昨日はハンガリーのワインライターが紹介する最新ハンガリーワインを取り上げましたが、試飲したワインは未輸入のものがほとんどですので、今日は、日本で買えるハンガリーワインを紹介します。
なかなかリポートする機会がありませんでしたが、ハンガリーのトカイに在住する片木雄詞さん の試飲会に参加しました(2016年8月)。
その時に登場したのが、こちらのハンガリーワイン5アイテムです。
片木さんは、ハンガリーの大学を卒業し、2011年にはハンガリーの大学院の醸造学部を卒業、2013年にはハンガリーソムリエ協会でアジア人唯一の会員になっています。
2007年より自身でもワイン生産に携わり(トカイ・エゲル地区)、2008年には株式会社フルミントを設立し、ハンガリーワインの輸入、販売を行なっています。
Szepsy Szamorodni 2012
つい先日の試飲会でも紹介されたセプシーというワイナリーの甘口ワインです。
貴腐菌のついたブドウと健康なブドウを混ぜてつくられています。糖度は40~60%。
BREITENBACH SZERELMI 2013 (トカイ)
片木さん自身が手掛けたワインで、ワイナリー名はブライテンバッハ。ブドウ品種はフルミント。SZERELMIセレレミは畑名です。
こっくりとしたコクのある辛口白ワインで、これはおいしい!アルコール度数は14.5%もありますが、それと感じません。
Szepsy KIRALY 2010
ブドウ品種はHarslevelu(ハーシュレベリュー)。ちょっと発音しにくいでしょうか。
フルミント はハンガリーを代表するブドウ品種で、トカイの甘口ワインの主原料になります。
糖度が高くなり、香り高く、晩熟で、貴腐の影響を受けやすく、酸が非常に高いため、長期熟成に適しています。
ハーシュレベリュー も晩熟で貴腐の影響を受けやすいブドウです。香り高く、スパイシーさもあり、トカイの甘口により香りを加えるため、フルミントの補助品種としてよく使われます。ハーシュレベリューとは、ハンガリー語で“菩提樹の葉”という意味だそうです。
NYITÁNY WHITE 2014 / NYITÁNY ROZÉ 2015 CSERNYIK(チェルニック)
白ワインは、ハーシュレベリュ 50%、Olasz rizling(イタリアン・リースリング )30%、ピノ・グリ 20 %のブレンド。
ロゼは、ケークフランコシュ100%。ケークフランコシュは、ブラウフレンキッシュのハンガリーでの名称です。
アルコール度数は12-12.5%と、どちらも軽やかに飲めるタイプ。
チェルニックは、ノーザン・ハンガリー地方、マートラアリャ産地のワイナリーです。ハンガリーで一番高い山がマートラ山で、その南麓がワイン産地となります。
ハンガリーのワインは、基本的には、ラベルに品種名と産地が表記されていますが、ブドウ品種は耳慣れないものが多く、かつ発音も難しく、ワイン産地にしてもなかなかピンときません。
ですから、最初は選ぶのが難しいかもしれません。
そこで、まずはブドウ品種では「Furmint フルミント」を選んでみることをオススメします。
ハンガリーを代表するブドウですからね。
色々なフルミントを飲み比べてみましょう。時には辛口、時には甘口に出合えます。
上で紹介した片木さんの“ブライテンバッハ・セレレミ”も、ぜひチャレンジしていただきたい素晴らしいワインです。
株式会社フルミント ※ワイン購入できます
http://furmint2007.com/
なかなかリポートする機会がありませんでしたが、ハンガリーのトカイに在住する片木雄詞さん の試飲会に参加しました(2016年8月)。
その時に登場したのが、こちらのハンガリーワイン5アイテムです。
片木さんは、ハンガリーの大学を卒業し、2011年にはハンガリーの大学院の醸造学部を卒業、2013年にはハンガリーソムリエ協会でアジア人唯一の会員になっています。
2007年より自身でもワイン生産に携わり(トカイ・エゲル地区)、2008年には株式会社フルミントを設立し、ハンガリーワインの輸入、販売を行なっています。
Szepsy Szamorodni 2012
つい先日の試飲会でも紹介されたセプシーというワイナリーの甘口ワインです。
貴腐菌のついたブドウと健康なブドウを混ぜてつくられています。糖度は40~60%。
BREITENBACH SZERELMI 2013 (トカイ)
片木さん自身が手掛けたワインで、ワイナリー名はブライテンバッハ。ブドウ品種はフルミント。SZERELMIセレレミは畑名です。
こっくりとしたコクのある辛口白ワインで、これはおいしい!アルコール度数は14.5%もありますが、それと感じません。
Szepsy KIRALY 2010
ブドウ品種はHarslevelu(ハーシュレベリュー)。ちょっと発音しにくいでしょうか。
フルミント はハンガリーを代表するブドウ品種で、トカイの甘口ワインの主原料になります。
糖度が高くなり、香り高く、晩熟で、貴腐の影響を受けやすく、酸が非常に高いため、長期熟成に適しています。
ハーシュレベリュー も晩熟で貴腐の影響を受けやすいブドウです。香り高く、スパイシーさもあり、トカイの甘口により香りを加えるため、フルミントの補助品種としてよく使われます。ハーシュレベリューとは、ハンガリー語で“菩提樹の葉”という意味だそうです。
NYITÁNY WHITE 2014 / NYITÁNY ROZÉ 2015 CSERNYIK(チェルニック)
白ワインは、ハーシュレベリュ 50%、Olasz rizling(イタリアン・リースリング )30%、ピノ・グリ 20 %のブレンド。
ロゼは、ケークフランコシュ100%。ケークフランコシュは、ブラウフレンキッシュのハンガリーでの名称です。
アルコール度数は12-12.5%と、どちらも軽やかに飲めるタイプ。
チェルニックは、ノーザン・ハンガリー地方、マートラアリャ産地のワイナリーです。ハンガリーで一番高い山がマートラ山で、その南麓がワイン産地となります。
ハンガリーのワインは、基本的には、ラベルに品種名と産地が表記されていますが、ブドウ品種は耳慣れないものが多く、かつ発音も難しく、ワイン産地にしてもなかなかピンときません。
ですから、最初は選ぶのが難しいかもしれません。
そこで、まずはブドウ品種では「Furmint フルミント」を選んでみることをオススメします。
ハンガリーを代表するブドウですからね。
色々なフルミントを飲み比べてみましょう。時には辛口、時には甘口に出合えます。
上で紹介した片木さんの“ブライテンバッハ・セレレミ”も、ぜひチャレンジしていただきたい素晴らしいワインです。
株式会社フルミント ※ワイン購入できます
http://furmint2007.com/
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