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ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

久しぶりに・・・

2015年09月21日 20時38分24秒 | 山羊の話
昨日、久しぶりに山羊たちに会いに行った。
もうすっかり忘れられてしまったんじゃないかなぁ~
・・・なんて恐る恐るいったら。、
みんな覚えてくれていた!
お土産の枇杷の葉がきいたのかな?
「あんた誰?」
みたいな冷たい目にあうこともなく、
ユキの頭突きに会うこともなく、
普通に向かえてくれた。

今まで以上にかわいがってくれているので、
きっとここはとっても居心地がいいのだろうね。
でも、これからも時々来るので忘れないでほしいな。

山羊たち

2015年08月25日 07時48分59秒 | 山羊の話
山羊たちどうしているかなぁ・・・?
それで見に行った。
隣の町、ここから30分のところ。



県道沿いに山羊が2匹。
ユキとミドリが繋がれていた。



ユキは顔を見るとめ~め~と鳴きだした。
覚えてたんだね!
・・・当たり前か、まだ別れてから数日しかたっていない。



これはミドリ。
あいかわらずなつかない子だね。

山羊を見てたら近所の人が草を持ってきた。
ここでは野菜とか芋蔓とか周りの人がいっぱい持ってきてくれるので、
冬でもあまり餌の心配はいらないそうだ。

ところでここの隣に「マヤ」~アジアン・エステニック料理店~がある。

シェフは話好きなネパール人。
人気の店で、2~3度行ったことがある。
食べに行ったらついでに近くを見てくださいね。
たいてい北隣で山羊が草を食べています!



ねねとミドリは少し離れたところにいた。
小学校の近くで子供たちがよく見に来るらしい。



ねねは山羊よりも人が好き。
誰でにもすぐになつく。

大工さんに頼んで急遽作った柵の中にいた。
なるほどこんなに簡単にできるんだね。
ただユキだったらすぐに壊してしまいそう。
ミドリだったら飛び越えて脱走しそう。



カモメは柵の外にいた。
のほほんと草を食べていた。
やさしい子なのであまり感情をださないけど、ちょと寂しそう。

なお、もらわれていったところは「遠藤農園」
ここのブログに山羊たちのこと載せていました。

エンドー農園萌子の萌え日記★



別れ(2)

2015年08月23日 11時07分28秒 | 山羊の話
昨日は残りの山羊たちとの別れ。
これで山羊がいなくなった。

これはミドリ。 



とっても敏捷でよく脱走した。
小柄できっと誰からもかわいがられるだろうな・・・
でも我が家ではとっても厄介な奴で、
脱走して野菜を食べいつもこちらが家族から責められた。


これはねね。
とっても人懐っこくておとなしい。



ちゃちゃという双子の姉妹がいた。
ちゃちゃはやんちゃな子、ねねはおっとりしていた。
でもちゃちゃはすぐに死にねねだけが長生きした。
ねねはいじめらっれこでしょちゅう母親の不良山羊ユキにいじめられた。
そして足も歪み、角もゆがんだ。
妊娠中にもいじめられて流産して不妊山羊になった。
不憫な子なので
きっと一番手をかけたかな・・・

昨日で山羊たちがいなくなった。
今、寂しいけどほっともしている。
次また山羊を飼うことはあるのだろうか?

別れ(1)

2015年08月21日 16時06分03秒 | 山羊の話
山羊たちとの別れ。
昨日はまず2頭引、ユキとカモメを引き取りに来た。
明日か明後日はねねとミドリ。
やっぱりちょっと寂しいね。


これは不良山羊のユキ。



最初からいるのでやっぱり一番かわいい。
いたずらっぽい目がいい。

これはカモメ。



やさしいけど力は最強。
ユキも負ける。
このカモメは種付けして、来年乳しぼりの間借りることにしている。
だからまた会えるけどね。

お別れ~山羊たち

2015年08月10日 18時52分59秒 | 山羊の話

田舎暮らしの必須アイテム、
それは古民家、段々畑、そして山羊と鶏。
山羊と鶏がいなければ田舎じゃない!
そう思って暮らした田舎暮らし14年。
山羊との暮らしは12年。
その山羊たちの暮らしが間もなく終わる。

