2017年1月20日、いよいよアメリカ第45代大統領として、ドナルド・トランプ氏が就任します。
それとちょうどのタイミングで、トランプ氏の次男エリック・トランプ氏がオーナーである
「TRUMP WINERY-トランプ・ワイナリー」 のワインが日本に初登場します
1月19日、輸入会社の試飲会で飲んできましたので、紹介したいと思います。
トランプ・ワイナリーはアメリカのバージニア州にあり、AVAは州中央部のMonticello - モンティチェッロ。
バージニア州は東海岸にあり、ワシントンDCを囲むように南西部に広がる州です。
モンティチェッロは、アメリカ合衆国独立宣言を起草したひとり、第3代大統領トマス・ジェファーソンゆかりの地で、現在は、ジェファーソンがかつて住んでいた邸宅が観光客に公開されています。
トランプ氏の長男エリックは、2011年に既存ワイナリーを買収し、新しいワイナリー名を「トランプ・ワイナリー」としました。
畑の所有面積は526haで、東京ドーム113個分に相当します。
ワインのラインナップは色々ありますが、今回日本に入ってきたのは、2アイテムのみ。
トランプ氏自身のことが好きかどうかは置いといて、とにかく話題の人ですから、息子のワイナリーではありますが、引き合いが多く、アメリカ国内ではすでに欠品状態とか。
輸入元の話では、ちょうど1年くらい前から輸入の交渉に入ったとのことでした。
TRUMP Estate Bottled VIOGNIER 2015 (Virginia, AVA Monticello)
ヴィオニエの白ワインで、2/3はステンレスタンク、1/3はフレンチオーク樽で熟成。
ブドウは早朝に手摘みし、慎重な温度コントロールの下、つくられています。
キリリと引き締まった果実味のアタックが印象的で、ゆるみがありません。
ピシッとしたミネラル感があり、強靭でありながら、非常にデリケート。
温度低めで飲んだので、こうした印象だったかもしれません。温度が上がると、メロウなニュアンスが出てきそうな予感。アルコール度数13%。
参考上代:7,000円(税抜)
TRUMP Estate Bottled NEW WORLD RESERVE 2014 (Virginia, AVA Monticello)
メルロ52%、カベルネ・フラン28%、プティ・ヴェルド12%、マルベック8%をブレンドした赤ワインで、ワイナリーのフラグシップワインになります。
熟成はフレンチオークで、50%を新樽、50%を1年経過樽で、約14~16カ月。
ボルドースタイルのフルボディタイプ。アルコール度数13%。
果実味が繊細で上品。シュッとしたタンニンが舌に感じられ、果実味や酸とのバランスが良く、洗練された味わいの赤ワインで、重心は上の方に感じます。
他の方の意見を聞くと、「オーナーの父上のイメージから、ズーン、こってり濃厚、べったり、といった下品なワインを予想したけれど、全然違ってビックリ(笑)」
はい、私も同じように思いました(笑)
知的な美人、という印象で、品よく洗練されたワインなので、洗練されたレストランの料理に合わせたいですね。
参考上代:9,000円(税抜)
バージニア州というと、ワインの産地としてピンとこないかもしれませんが、264のワイナリーがあり、ワイナリー数では全米5位(2014年の統計)。
ちなみに、1985年のワイナリー数は29軒でした。
ワイン生産量では、7,532トン(2012年)、705,200ケース。
2015年の統計では、生産量は全米12位になっていますが、比率では0.21%。
ブドウの生産量は8位。
ブドウ畑は3300エーカー(約1335.5ha)で、フランスのアルザス地方(15570ha)の1/10以下と、産地としては大きくありませんが、経済効果を見ると、5年で約2倍に成長しています。
こうした数値から、バージニア州のワイン産業は急速に成長していることがわかります。
トランプ・ワイナリーもあることから、バージニア州は、ある意味、今後アメリカ最注目のワイン産地になってくるかもしれません。
