ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

4/17はマルベックワインを飲む日

2015-04-15 09:00:00 | ワイン&酒
アルゼンチンワイン協会(Wines of Argentina)は、アルゼンチンを代表する黒ブドウ品種「マルベック」のさらなる認知度を高めるため、 “マルベック・ワールド・デー”(Malbec World Day on April 17)を制定しました(2011年4月17日)。

2015年の“マルベック・ワールド・デー” (MWD) は 4月17日(金) です




ワイン好きの方なら、マルベックの名前もワインもよくご存知だと思いますが、知らなかった!という方は、ぜひこの機会にマルベックのワインを飲んでみてください。

※以前の記事も参照ください → コチラ

マルベックのワインは各地にありますが、せっかくなので、アルゼンチンのマルベックをチョイスしたいですね。



ワインショップで購入して家で楽しむもよし。

神田のフレンチレストラン 「ラ・リヴィエール」 では、
アルゼンチンを代表する料理エンパナーダと特製ステーキのセットにマルベックのグラスワインが付いた、一晩限りの 「スペシャルディナー・プレート」があります(3000円、税込)

予約すると食前酒の無料サービス があるそうですから、手軽に楽しむにはお得かも



「ラ・リヴィエール」
東京都千代田区神田多町2-2
TEL. 03-3258-1800
https://www.facebook.com/riviere.hayakawa

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私のハートをグッと掴んだNew Wine

2015-04-14 10:00:51 | ワイン&酒
少し遡りますが、2月の東京コンプレックス試飲会で試飲したものの中で、一番気になったワイン が、実はコレでした。


BK Skin n Bones White 2014 BK WINES (豪州、アデレードヒルズ)

サヴァニャン80%とシャルドネ20%をブレンドした白ワインです。
スキンコンタクトは25日間。

独特の風味がふわっとやさしいタッチで入ってきて、ゆったりと口の中に広がり、舌の味蕾の凹凸にまでじんわりと染み込みます。
やさしく、まったり滋味で、ゆっくり、ずっと飲んでいたいほど。



サヴァニャン は、フランスのジュラで使われる白ブドウで、ジュラ独特の黄ワイン“ヴァン・ジョーヌ”もサヴァニャンからつくられます。
ヴァン・ジョーヌの個性的な風味は、好き嫌いが分かれるかもしれません。

そんなサヴァニャンを主体に、オーストリラリアのBK WINESが少量のシャルドネを加えてつくったのが、このワインです。
豪州のサヴァニャンはまだ少数派ですが、ポツポツと増えてきているようです。



他のワインも試飲させていただきました。
赤ではピノ・ノワールが気に入りました。


左から2本目)BK Skin n Bones Pinot Noir 2014  BK WINES

こちらは100日間スキンコンタクト。
もわもわとした果肉感のある、ふっくらやさしい果実味のテクスチュアに、じーんと痺れました。
休みの日にボトルを抱えながら、薄暮の頃から、ゆっくり飲みたい気分になりました



BK WINES は、ワインへに加えるものを可能な限り抑え、ナチュラルでていねいな、品質本位のハンドメイドワインをつくることを目指している生産者です。設立は2007年。

今回紹介したアイテムは4月上旬入荷予定だそうで、どちらも日本への割り当ては300本ほどとか。
もうそろそろ入荷される頃でしょうか。

発売が心待ちなブランドです。



※輸入元:株式会社kpオーチャード

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シングルヴィンヤードのピノ・ノワール@チリ

2015-04-13 10:52:16 | ワイン&酒
「果汁グミ プルーンミックス」 に合わせた赤ワインはこちら。


Single Vineyard Cauquenes Pinot Noir Reserva 2012 Vina Valdivieso (Chile)

チリ「ヴィーニャ・ヴァルディヴィエソ」シングル・ヴィンヤード“カウケネス” のピノ・ノワールでした。

発酵は天然酵母で、ステンレス・タンク使用。
熟成はフレンチ・オーク樽(新樽 33%)で12カ月。



しっかりとした味わいのワインで、ややパワフルかなと思ったのですが、果実味が前面に出ていたので、果汁グミといいハーモニーを奏でてくれました。



ヴァルディヴィエソ はチリのセントラル・ヴァレーのワイン生産者です。

南米で最初にスパークリングワインを生産したメーカーで、今やチリNO.1のスパークリングワインメーカーとなり、国内市場でのシェアは65%!



ヴァルディヴィエソのワイナリーは以前訪問してきました。



見学させてもらったのはスティルワインのセラーで、樽からの試飲も行ないました。



そう、実はスティルワインも良いものをつくっているんです。


よって、スティルワインの試飲を色々と体験してきました


スパークリングワインの試飲ももちろん必須


ヴァルディヴィエソのスタッフの皆さん お世話になりました

ヴァルディヴィエソのワインは日本にも輸入され、エントリークラスのワインなら1000円前後。
シングル・ヴィンヤードシリーズでも2000円前後ですから、コスパいいですね!

(輸入元:株式会社モトックス)

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果汁グミの新フレーバー「プルーンミックス」もワインに合う!