山羊を飼うのってとっても体力いる。
今、4頭の山羊と暮らしている。
4つ足動物の踏ん張る力ってすごいよ!!
柵の中だけで飼うにはいいのだけど
柵の外に出すとき・・・これは大変!
たちまち山羊との綱引きがはじまる。
山羊はものすごく頑固で必ず引っ張る反対側に行こうとする。
今はなんとかヤギに勝ってるけど、
1年後2年後にはどうなるかわからない。
そのうえものすごい食欲。
獰猛な、暴力的なまでの食欲。
いったいいつまでこの食欲をみたすことができるのだろうか?

それで今度の入院を機に山羊飼いをやめようかなぁ・・・と思った。
幸い近くで4頭全部引き受けてくれるという、奇特な、無謀な(?)、人が現れたので、
みな飼ってもらうことにした。

とうわけで山羊とのお別れ・・・
一番古い山羊で12年、一緒に暮らした。
皆思い出いっぱい!
その山羊たちとのお別れ。

この山羊たちの話、ホームページにいっぱい書いている。
もし気が向いたら、
とっても暇だったら、
この山羊たちの話、
見てくださいね

「山羊の話」
http://www2.odn.ne.jp/migita/yagi/yagi.htm

山羊いらず

2015年07月11日 17時55分20秒 | 山羊の話
今の時期草ぼうぼうの我が家では草刈機(愛称:山羊いらず)がフル稼働。
そして刈った草を山羊にやる。
きっと山羊を飼ってない人は不思議に思うだろう。
山羊に刈らせたらいいのに・・・
でもでもとうてい山羊では追いつかない。
(この役立たず!)
それに草刈は山羊より草刈機のほうがずっと手っ取り早い。
というわけで、刈った草を山羊にやり、
山羊はのほほんと柵の中でそれを食べるだけ。
まあ普通の山羊飼い暮らしを続けている。

山羊の会(13)

2015年06月28日 16時32分40秒 | 山羊の話


さて山羊の会の最後はメイちゃん農場。
オーナーは海岸のそばで山羊を飼ってヤギミルクで作ったケーキや石鹸を道の駅などで販売している。
確かはじめてまだ1年くらい。
なんか応援してあげたくなる。



山羊というと山というイメージがあるけど海のそばで飼うととってもいいらしい。
海風で育った草を食べるのがいいらしい。
そのせいかミルク飲んだけど山羊臭はなくとっても飲みやすかった。



ここには広い草場に5~6頭、ロープでつないでいた。
5~6頭とはいえ、こんな飼い方、大変だろうな。
毎日山羊を1頭ずつ連れ出しロープでつなぐ。
たいてい山羊は逆らって素直に言うことを聞かない。
いつもこちらがつなぎたいところの逆に行こうとする。
晴れの日は、特に夏は熱中症が気になる。
曇りの日はいつ雨が降ってくるか気が気でない。
山羊は雨をとっても嫌うから。
やっぱり手間はかかっても柵を作り、雨が降ったら自由に小屋に帰れるようにした方がいいだろうな。



空にはエンジン付きのハングライダーがのんびり飛んでいた。

さてお土産にここのチーズケーキを買って、
この旅も終わり。

そして現地で解散して、再びSさんに乗せてもらって家路へと・・・
でもなんか忘れているような・・・
あっ、いかん!!
スタッフの人たちを置きっぱなしでさっさと帰ってきてしまった。
気付いた時はもう高速道路に入っていた。
あ~あ、最後までみんなを見送らないといけなかったのに。
そしてスタッフの人たちにお礼を言わないといけなかったのに。
スタッフの人たちよくやってくれたのになぁ・・・
でも唯一の欠点は人を見る目がないということ。
こちらが会長にふさわしい人間かどうか・・・
そこらへんの見極めがまだまだかなぁ・・・
(ごめんなさい!!)

