不思議なことに普通の緑茶は一般の家庭ではまだインスタントは普及していない。
相変わらず急須にお茶の葉を入れてお茶をだす。紅茶はほとんどの家庭がパック入りを使うのに、どうしてお茶は普及しないのだろう。
茶殻の後始末がとても面倒なのに・・・。
それに湯飲みにお茶の葉が入ってもみんななんとも思わない。
もしコーヒーにコーヒー柄が入ったらきっとたいていの人がいやな顔をすることだろう。
幕末から明治にかけて、多くの外国人が日本にやってきた。オブローモフの作者、ゴンチャロフも幕末、プーチャーチンの一行とともに長崎にやって来た。
そのとき奉行所で食事を接待されたとき、まずお茶が出た。その茶碗にお茶の葉が入っているのを見て、「茶の国ともあろうものが、なんという野蛮さだ!」と嘆いた。
さらに飲んでみて「とてもいい香りだった。しかし砂糖が入っていなかった!」という感想も書いている。
もともと本場ほどいいかげんな入れ方をするようだ。コーヒーはアラビアではあまり漉さないのでコーヒー柄が混じっているという。
ヨーロッパでは日本よりもコーヒー飲料の歴史が古いので、家庭では日本のお茶と同じように出がらしになったコーヒーでも飲むという。
一方、茶やコーヒーが貴重なところでは丁寧に飲む。かってイギリスでは茶が貴重だったので、発酵した茶も捨てるのが惜しくて飲んだら紅茶になったという。
日本で茶道が発達したのも、中国から来てまだあまり日がたってなくて貴重だったからけち臭く飲んだからではないだろうか?
抹茶こそインスタント茶だと思うし、もっとみんなあんなに仰々しく飲まないで、気楽に飲めばいいのにと思うのだけど・・・
相変わらず急須にお茶の葉を入れてお茶をだす。紅茶はほとんどの家庭がパック入りを使うのに、どうしてお茶は普及しないのだろう。
茶殻の後始末がとても面倒なのに・・・。
それに湯飲みにお茶の葉が入ってもみんななんとも思わない。
もしコーヒーにコーヒー柄が入ったらきっとたいていの人がいやな顔をすることだろう。
幕末から明治にかけて、多くの外国人が日本にやってきた。オブローモフの作者、ゴンチャロフも幕末、プーチャーチンの一行とともに長崎にやって来た。
そのとき奉行所で食事を接待されたとき、まずお茶が出た。その茶碗にお茶の葉が入っているのを見て、「茶の国ともあろうものが、なんという野蛮さだ!」と嘆いた。
さらに飲んでみて「とてもいい香りだった。しかし砂糖が入っていなかった!」という感想も書いている。
もともと本場ほどいいかげんな入れ方をするようだ。コーヒーはアラビアではあまり漉さないのでコーヒー柄が混じっているという。
ヨーロッパでは日本よりもコーヒー飲料の歴史が古いので、家庭では日本のお茶と同じように出がらしになったコーヒーでも飲むという。
一方、茶やコーヒーが貴重なところでは丁寧に飲む。かってイギリスでは茶が貴重だったので、発酵した茶も捨てるのが惜しくて飲んだら紅茶になったという。
日本で茶道が発達したのも、中国から来てまだあまり日がたってなくて貴重だったからけち臭く飲んだからではないだろうか?
抹茶こそインスタント茶だと思うし、もっとみんなあんなに仰々しく飲まないで、気楽に飲めばいいのにと思うのだけど・・・