羊?

「バッキー」も「空」と「海」もとってもおとなしい。
すっかり野生を失っているように見える。
「バッキー」は寒いからというので毛布に包まれ飼い主に抱っこされていた。
山羊は寒さに強く真冬に吹きっさらしの小屋の中でも元気に暮らしていけるはずでは・・・?
それに2歳なのに産まれて1ヶ月程度の大きさ。
今までの山羊の常識が覆った。
「バッキー」だけだったら「きっと奇形だろう」で済ませるところだけど、
「海」と「空」もまた「バッキー」よりは大きいとはいえ、産まれて1年にしてはビックリするほど小さかった。



ペットのミニヤギは、たいてい去勢雄山羊だそうだ。
それだと発情のけたたましい鳴き声におびえることもなく飼うことが出来る。
しかし雄山羊なのにどうしてこんなに小さいのだろう?
近親交雑を繰り返すと小さくなる・・・ということを聞いたのだけど、そういうことなのだろうか。

でもやっぱり古い世代の山羊飼いとしては、山羊は頑固でアホで無芸大食で人懐っこいのにそれでいていつまでも野生を失わない、
そんな動物であって欲しいと思う。
そんな飼い方をするのなら、犬を飼えばいいじゃない・・・、といいたくもなる。
コメント (3)
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