山羊の会(12)

2015年06月27日 19時28分53秒 | 山羊の話
朝食もバイキング。
でも朝、それに二日酔い。
さすがに、そんなに食べれないよね・・・食べたけど。
呑みほうだいコースは・・・なかった。

さて次に行ったの大山トム・ソーヤ牧場。



「トム・ソーヤ」というので、フィールドアスレチックとか川遊びができる施設を想像してたけど、普通のふれあい牧場、というかふれ合い園だった。
でも山羊も羊もそのほかの動物もいっぱいいて充分楽しめた。



この山羊さえいたら大満足のメンバー、
当然のようにまずは山羊にご挨拶。
この柵の中には10匹くらいのヤギだけでなく、同じくらいの羊もいた。
おとなしい羊、わがままな山羊。
羊よりも小さい山羊でも羊を追い払って干し草を食べていた。



従順な羊よりも自分勝手な山羊。
人になれない山羊よりも人懐っこい山羊。
羊と山羊と一緒にいるところを見るとその違いがよくわかる。
最近家の中で飼う「お座敷山羊」が流行っている。
でも「お座敷羊」って聞いたことない。
結局山羊の魅力って、人懐っこくあほなところなのだろう。







次はミニ豚。



このだらしなく寝そべってる姿が大好き!!
まるで自分を鏡で見てるよう。
そうそう、そっくりだよね。



それからアルパカ。



この素朴な癒し系の顔。
誰だって写真を撮りたくなるよね。



他にもいろんな癒し系も動物がいた。
それで
満足してここを出たのだった。

山羊の会(11)

2015年06月26日 18時50分49秒 | 山羊の話


さて翌朝。
5時頃目が覚めた。
もう外は薄明るい。
それでさっそくいつもの癖で一人で散歩に行く。
昨日の残りのビールを2本もって・・・



ここには尾高城という中世の城があったらしい。
宿泊施設の横に「杉原盛重住居跡」という碑が建っていた。
杉原盛重のいう人が城主だったとか。
そういえばここら辺はもともとは尼子氏の領地だったところ。
それを毛利に奪われた・・・そんなころの城だったんだなぁ。

碑のそばに変わった木が生えていた。
ユーカリらしい。
コアラいないかなぁ・・・
もちろんいるわけないか!



古い城跡特有の墓、あるいは慰霊碑があちこちあった。
その中で場違いな二宮金次郎の像。
昔ここには小学校があったらしい。
その時の金次郎の像。
昔は小学校にはどこにもいた金次郎。
それがどうして今はなくなったのだろう?
貧しい家に生まれ苦学して、農家のために尽くした。
そのどこがいけないのか?
金次郎の像がほぼすべて撤去された。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
戦前の教育すべてが憎い。
その偏狭な教育者がどれほど日本人の心を卑しめてきたか。

・・・なんてことよりここはまずはビール!ごくごくごく・・・



ふと見るとオモト(?)がきれいだったので、写真。



城の案内が立っていた。
それをみて初めて気づいた。
あっ、ここだったのか!!
山中鹿之助が便所から脱出したという有名な城は!!
このエピソードのために山中鹿之助というとついつい糞便混じりの汚らしい姿を想像してしまう。
いかに決死の脱走とはいえもう少し逃げ際はきれいでありたい。



しかしこの城、山の上の中世の城のようないかにも堅固な城と違って、屋敷の周りの防備を固めただけの城という感じ。
北側は丘の上でそれなりに防備はできただろうけど南は大山のふもと、そのまま地面が続いている。(この写真)
もちろん土塁や空堀などは作っただろうけど、あまり堅固な感じはしない。
だからこそ山中鹿之助も容易に脱出できたのだろう。



