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ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ミドリ

2010年09月26日 18時43分15秒 | 山羊の話
子ヤギの名前知らない間についていた。
「ミドリ」
これは野菜やヤギ石鹸を置いてもらっている、神戸・岡本のミドリカフェさんからついた名。
http://midoricafe.jp/
子ヤギは緑というよりはちょっぴり赤いほろ酔い顔なのだけど、ミドリと聞くとそんな雰囲気もしてくる。
毎月一回、この農園でミドリ畑の体験農園が行われる。
5人~10人くらいの人が神戸・大阪などから集まって農作業や食事などをして、ついでに(?)ビールなどを飲んで帰るのがいつものパターン。
今日はそのミドリ畑の日。
そしていつものように農作業~種まきなど~や食事、そして子ヤギと遊んだり、そしてまたいつものようにビールなどをたしなんで終わった。
ミドリ畑の様子はこちらを見てください。

http://blog.midoricafe.jp/?cid=21176

毎月行われているので、よかったら参加してくださいね。

深夜・・・

2010年09月19日 09時48分28秒 | 山羊の話
深夜、山羊小屋の中で大きな音がする。
明りをつけて見に行くと・・・
ユキの角が折れて、顔中血だらけになっていた。
「どうした、大丈夫か?!」
ユキはこちらを睨みつけている。
その目には殺意があった。
そして身構える間もなく突進してきた。
そして小屋を突き破り、そのままユキもろとも崖から転落して行った。

・・・ここで目が覚めた。
なんだ夢だったのか。
恐ろしい夢だった。
夢でよかった。
そしてこれがもし子山羊だったら・・・と想像した。

深夜、山羊小屋の中でなんか音がする。
明りをつけて見に行くと・・・
子山羊の角が折れて、顔中血だらけになっていた。
「どうした、大丈夫か?!」
子山羊はこちらを睨みつけている。
その目には殺意があった。
でも小さいので、単にミルクを欲しがっている、としか見えなかった。
そして「あれっ、いつ角が生えたのだろう?」と考える間もなく突進してきた。
でも小さいので跳ね返されて「めへへへへ」と情けない声で鳴いた。

・・・ここで目が覚めた。
なんだ夢だったのか。
恐ろしい(?)夢だった。
夢でよかった。

2日目の子山羊の写真

2010年09月15日 07時08分56秒 | 山羊の話
子山羊はとっても元気に柵の中を跳びはねている。
不思議なことにあのこわ~いユキも子山羊には優しい。
山羊の世界でも孫は可愛いのだろうか?





かもめは子山羊を産んで顔がきりっとしてきたような・・・気がする。
お母さんになったんだからね。






子山羊

2010年09月08日 20時32分03秒 | 山羊の話


昨日の生まれたての子山羊の写真。
生まれたてなのに・・・随分大きいね。



ふらふらと・・・ようやく立ち上がってまずすることは、ミルクを飲むこと。
でもこれがとっても大変な仕事で、上手く探すのに2時間はかかる。
腹をつついたり、喉もとをつついたり・・・
人間だったら母親が抱いておっぱいを含ませるのに、山羊はそんなことしない。
知らん振りしてる。
でも・・・これ・・・人間と似てない?
人間の男って、好きなこのおっぱいを飲みたないなぁ・・・と思っても、相手は知らん顔。
上手く飲めるまで、数ヶ月、あるいは数年、それどころか一生飲めないことだって、よくあるよ。人間の男って子山羊以下?
あれっ、ちょっと話ちがったかな?
そうそう子山羊の話。



今日はお疲れ様!
小屋に入れると子山羊はうとうと。
子山羊もかもめも・・・ゆっくりお休み。

子山羊

2010年09月07日 19時00分59秒 | 山羊の話
夕方いつものように山羊を小屋に入れに行くと・・・
あれっ?
子山羊がいる???
どこから来たのかな・・・と一瞬思った。
生まれたばかりにしては大きかったから・・・
そろそろかな?とは思っていたけど、まさか今日とは!
そうか!かもめが産んだんだ!!

山羊が子供を産むときはたいていわかる。
小屋から出たがらない・・・
粘液が出てる・・・
不安そうな顔・・・
なんてこと、かもめはまったくなかったよ。
いつものように外に出て、
いつものように草を食べてたよ。

子山羊はよろよろながらも歩いていた。
多分産まれて2~3時間はたっていただろう。
外で産むなんてぜんぜん考えてもいなかった。
直ぐに用意していた草をかもめの部屋に敷き詰めた。
今頃敷いても遅いかな?

