ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

タラの木

2009年04月17日 06時17分37秒 | 田舎暮らし
今、山菜真っ盛り。
我が家の今どきの山菜というと、タラ、ウド、フキ、そいしてタケノコ。
というわけで昨日タラの芽を取った後の木を切った。
節ごとに小さく切って水につけておく。
すると不思議なことにそれぞれに芽が出てくる。

これはタラの木にとってはまったく迷惑な話で
せっかく出した芽を切り取られた挙句、
木までもばらばらに切られてしまう。
棘で抵抗をしようとするけど無駄なこと。
こうして切り刻まれて水責めに会う。
やがて芽が出てくる。
その芽をとって天婦羅にして食べる。
普通だと一本の木にひとつの芽しか出てこないけど、こうするとたくさん芽を食べることが出来る。
水につけてた木を土にさすと根付くかなぁ・・・と思ってさしてみたけどこれはだめだった。

木を切るのは他にも意味がある。
タラの木の成長は早くてほっといたらどんどん高くなり手に負えなくなる。
それで毎年切ってあまり高くならないようにする。
それだけではない。
木を切ると回りに、あっちにもこっちにも新しい芽が出てくるのでタラの木を増やすことが出来る。
こうやって最初5本植えたのに今では100本に増えて、家族からすっかり迷惑がられている。
もう増やさないでよ!
どこかに移植して!
タラの木はすっかり邪魔者にしまった。
確かに今の新芽の時期以外はまったく何の役にも立たない。
それでそのうちどこか目立たないところに移そうと思っている。
コメント
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