この城跡荒れていて本丸跡にも入ることはできなかった。
本丸跡の草を刈り、城の再現は大変だろうけど、
せめて便所だけでも・・・そう山中鹿之助が逃げ出したという便所だけでも、適当にそれらしく作ったら、
観光客は来るんじゃないかな?
少なくとも物好きな観光客は・・・
そして便所饅頭とか便所最中とかお土産に売るとか・・・
うむ、いかん!アルコールが切れたようだ。
そこでまたまたビールをごくごくごく。



今度は北側から見た城跡。
ここからだとここに城を作ったわけもわからなでもない。
西側の宿泊施設と「杉原盛重住居跡」があるところ。



ここは本丸があったところ。

山中鹿之助はどう見ても暗愚な殿さまとしか思えない尼子のための再興に忠誠を尽くた武将。
今住んでる市の隣の町、佐用町・上月で一応再興を果たしたけど、毛利の大軍に包囲され織田からも見捨てられて落城した。
そして山中鹿之助は岡山・高梁で斬られる。

ところで今住んでるところは合併して「たつの市」になったけどそれまでは「新宮町」
そして隣の町が合併して「佐用町」になったけど、それまでは「三日月町」
三日月町というと歴史が好きな人はすぐに
三日月城主・山中鹿之助や
「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったという山中鹿之介のことを思い出すに違いない。
でも三日月城主・山中鹿之助・・・.というのはどうやら講談の世界の話だけではないだろうか?
三日月町という魅力的な地名と三日月に祈ったという故事から、三日月城城主・・・という話が出来上がったのではないだろうか?
三日町の観光案内には山中鹿之助のことは出てこない。

まあそんなことはどうでもいい。
やがて日が昇ってきた。
大山が輝きだした頃ころ宿泊施設に戻った。




山羊の会(10)

2015年06月25日 16時28分47秒 | 山羊の話
食事を終わりいよいよメーンの懇親会。
持ち寄った酒や肴で話は弾む。
話の内容は・・・ヤギチーズの話や・・・それから・・・え~と・・・
なんせ呑むことに忙しく、よく覚えていない。
それに呑むと眠くなるので、呑んだり、寝たり、起きてまた呑むの繰り返し。
それにいつものパターン、一人でこっそり風呂に行く・・・
ところで今回は完全にこのパターンみんなに読まれていた。
風呂に行くのがみえみえ、ばれた!!

広い風呂はほぼ貸し切り状態。
温泉ではなかったようだけど気持ちよかった。
そして風呂から上がってまた呑み直し。
この呑み直しが最高に気持ちいいのd、いつも途中で(こっそり)風呂に行くのだった。
でも今回はばればれ失敗だった。

懇親会は延々と続いたけど、
一人消え二人消え・・・
そのままながら解散になった。

(誰か何時間も延々としゃべっていた人いたなぁ・・・
疲れないのかなぁ・・・
あごの筋肉ってすごいなぁ・・・
確かにあごは食べるため、ということは生きるために最も必要な筋肉なんだな。
だから墓の筋肉よりも強靭なんだ。
と話の内容よりもそちらの方に感心して聞いていた)



山羊の会(9)

2015年06月24日 18時05分30秒 | 山羊の話


さてやっと宿泊施設・シャトーおだかに帰ってきた。
ここには尾高城という城があったらしい。
まあ.その話はまたあとでするとして
昼はひっそりしてたのに、
今にもつぶれそうなところだなぁと思ってたのに、
駐車場はほぼ満車状態。
客もたくさんいた。
流行ってるんだね。
でもそのほとんどはバイキングの客らしかった。

さて、まずは受付。
あれっ?ちょっと違和感が・・・
ここは公的施設なのかな?
でも後で調べたら民間だった。
きっとこのような業務に慣れてないところが運営しているのだろうね。

