先日紹介した、アメリカ新大統領トランプ氏の長男が所有する「トランプ・ワイナリー」はバージニア州にありました。
その際に、アメリカのバージニア州のワイン産業について簡単に触れましたが、今日は別のワイナリーを取り上げながら、もう少し紹介します。
Prince Michel Vineyard & Winery (Virginia)
Prince Michel Viognier NV はヴィオニエの白ワイン、Prince Michel Merlot & Cabernet Reserve NV はメルロとカベルネをブレンドした赤ワインで、どちらもノンヴィンテージ。
どちらも軽やかで、華やかなニュアンスがあります。
白なら食前酒的に、赤は甘辛いソースのBBQなどに良さそうです。
(輸入元:アグリ株式会社、参考上代:各4500円、税抜)
プリンス・ミッシェルは、フランスのパリからやってきた2人が立ち上げたワイナリーで、創業は1982年。ここはバージニア州最古のワイナリーのひとつだとか。
1982年で最古?1882年の間違いでは?
調べてみると、やっぱり1982年。
わずか35年前です。
バージニア州のワイナリー数は、現在、全米5位ですが、1985年の統計では29軒でした。
となると、1980年代初頭がバージニア州のワインの黎明期?
その後、ワイナリー数は順調に増え、バージニア州は全米5位に(Wine America 2014年の統計)。
※1位:カリフォルニア、2位:ワシントン州、3位:オレゴン州、4位:ニューヨーク州
ワイン生産量では、バージニア州は全米12位と紹介しましたが(Wine Americaの2014年の統計)、Virginia Wine Boardの統計資料を調べたところ、2015年で全米9位とランクアップしていました。
また、ワイン産業の全体の売り上げ金額は2010年から2015年で倍増しています。
バージニア州の緯度は北緯36~38度くらいにあり、これはカリフォルニア州とほぼ同じです。
IT関連のハイテク企業が集中し、農業ではタバコ栽培のプランテーションが伝統的でした。
短い期間でワイナリーが増え、ワイン産業が急成長したのは、首都ワシントンという消費地に隣接していることもあるかと思います。
ワインの品質 については、玉石混交のようです。
都会からの観光客を目当てに、雰囲気重視のワイナリーも多いとか…
2015年のバージニア州のワインツーリズムの観光客は225万人でした。
ワインツーリズムが盛り上がるのはいいことですが、Virginia Wine Boardとしては、より品質のいいワインがつくられ、提供されることを目指しているようです。
何はともあれ、ワシントンDCに行く予定がある方は、バージニア州のワイン&ワインツーリズムは要チェックです。
そうそう、先日取り上げたトランプ新大統領の息子がオーナーの「TRUMP WINERY -トランプ・ワイナリー」ですが、2011年にトランプに買収される前は、「Kluge Estate Winery and Vineyard」という名前のワイナリーでした。
前オーナーがブドウを植樹したのが1999年。コンサルタントには、著名なミシェル・ロラン氏を起用し、ボルドースタイルのブレンドワインやスパークリングワインを生産していました。
ワインの品質は非常に良く、バージニア州のワイナリーの中では名が知られていたようです。それが、トランプが買収先として選んだ理由のひとつだったのでしょうね。
ちなみに、トランプファミリーのブランドは色々あるらしく、Trump Wineは、温泉水のミネラルウォーター(Trump Ice spring water)、チョコレート(Trump chocolate)、紅茶(Trump Tea)に続くものだとか。
ふう~、金持ちは違いますね~
その際に、アメリカのバージニア州のワイン産業について簡単に触れましたが、今日は別のワイナリーを取り上げながら、もう少し紹介します。
Prince Michel Vineyard & Winery (Virginia)
Prince Michel Viognier NV はヴィオニエの白ワイン、Prince Michel Merlot & Cabernet Reserve NV はメルロとカベルネをブレンドした赤ワインで、どちらもノンヴィンテージ。
どちらも軽やかで、華やかなニュアンスがあります。
白なら食前酒的に、赤は甘辛いソースのBBQなどに良さそうです。
(輸入元:アグリ株式会社、参考上代:各4500円、税抜)
プリンス・ミッシェルは、フランスのパリからやってきた2人が立ち上げたワイナリーで、創業は1982年。ここはバージニア州最古のワイナリーのひとつだとか。
1982年で最古?1882年の間違いでは?
調べてみると、やっぱり1982年。
わずか35年前です。
バージニア州のワイナリー数は、現在、全米5位ですが、1985年の統計では29軒でした。
となると、1980年代初頭がバージニア州のワインの黎明期?
その後、ワイナリー数は順調に増え、バージニア州は全米5位に(Wine America 2014年の統計)。
※1位:カリフォルニア、2位:ワシントン州、3位:オレゴン州、4位:ニューヨーク州
ワイン生産量では、バージニア州は全米12位と紹介しましたが(Wine Americaの2014年の統計)、Virginia Wine Boardの統計資料を調べたところ、2015年で全米9位とランクアップしていました。
また、ワイン産業の全体の売り上げ金額は2010年から2015年で倍増しています。
バージニア州の緯度は北緯36~38度くらいにあり、これはカリフォルニア州とほぼ同じです。
IT関連のハイテク企業が集中し、農業ではタバコ栽培のプランテーションが伝統的でした。
短い期間でワイナリーが増え、ワイン産業が急成長したのは、首都ワシントンという消費地に隣接していることもあるかと思います。
ワインの品質 については、玉石混交のようです。
都会からの観光客を目当てに、雰囲気重視のワイナリーも多いとか…
2015年のバージニア州のワインツーリズムの観光客は225万人でした。
ワインツーリズムが盛り上がるのはいいことですが、Virginia Wine Boardとしては、より品質のいいワインがつくられ、提供されることを目指しているようです。
何はともあれ、ワシントンDCに行く予定がある方は、バージニア州のワイン&ワインツーリズムは要チェックです。
そうそう、先日取り上げたトランプ新大統領の息子がオーナーの「TRUMP WINERY -トランプ・ワイナリー」ですが、2011年にトランプに買収される前は、「Kluge Estate Winery and Vineyard」という名前のワイナリーでした。
前オーナーがブドウを植樹したのが1999年。コンサルタントには、著名なミシェル・ロラン氏を起用し、ボルドースタイルのブレンドワインやスパークリングワインを生産していました。
ワインの品質は非常に良く、バージニア州のワイナリーの中では名が知られていたようです。それが、トランプが買収先として選んだ理由のひとつだったのでしょうね。
ちなみに、トランプファミリーのブランドは色々あるらしく、Trump Wineは、温泉水のミネラルウォーター(Trump Ice spring water)、チョコレート(Trump chocolate)、紅茶(Trump Tea)に続くものだとか。
ふう~、金持ちは違いますね~
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