もう一匹産まれるかな?と思ってたけど、どうやら1匹らしい。
そして、まだ・・・はっきりわからないけど・・・メスのような気がする。
雌だったら我が家でずっと飼えるね。

今頃産まれるなんて、
本当に産まれるのかなって、
半信半疑だったけど、
それが本当に産まれたんだね。
これは我が家での最も遅く生まれた記録。
母親似のおとなしい優しい子だったらいいな。
もしかしたら隔世遺伝で・・・
あの不良山羊のユキに似たら・・・
ぞぉ~~~!!!

羊飼い

2010年08月09日 14時14分45秒 | 山羊の話
先日同じ町に住む若い女性2人訪ねて来た。
山羊か羊を飼いたいという。
草刈と毛を取りたいらしい。
毛をつむんで織物をしたいらしい。
それなら羊だね。
この町初めての羊飼い、なんていいかもしれない。
というわけで羊を飼うことをすすめた。
羊のことはぜんぜん知らないので、たいしたアドバイスはできないけどね。

ところでその人の話では同じ町に孔雀やいろんな種類の鶏を趣味で飼っている人がいるらしい。
孔雀は普通の孔雀と白孔雀。鶏は尾長鶏とか変わった地鶏をたくさん。
しかも趣味なので卵は売ってないらしい。
一度行ってみたいものだ。
そしてあわよくば・・・

孔雀の卵って、どんな味がするのだろう?

想像妊娠?!

2010年06月07日 04時18分03秒 | 山羊の話
なんかねねの胸が張ってきたね。
妊娠もしていないのに。
ためしにちょっと絞ってみた。
ねねは胸を触られると怒る。
「よしよし、悪いようにはしないから」と、町娘をかどわかす悪代官のように・・・
するとなんとミルクが出てきた。
えっ、想像妊娠?!
これはちょっとまじめに絞ってみよう。
ユキもミルクの出が大分悪くなってきたし・・・
かもめは本当に妊娠したかどうかはっきりしないし・・・
このままでは山羊石鹸も作れなくなるし・・・

嫌がるねねを餌で釣って、ミルク搾りの台に誘い込み絞ってみた。
「めぇ~!(あれぇ~~~~!)」ねねは暴れてなかなか絞らせてくれない。それで絞れたのはほんのちょっとだけだった。
あとで飲んでみたら濃厚!
ユキのミルクよりもうまい。
町娘と悪代官の格闘はしばらく続きそうだ。

かもめ1年

2010年05月06日 13時41分47秒 | 山羊の話
5月5日は山羊のかもめの誕生日。
満1才になった。
とっても覚えやすい日なので、忘れることはないよね。
うん、5月5日、とっても覚えやすい日だから・・・
あっ、いかん、忘れてた!
写真を撮ろうと思ってたのに・・・

かもめは9月にはお母さんになるかもしれないのに、あいかわらずあどけない。
純粋のザーネンの血が濃いのに、身体も小さく、鳴き声も細く高い。
性格もあの不良山羊の母親に似ない良い子で、頭突きもしない。
本当に似なくて良かった!

かもめの帰宅

2010年04月12日 09時17分19秒 | 山羊の話
かもめを引き取りに行った。
覚えてるかなぁ、忘れたかなぁ・・・

車を止めると、かもめが連れられてやってきた。
小屋では雄山羊の悲しそうな鳴き声が。
人間の都合でせっかく一緒になったのにもう別れないといけない。
でも仕方ないね。いつまでも預けておくわけにはいかないから。
かもめは車に乗るのを嫌がった。
そして小屋に戻りたさそう。
でも根がおとなしい子なのでそんなに暴れることもなく、乗せることが出来た。
車の中でも糞尿をする事もなくじっとしていた。
これがあの不良山羊ユキの子だとは信じられない。

家に着き車から降ろすと外に出て行こうとする。
やっぱりあの小屋に戻りたいのだな。
でもここがかもめの家なんだよ。
聞き分けのいいかもめはすぐにあきらめて自分の部屋に向かう。
そして部屋に着くとまず母親のユキに部屋越しに顔を寄せ合って挨拶をした。
それから姉さんのねねとも部屋越しに顔を寄せ合って挨拶をした。
それですっかり落ち着いたのかいつものかもめに戻った。

うまくいってたら9月9日頃子山羊が生まれる。
父親は素朴で優しい感じのザーネン。
それできっと優しい子が生まれてくるだろう・・・と、思うのだけど・・・
それとも隔世遺伝でユキのような子が・・・(!)