さて部屋はというと・・・二人部屋が1組、後は相部屋だったけど、
和室は・・・1年前を思い出し笑ってしまった。
でも前もってわかってたことだし、
それに前回の時、宿泊施設に対して、あまりに書きすぎ、言い過ぎ。
大いに反省した。
それで今回は何も言わないよ。
それに和室の大部屋やっぱりいいね。
この会に向いている。
眠くなったらそのままごろんと横になり、
またおきだしては酒を飲む。

いやいやまずは話はバイキング。
バイキング980円!
それに呑み放題券が1000円!
約2000円で呑み放題鵜食べ放題というわけ。
料理も980円にしては十分満足できるものだった。
これでは客は多いはず。
でも採算採れるのかな?
ビールを3~4杯のみさらに日本酒を飲んだ。
焼酎を頼んだ人がいたけどそれがビール用のグラスに氷が少しあとはなみなみと焼酎!
おいおい、なんという注ぎ方をするのだろう?!
笑い出してしまった。
これで採算採れるのかな?

ともあれ腹いっぱい食べ、腹いっぱい呑み、
満足して引き上げたのだった。
さて次はいよいよメーンの2次会だ。


山羊の会(8)

2015年06月23日 18時11分32秒 | 山羊の話
さて、一泊二日の長~い、長~い旅。
旅はとっくに終わったのに、まだこのブログでは続いています。
もうそろそろみんな忘れた始めたころに、まだブログネタにしています。
いったいいつまで続くのだろう?と自分でも呆れています。

さて、水木しげるロードの散策も終わりいよいよ宿泊施設へ。
途中この米子には不似合いな(?)大きなスーパーによって氷やビールなどを仕入れ、
ひたすら宿泊施設へ。
途中さらに大きなイオンタウンがあった。
隣に座ってたスタッフの人の案内も熱を帯びてくる。
「大きいでしょう?!」
「うんうん、大きいね」・・・と相槌を打ちながら内心げらげら笑っていた。
(他に自慢するものはないのかな?)
鳥取というと砂丘と大山。
大山は岡山と共有しているので鳥取だけのものというと砂丘だけ。
砂丘・・・所詮たんなる砂。
砂だけが自慢だったのに、大きなイオンタウンができた。
熱がこもるの大いにわかる。

人口は60万だとか。
地元米子市の人口ではないよ。
鳥取県の人口だよ。
そのうえ米子市というと鳥取市が城下町だったのに対して商売の町だったらしい。
それで鳥取市の人からはきっと見下されてきたのだろう。
その上隣の松江市は城下町、それに独特の文化を持った都市。
それに島根には出雲大社もある。
きっと松江の人からも一段低く見られてきたのだろう。
そのうえ悔しいことに対岸の美保関。
ここはかって北前船が停泊した歴史のある港町。
古い灯台もあり日本海が一望できるとっても魅力的なところだけど、
間違いなく米子よりも田舎。
それで米子市民にとっては唯一上から目線で接することができるところ、
というか、かわいそうとか、かわいがってあげようとか、思えるところだった。
所がなんとこの美保関が松江市と合併してしまったのだ。
(この裏切り者!あんなにかわいがってあげたのに!!)
それで美保関の人からも見下されることになってしまった。
これは悔しい、これは惨め。
こんな屈折した思いがきっとイオン自慢になったのだろう。
そう、鳥取にはというか米子にはイオンタウンがある。
大きな大きなイオンタウンがある!!

今参院選の選挙区で県を超えて選挙区を見直そうという動きがある。
そうなると真っ先にその対象になるのは鳥取県だろう。
そしてそのうち県の合併ということになるだろう。
今でも1票の価値が最も高い県。
といえば聞こえはいいけど、人口が一番少ない県。
これからは隣の県に嫁入りしないとやっていけないだろう。
そのためにも高く売り込むためにも持参金は多いほどいい。
隣の県というと兵庫・岡山・広島・島根。
広島は接してる部分が少ないので兵庫・岡山・島根ということになる。
きっと常識的には島根と合併することになるのでは、と思うけど、
鳥取の人は京都や大阪や神戸に近いというだけで島根よりも都会と思っている。
他所から見たらどっちもどっちみたいに見えるけどね。

