ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

日本酒

2009年02月20日 06時53分42秒 | 酒の話
スーパーに行くと自然と足は引き寄せられるように酒の売り場に向かう。
磁石のS極がN極を吸い付けるように、酒(S)がのん兵衛(N)を吸い付ける。
そして酒の売り場につくとしばらく離れられなくなる。

酒が並んでいるの見るのは楽しい。
とりわけ高級な日本酒を見るのは楽しい。
たとえ「ここはあんたみたいな人の来るところじゃないよ」と冷たくあしらわれても、
手に取り、ラベルを読み、うんそうかそうか、と一人で納得して、飲んだ気になって、棚に戻す。

しかし残念なことに最近どこも日本酒の棚が少なくなり、隅っこに追いやられて、その分焼酎が幅をきかせている。
昔は焼酎は労働者の酒で日陰者の身だった。
買うのさえもはばかれるようなところがあった。
でも今では酒のコーナーといえば焼酎。
逆に日本酒のほうが日陰者になりつつある。
これはとっても残念なことで、焼酎もたしかにいいのだけど、酒の旨みを楽しむならやっぱり日本酒。
味は豊かで奥が深い。
みんなもっと日本酒を、とりわけ地酒を飲んでほしい。
地産地消をいうのなら地元の日本酒を呑んでほしい。
酒米を作っている農家のためにもね。
コメント (2)
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