ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

だるまストーブ

2007年01月22日 11時18分56秒 | 田舎暮らし
だるまストーブを使ってみた感想。
悪い点。
1.毎日山から薪を採ってきて、ノコギリでしこしこ切るので時間をとられる。
2.しょっちゅう煙突掃除をしないといけない。
3.家の中がくすぶる。
4.煤や灰が飛び散る。
5.ちょっと油断するとすぐ消えるので、しょっちゅう薪をくべないといけない。
6.暖かくなるのに時間がかかるのでやっぱり石油ファンヒータの助けが要る。
7.火がつくまでに時間と手間がかかる。

良い点。
1.毎日山から薪を採って来るので、里山がきれいになり、良い運動にもなる。
2.灰は畑に撒くので、畑も肥える。
3.お湯はいつも沸いているし、煮物料理もできるので、ガス代が助かる。
4.灯油代も少なくてすむ。
5.灯油と違って匂いが気にならない(完全燃焼しているときは匂いはしない)
6.石油ストーブの下品な暖かさでなく、とろとろと、ほんわりとした暖かさがいい。
7.なにより火を見ていると気持ちが安らぐ。

というわけで、功罪半ば。一般の家庭では使うのは無理ではないだろうか?
やっぱり土間のある古民家向けだと思う。室内に置くのは掃除が大変。
少々煤や灰が出ても気にならない土間が良い。
それにいかにも貧乏くさいところが古民家に向いている。
普通の家だったらやっぱり高級な薪ストーブかな・・・。
また、時間に余裕のない人はやっぱりやめたほうが良い。
のんびりくつろいで薪をくべる心の余裕がないとね。

今は時間はあるので、薪とりも、火をつけるのも、薪をくべるのも、そんなに苦にはならない。
というよりも楽しい作業でもある。
たしかに薪つくりは結構大変だけど、一年かけてのんびりやったら、それほどでもないかもしれない。
それに山から採ってきたての薪はやっぱりくすぶっていけないので、時間をかけて乾燥させないとね。

というわけでだるまストーブ一年目。
まだ生活必需品というよりは半ば趣味的に使っている。
家に近づくにつれて、煙突から煙が立ち上り、玄関を開けると、とっても暖かいので、家に帰って来てよかった、という気持ちになれるのが最大の収穫かもしれない。
コメント
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