ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

4/16からロイヤルで初のフランス料理フェア

2015-04-16 09:11:52 | レストラン&店
ロイヤルホストが、2015年4月16日(木)から
季節限定「ハーブと野菜を楽しむ 南フランス・ニース料理フェア」を全国の店舗で開催します。

開催に先立ち、先日都内で行なわれた発表会を取材してきましたので、紹介します。

ロイヤルホストでは、1970年代より世界の料理フェアを開催しいますが、意外なことに、
フランス料理をテーマにしたフェアは今回が初めて のことだそうです。

記念すべき初めてのフランスフェアのテーマは、南仏を代表する地中海都市・ニース料理

春から初夏にぴったりの野菜やハーブを使った滋味豊かなメニュー、南仏の人々の気取らないあたたかい料理をはじめ、
前菜と主菜の2皿で構成する「ドゥ・プラ」スタイルといった食文化の紹介も、今回のフェアの見どころです。


南フランスの食材を使った気取らない軽食

また、プロヴァンスのロゼワインがチョイスされているのも見逃せません!





まず、「ドゥ・プラ」は「2Plats=2皿」という意味ですが、フランスの食事の基本とされる
“前菜一皿+主菜一皿”が メニューとして用意されています。

前菜、主菜とも3品ずつメニューが用意され、自分の好みのものを組み合わせられます。

前菜3品はこちら。


「スープ・ド・ポワソン」 単品680円(税込734円) 247kcal

スープ・ド・ポワソンは、魚介の旨味が凝縮した濃厚なスープで、ちゃんと手をかけたロイヤルならではの一皿。グリュイエールチーズと、ニンニク風味のアイオリソースを加え、バゲットを添えていただきます。


「野菜とハーブの自家製テリーヌ」 同680円 156kcal

テリーヌは私のイチオシ!この価格でこのクオリティは、他店ではできません。
ビーツ、イエローズッキーニ、スモークサーモン、クリームチーズなどを彩りよく重ねてテリーヌにしています。見た目がキレイなのはもちろん、野菜たっぷりが嬉しい一皿。スモークサーモンがいい働きをしています。


「パスタピストゥー」 同680円 389kcal

バジルペーストをからめた、ほうれんそう入りの生パスタは、むっちりした歯ごたえがよく、コクのあるソースも抜群のおいしさ。食べごたえを求める人にオススメです。


主菜料理3品はこちら。


「南仏風ハーブチキンとレンズ豆」単品1180円(税込1274円) 486kcal

ハーブをブレンドしたエルブドプロヴァンスとガーリックでマリネしたチキンをグリルしたハーブチキンに、レンズ豆と野菜のソースを合わせた「南仏風ハーブチキンとレンズ豆」は、個人的にかなり惹かれます。ボリュームがありそうなのもgood。


「帆立とメルルーサのプロヴァンサル」 同1180円 215kcal

バジルの風味が爽やかな「帆立とメルルーサのプロヴァンサル」は、さっぱりいただける一皿。
215kclというカロリーの低さが素晴らしい!


「牛肉のドゥーブ」 同1380円(1490円)483kcal

野菜と牛肉をじっくり煮込んだ「牛肉のドゥーブ」は、ニースの家庭料理。
牛肉が意外にもあっさりとしています。
トウモロコシの粉を練り上げたポレンタのフリットも食感も楽しい一皿です。



これら前菜3品と主菜3品から一皿ずつ選び、アミューズとバゲットを加えた「ドゥ・プラセット」もあります。

主菜にハーブチキンか帆立とメルルーサをチョイスした場合は2280円(税込2462円)、牛肉のドゥーブをチョイスした場合は2480円(税込2678円)になります。


アミューズは 「野菜のディップ~アンショワイヤードソース~&グジェール」 111kcal

バジル、アンチョビ、ガーリックの風味のソースに野菜をつけていただきます。
グリーンのスティックは、南仏でよく食べられるせり科のスティッキオ。
スティッキオはセリ科のフィノッキオを食べやすくした野菜で、セロリに似たシャキシャキとした歯ごたえがいい感じ。ソースとの相性もとてもよかったです。

手前にあるのは、チーズを練り込んだプチシュー「グジェール」。
※こちらのアミューズは単品販売はなく、セットのみ




カロリーをポイントに「ドゥ・プラセット」を組み立てた場合、上記で585kcal
※アミュース+野菜とハーブの自家製テリーヌ+帆立とメルルサーのプロヴァンサル

こんなふうに組み合わせる「ドゥ・プラセット」もいいですが、単品で頼むのもオススメです。

というのも、前述したように、プロヴァンスのロゼワインが用意されているからです。


Cotes de Provence Cuvee Prunell Rose 2013 Domaine de Cressonniere

美しい色合いの“キュヴェ・プリュネル・ロゼ”は、グラスで380円(税込410円)、
デキャンタ1480円(税込1598円)、ボトル2180円(2354円)。

チャーミングなフルーツのアタックが心地よく、酢きりしながらも、果実の骨格がしっかりしている辛口のロゼワインです。
プライスは、輸入元(ブルストル・ジャポン)の参考上代(ボトル価格)そのままでは?

2人以上ならボトルでチョイスし、料理を単品であれこれ頼むのもオススメです。





ニースで有名な軽食 「ピサラディエール」 もぜひ頼みたい一皿!
単品 680円(税込734円) 249kcal

ピザに似た生地の上に、飴色に痛めた玉ねぎ、アンチョビ、カイユティエ(小粒オリーブ)を載せたもので、ニースを代表する軽食のひとつ。
スパイシーで、アンチョビの濃厚なうま味と塩気があり、これはもう、プロヴァンスの辛口ロゼワインにピッタリ!





シメのデザートもフレンチ風。


「チェリークラフティ~ラベンダーアイス添え~」580円(626円)262kcal

プディング生地を焼き上げたクラフティは、卵の風味がしっかりあり、甘酸っぱい味わいで、これが意外とロゼワインと合います。
ラベンダー風味のアイスもやさしいアロマで、このアイスはいいですね!


「濃厚ガトーショコラ」 580円(626円)359kcal

カリッ、サクッ、とした食感と、ヘーゼルナッツの香ばしい風味のフランスの伝統焼き菓子“クロッカン”を添えたガトーショコラは、ねっとり濃厚な味わい。



ロイヤルホストはファミレスのイメージがありますが、店舗でコックがちゃんと調理しているのが売り。

今回の南仏・ニース料理フェアでも、ロイヤルならではの手の掛けられた料理が嬉しいですね。



「ハーブと野菜を楽しむ 南フランス・ニース料理フェア」の詳細はホームページをご覧ください

ロイヤルホスト
http://www.royalhost.jp/index.php


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