でもまあ兵庫はやめた方がいい。
兵庫は神戸・芦屋・西宮の京阪神地方と姫路を中心とする播磨地方、
豊岡を中心とする但馬地方、そして笹山を中心とする丹波地方・・・みんなバラバラだよ。
鳥取が一緒になってもこれらの地方に鳥取地方が増えるだけ。
あの斎藤道三さえもあまりのまとまりの悪さにあきれ果てて播磨地方を盗るのを断念して美濃を盗ったというくらいのところ。
そこで嫁に行くなら岡山か島根。
でも岡山だったら対等合併には程遠く身売りって感じになってしまう。
ここはやっぱり島根だね。
島根の人は鳥取とは文化が違う、もらってあげる、なんて思っているけど、
鳥取県人は島根よりも都会、砂が、いえいえ砂丘がある!
米子にはイオンタウンがある!
それで対等合併しよう!!
・・・ということになる。

それでイオンタウンに熱が入るのもよくわかる。
うんうん、すごいね、大きいね。
ここは素直に聞いておこう。
内心げらげら笑いながら・・・

山羊の会(7)

2015年06月22日 18時53分03秒 | 山羊の話


さて山羊の会まだまだ(このブログでは)続く。

次は水木しげるロード。
時間が余ったので「水木しげるロード」散策。
昔はこんなのなかった・・・
さびれた商店街があるだけだった。
でもできたおかげで客が増えてよかったね。

ところで水木しげるのこの胸像。
「なまけ者になりなさい」
えっ、ん?あの~とっくになってるよ。
きっとあんたよりも、ずっとずっと前にとっくになってるよ!
・・・と思わず言いたくなった。
ほんとに怠け者だったらこんな言葉口にしないよ。



ちょっと先に、酔う会列車、じゃなかった妖怪列車が止まっていた。
なんか妖怪にしてはめちゃ明るい雰囲気だよね。
まっいいか・・・こちらはすでに酔う会なんだよ。





この商店街、妖怪関係の店以外はとってもさびれている。
妖怪店以外はシャッター商店街。
頭の中で妖怪店を外して見たら・・・いかにも暗く妖怪がでてきそうな商店街。
水木しげるブームで一見活気がありそうに見えるけど、
地元の人がこの商店街で買い物してる?
妖怪グッズを販売してる店のオーナーは地元の人?
その商品は地元で作ったもの?
なんか上滑りしているように感じた。
地元で採れたものを地元の人が売って地元の人が買いに来る。
それが本当の活性化ではないだろうか?
ちらっとしか見てないけど、
適当いい加減にしか見てないけど、
あんまり自信を持って言えないけど、
魚屋さんや寿司屋さんレストラン、野菜屋さんや果物屋さん。
そんな店に観光客ではなく地元の人が買いに来る。
それが本当の町の活性化じゃない?
妖怪店を想像の中で消したら・・・とっても侘しいうらぶれた街しか思い浮かべることはできなかった。
きっと夜中には本当の妖怪が出てくるんだろうね。




山羊の会(6)

2015年06月21日 02時35分46秒 | 山羊の話


さて山羊の会の第一の山場、日本酒の試飲。
いえいえ、「千代むすび」の酒造見学。
「千代むすび」は好きな酒なのでどんなところで造っているのか興味があった。

「千代むすび」を最初に呑んだとき、いかにも地酒!という感じがした。
灘や伏見の全国区の酒でなく、全国には出回ってないけど地元の人に愛され続けた酒
・・・そんな気がしてとっても好感持てた。



