ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

防災訓練

2007年07月02日 01時57分26秒 | 田舎暮らし
大規模な防災訓練が近くの小学校で行われた。
隣保での火災訓練は2年に一回くらいは行われているけど、地区全体で行われる大規模なものはここに来て始めてだった。
消化訓練だけでなく、煙の部屋の体験、地震体験、救急の時の手当ての方法、土嚢積みの体験などが行われた。そして最後は炊き出しのカレーを食べて帰ってきた。
土嚢積みは参考になった。三段積み工法というのをしたのだけど、なかなか頑丈そうだ。あれを使って沢に池を作れそうだなと思った。

自分の住んでるところは自分たちで守らないといけないという意識は、田舎の人はわりと持っている。本当はこんな訓練は都会の人にもっと必要なのだけどね。
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たつの学入門講座

2007年07月02日 01時40分54秒 | ニュースの中から
歴史講座「たつの学入門講座」に行った。これは市の職員がたつのの歴史を紹介するというもので、こんなもの受ける人ってほとんどいないだろうなと思っていたら、たくさん受けてたのでびっくりした。それにほとんど年寄りの人だった。知った人はいなかった。みんな歴史おたくなのだろうか、熱心に聴いていた。い眠りする人は、このぐうたら百姓を含め数人しかいなかった。でも話はなかなか面白いものだった。
今回は初回で、「武士の品格」。
かねてからの疑問が少し解消された・・・ような気がする。

それは国として最低しないといけないこと、それは国民の生命と財産を守ること。それが出来ない国は国民から見放されて滅ぶほかはない。
ところが戦国時代の城攻めのとき、テレビドラマで見る限り城の中に百姓たちがいない。武士は百姓を守らないで自分たちだけ守っている。百姓たちはどこに行ったのだろう?自分たちだけで山奥に隠れているのだろうか?これでは百姓たちは離反するだろう。それともお互いに百姓たちには手を出さないという紳士協定でもあったのだろうか?それは信じがたい。
百姓は年貢を納め、その代わり武士は百姓を守る。というのが常識的な見方だろう。単に百姓から収奪するだけでは国として成り立たない。
そしてそのために山城があったというのだ。
地域のちょっと目立つ山はたいてい昔の山城の跡。全国どこに行ってもおびただしい数の山城の跡がある。どうしてこんなに城が必要だったのだろうか?それはどうやら百姓たちをかくまう場所だったという。
・・・これで納得は出来るのだ。テレビの歴史ドラマはちょっと違うのでは?

「たつの学入門講座」はこれから9月まで月に1~2度開かれる。
コメント (3)
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