※輸入元:アグリ株式会社
それとちょうどのタイミングで、トランプ氏の次男エリック・トランプ氏がオーナーである
「TRUMP WINERY-トランプ・ワイナリー」 のワインが日本に初登場します
1月19日、輸入会社の試飲会で飲んできましたので、紹介したいと思います。
トランプ・ワイナリーはアメリカのバージニア州にあり、AVAは州中央部のMonticello - モンティチェッロ。
バージニア州は東海岸にあり、ワシントンDCを囲むように南西部に広がる州です。
モンティチェッロは、アメリカ合衆国独立宣言を起草したひとり、第3代大統領トマス・ジェファーソンゆかりの地で、現在は、ジェファーソンがかつて住んでいた邸宅が観光客に公開されています。
トランプ氏の長男エリックは、2011年に既存ワイナリーを買収し、新しいワイナリー名を「トランプ・ワイナリー」としました。
畑の所有面積は526haで、東京ドーム113個分に相当します。
ワインのラインナップは色々ありますが、今回日本に入ってきたのは、2アイテムのみ。
トランプ氏自身のことが好きかどうかは置いといて、とにかく話題の人ですから、息子のワイナリーではありますが、引き合いが多く、アメリカ国内ではすでに欠品状態とか。
輸入元の話では、ちょうど1年くらい前から輸入の交渉に入ったとのことでした。
TRUMP Estate Bottled VIOGNIER 2015 (Virginia, AVA Monticello)
ヴィオニエの白ワインで、2/3はステンレスタンク、1/3はフレンチオーク樽で熟成。
ブドウは早朝に手摘みし、慎重な温度コントロールの下、つくられています。
キリリと引き締まった果実味のアタックが印象的で、ゆるみがありません。
ピシッとしたミネラル感があり、強靭でありながら、非常にデリケート。
温度低めで飲んだので、こうした印象だったかもしれません。温度が上がると、メロウなニュアンスが出てきそうな予感。アルコール度数13%。
参考上代:7,000円(税抜)
TRUMP Estate Bottled NEW WORLD RESERVE 2014 (Virginia, AVA Monticello)
メルロ52%、カベルネ・フラン28%、プティ・ヴェルド12%、マルベック8%をブレンドした赤ワインで、ワイナリーのフラグシップワインになります。
熟成はフレンチオークで、50%を新樽、50%を1年経過樽で、約14~16カ月。
ボルドースタイルのフルボディタイプ。アルコール度数13%。
果実味が繊細で上品。シュッとしたタンニンが舌に感じられ、果実味や酸とのバランスが良く、洗練された味わいの赤ワインで、重心は上の方に感じます。
他の方の意見を聞くと、「オーナーの父上のイメージから、ズーン、こってり濃厚、べったり、といった下品なワインを予想したけれど、全然違ってビックリ(笑)」
はい、私も同じように思いました(笑)
知的な美人、という印象で、品よく洗練されたワインなので、洗練されたレストランの料理に合わせたいですね。
参考上代:9,000円(税抜)
バージニア州というと、ワインの産地としてピンとこないかもしれませんが、264のワイナリーがあり、ワイナリー数では全米5位(2014年の統計)。
ちなみに、1985年のワイナリー数は29軒でした。
ワイン生産量では、7,532トン(2012年)、705,200ケース。
2015年の統計では、生産量は全米12位になっていますが、比率では0.21%。
ブドウの生産量は8位。
ブドウ畑は3300エーカー(約1335.5ha)で、フランスのアルザス地方(15570ha)の1/10以下と、産地としては大きくありませんが、経済効果を見ると、5年で約2倍に成長しています。
こうした数値から、バージニア州のワイン産業は急速に成長していることがわかります。
トランプ・ワイナリーもあることから、バージニア州は、ある意味、今後アメリカ最注目のワイン産地になってくるかもしれません。
※輸入元:アグリ株式会社