さて、工場見学。
カメラのレンズを変えるのが面倒で望遠のまま写真撮ったので、まったく全体がわからない。
でもまあそんなことはどうでもいい、試飲さえできたら。

まず、帽子をかぶってください・・・と使い捨ての帽子を渡された。
そして店の奥から工場へ。
灘や伏見の近代化された工場やとっても由緒ありげな文化財のような酒造と違って、年期は入っているもののいかにも町工場風な小さな酒造。
ぴったりこちらのイメージしてたとおりの酒造だった。



酒を絞るのに使う「ふね」があった。
今でもいい酒はこれで絞っているらしい。

そして、さて、いよいよ試飲。
小さな小さなプラスチック製のコップにちょっぴり注いだ酒を飲んだ。
試飲用のちょっぴり小さ目ちょっぴり大きめの蛇の目の陶器の器を期待してたのだけどなぁ・・・
ともあれ飲んだ何杯も何倍も!
そうそう、ある程度の量を飲まないと酔わない・・・いえいえ味はわからないよね。
「千代むすび」は濃厚系ではなくおいしい水系のさらりとした酒。
・・・そう思ってたけどいろいろ飲み比べてやっぱりそんな感じがした。
菊水ふなぐちみたいな濃厚系も好きだけど、やっぱりいつもはさらり系でいきたい。
ご自由に試飲してください、と勧められたけど、やっぱりなんかそういわれるとついつい遠慮してしまう。
最初の、小さな小さなプラスチック製のコップにちょっぴり注いだ酒、の量が気になって、なんかぐいぐい飲んだら悪いかなぁ・・・なんて思って。
ここでは米は山田錦と地元特産の、合力・・・だったかな?その合力で造った酒が特にうまかった。

そしてこのままではなんか悪いような気がして酒を買った。
試飲してない酒を。
ここが自分でも変だと思うけど、これはいつもの習性。
試飲したものはすでに味はわかっている。
でも試飲してないのは家に帰って飲むまではわからない。
どんな味がするのかなぁ・・・?
その楽しみは家に帰るまで続く。

というわけ試飲、じゃなかった酒造見学は終わった。

山羊の会(5)

2015年06月19日 17時58分19秒 | 山羊の話


さて次は・・・
なんとかいう有名な急勾配の道路があるらしい。
何といったかなぁ・・・
だらだら坂?
たらたら坂?
うねうね坂?
何でもテレビのコマーシャルにでるとっても有名な道路らしい。
そこでこの坂を通ることになった。
米子から島根の松江に抜ける道。
でも米子から見る坂は普通のありふれた立体交差の道、というか橋。
なぁ~んだ。
でも松江がわから見るとものすごい急こう配。
確かに!
そう!コマーシャルだ!
ここはカメラマンの絶好の撮影スポットらしい。
橋の真ん中から出る日の出。
きっと年に一日しかないだろう。
そしてその日はカメラマンが朝早くから殺到するだろう。
でもねぇ・・・そんなにしてまで写真を撮って何の意味があるの?
最初にこの撮影スポットに気づいて写真を撮って発表した人の後はみんな物まね。
人と同じような写真を同じように撮って何が面白いのだろう?
人が気付かなかった美を発見して撮る。
それが写真の楽しみではないだろうか?
というわけでわざわざ降りて写真を撮ることもなく車の中から撮った。
降りて、それなりの場所を探して、
それなりに撮ったら、
きっとそれなりの写真が撮れただろうけど・・・



帰り道、橋の一番上から下の海を見たらすごく高い!
どうしてこんなに高くする必要があったのだろう?
豪華客船でもこんなに高いことはないだろう?

もしかしたら設計した人がものすごい悪筆で高さ20メートルと書いたつもりが施工者には50メートルに見えたのかもしれない。
あるいは設計者がいつも鳥取県が国体の成績が悪いのを残念がって(本当に悪いのかどうか知らないけど・・・)
雪の日、車が通れなくなったら、スキーのジャンプやスノーボードの練習用に使ってもらおうとひそかに考えて、わざと急こう配したのかもしれない・・・

うんうん、なるほど、きっとそうだ、と一人だけ納得したのだった。