かもめ

2010年04月11日 03時42分25秒 | 山羊の話
山羊のかもめを預けてもう一ヶ月。
発情が弱くてもう少し様子を見るということで延び延びになっていた。
昨日連絡をうけて、今度は大丈夫だろう、という。
予定日は9月9日。
かもめは5月5日生まれなので9月9日だったらとてもおぼえやすくていい。
上手く産まれたら今までで最も遅い出産記録。
でも出産前の食欲旺盛な時期に草いっぱいの夏を迎えるのは助かる。
今まではたいてい冬なので餌やりに苦労した。
今日引き取りに行く。
1ヶ月ぶりに会うけどおぼえているよね。
まさか忘れてしまって、あんた誰?・・・なんてことないよね。

さくら

2010年04月06日 08時49分32秒 | 山羊の話
ここ旧出雲街道は今満開の桜と菜の花でいっぱい。
車でスピードを上げると一面淡い薄ぼんやりした世界が現れる。

 世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

きっとたいていの人は桜を見るとこの在原業平の歌を思い出すことだろう。
この歌、風流の押し付けというか嫌味を少し感じるけどでもまあ、軽く受け止めるのがいいのだろう。
それにこの歌はいくらでも応用が利く。
きっと誰だって直ぐに思い浮かべうだろう(?)

 世の中に耐えてお酒のなかりせば年中心は寂しかるべし

でもやっぱり桜というと都都逸風に軽く流したい。

 咲いた桜になぜ駒とめる駒が勇めば花が散る

これも山羊飼いなら誰でも直ぐに別バージョンを思い浮かべる。

 咲いた桜になぜ山羊とめる山羊が暴れて花が散る

しかし山羊をとめると花が散るだけではすまない。
幹をガリガリかじって木が枯れる。
山羊を桜に繋ぐと想像しただけでも山羊飼いははらはらする。

 浜の真砂は尽きるとも世に山羊飼いの悩み尽きまじ

そう、山羊飼いはいつもはらはらどきどきして暮らしている。

 世の中に絶えて山羊のいなければ年中心はのどけからまし

山羊のオフ会

2010年03月25日 11時34分24秒 | 山羊の話
6月6日(日)愛知県新城市作手高原(つくでこうげん)で山羊のオフ会があります。
山羊飼い、山羊好きの変わった人たちが、なんと東北や九州からまで
やってきます!
みなさん参加しませんか?
初対面の人も多いので始めての人も気楽に参加できますよ。
午前中から昼過ぎにかけて、数ヶ所のヤギめぐりをします。
当日だけでも参加できますが、お勧めは前日から宿泊して大いに呑み語ることです。
前日からの参加者は早めに予約を!

それからその前に近畿・中国地方の人は明石オフ会に出ることをお勧めします。

5月23日(日)11時~ 兵庫県明石市松山さん宅にて、行われます。
(松山さんは去年の近畿中国山羊と暮らす会で講演していただいた方です)
ここで山羊に、そしてそれ以上に山羊飼いや山羊好き人間になれておくのは健康上(?)とてもいいことです。
各自弁当持参・会費無料

晩生な娘

2010年03月21日 08時42分33秒 | 山羊の話
かもめを引き取りに行こうと電話したら、まだ発情がはっきりしないのでもう少し預かるとのこと。
やっぱりなぁ。
あの子は晩生なんだよね。
内気な女の子を持つと親は苦労するね。
それにあのお見合い相手のザーネン雄山羊もなんかとろそうだったし・・・
もう春、これからあんまりチャンスはなさそうだし・・・
いい加減春の目覚めがあってもよさそうなのに・・・
まったく苦労するね、晩生な娘をもつと。

山羊オフ会・in明石のお知らせ

2010年03月17日 04時10分57秒 | 山羊の話
5月23日(日)11時~
兵庫県明石市松山さん宅にて・・
近畿中国山羊と暮らす会主催・・

オフ会を開催します。

記憶も新しい昨年11月に開催された
山羊サミットでの講演者である・・明石市在住の  松山氏

詳しくはこちらのHPにてご紹介
http://www.geocities.jp/meecocco/index.html

山羊やたくさんの家畜系動物をはじめ
昔ながらの自給自足の素晴らしさ大切さを
地域のこどもたちや大人を巻き込んで、NPO法人として活動していらっしゃる方・・
そして里親支援としても
30年近くの実績ある活動をされている方です。
その方の農地を見学しつつユーモアたっぷりの松山さんを囲んで、
農業、自然、子ども育成、動物幅広い活動のお話や
それら関心ある方々があつまり情報交換はじめ、たわいもなく、がやがやと、そしての~んびり過ごせたら、という企画です。

自給自足・昔ながらの伝統文化・・家畜系動物・里親・・地域ボランティア・・
興味ある方ならどなたでも参加自由です。

ゆったりとした小高い山でお弁当広げながら
共通点あるのかないのか分からない・・変り種人間集団の中に
飛び込む勇気のある方・・参加をお待ちしていますーー。

当日はお弁当持参です。会費無料。昼は野外で明石海峡大橋や淡路島を見ながらのんびり遠足気分で食べましょう。
お申し込みはこちら(migita@ams.odn.ne.jp)まで