2015-04-12 10:02:40 | おいしい食べもん
明治の “果汁グミ” に、新しい仲間が加わりました。


果汁グミ おいしく鉄分 プルーンミックス果汁100 (明治)

プルーン、りんご、アセロラのミックスで、一袋76g、251kcal、コラーゲン4100mgとなっています。

既存のフレーバー“ザクロ”、“ライチ”は、一袋でコラーゲン6000mgと、コラーゲンを前面に出していましたが、新フレーバーのプルーンミックスは、鉄分 にフォーカスしています。

プルーンミックスグミ6粒で鉄分4mgを摂取 できます。
これは、20代女性の1日の鉄分不足量に該当するとか。

もちろん、20代女性より上のお姉さま世代でも、鉄分は大事です(笑)
また、食べておいしいか?も大事なポイントですよね?



プルーンということで、黒っぽい色を想像しましたが、思ったよりも明るく、サーモンピンクっぽい色合いです。

食べてみると、プルーンの味がしっかり前面に出ています。
そこに、りんごやアセロラの心地よい酸味が加わり、意外にも軽快な食べ心地でした。
味は間違いなくおいしいです

香りも、ドライフルーツのプルーンに華やかな花のフレーバーが加わった感じでいいですね



せっかくですから、従来の ザクロ、ライチ味との食べ比べもしてみました。


左から)ザクロ、プルーンミックス、ライチ

弾力がもっともソフトなのはライチで、その次がプルーンミックス、もっとも噛みごたえがあるのがザクロです。

果汁グミのザクロもライチもワインによく合いましたので、プルーンミックスもワインとのマッチングを試してみました。

タンニン分の多い熟成した赤ワインと合わせてみたところ、ワインが強すぎてダメでした。
プルーン味のグミということから、ドライフルーツのプルーンそのものを想像したわけなのですが、果汁グミのプルーンミックスは上品なテイストなので、ワインは強すぎない方がよさそうです。

そこで、果実味のエレガントな赤ワインを合わせてみたところ、今度はプルーンミックスとバッチリ合いました!
同じワインをザクロフレーバーとも合わせてみましたが、こちらももちろん好相性。

ザクログミは、ロゼワイン、または軽やかでエレガントな赤ワインによく合うと以前に紹介しましたが、プルーンミックスも、軽やかな赤ワインまたはロゼワインとの相性がいい と思います。

ということは、プルーンミックスもワインのお供用に常備! です

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輸入元で選ぶワイン@ベリッシモ(イタリアワイン)

2015-04-11 13:58:16 | ワイン&酒
ワイン選びの大事なポイントのひとつに、“輸入元”(インポーター)があります。

もちろん、産地も銘柄も生産者ビンテージも重要には違いありませんが、ワイン選びの達人は、裏ラベルのインポーター名をチェックします。

ココが入れているんだから外さないでしょう、という予測ができ、かつ、ワインの傾向もわかります。
例えば、ビオ系のワインを主体に扱っているとか、ある国に特化しているとか。
リッチ系が多いとか、エレガント系が多いとか、etc...

先月出かけた試飲会は、初めて出合う輸入元が開催したものでした。
それは、イタリア食材およびワインを直輸入する 「ベリッシモ」

当然、試飲ワインも初対面のものばかり。
ワインはすべてイタリアで、産地はピエモンテ主体+トスカーナ


会場で人気だったルケ100%「ルケ・ディ・カスタニョーレ モンフェッラートDOCG 2013」(右)
“ルケ”はピエモンテの土着品種。生産者はピエモンテのガット・ピエールフランチェスコ。
ザックリとした野性的な果実味とタンニンが個性的で、この先まだまだ変化しそうです。
参考上代 4000円(税抜)



紹介されていた約30種のワインを一通り試飲すると、扱うワインの傾向がわかってきます。
品種の個性、生産者の個性はもちろん出ていますが、酸が充実し、果実味とのバランスが取れたキレイなスタイル、という共通点を感じました。
これは私が好きなスタイル。

こうしたことがわかってくると、この輸入元のワインなら、自分が飲む時にはハズさないでしょう、となってくるわけです。
当然、人によっても好き嫌いが分かれてきます。



イキイキとした酸と果実味がバランスよくておいしい!「ネッビオーロ・ダルバ2012」(右)
生産者は、ピエモンテ州サント・ステファノ・ロエロ村のニッツア・シルヴァーノ(Nizza Silvano)
参考上代 3500円(税抜)

ニッツア・シルヴァーノ は今回フィーチャーされていた生産者で、白の「ロエロ・アルネイス2013」からバルベーラ、ネッビーロ各種の赤ワインが紹介されていましたが、その中でコスパがよく、自分で買うならコレ!と思ったのが、上記の「ネッビオーロ・ダルバ2012」でした。



懐が温かければ、「DOCバルベーラ・ダルバ IL BOPOEPER 2009」(右)をチョイスしたいところ。
ボスポエペルはバリックで20カ月熟成後、瓶熟6~8カ月。
濃さがあり、それでいてしなやか。酸もしっかり骨格を支えています。飲みごたえのあるフルボディで、アルコール13%。ナンバリング付き。
参考上代は9600円(税抜)。やはり、これは特別な時に(笑)


左)Barbaresco 2010 La Ganghija  右)Barolo 2009 Burlotto Gian Carlo
  参考上代 7700円(税抜)       9600円(税抜)

ピエモンテを代表するツートップ、バルバレスコとバローロ。
バルバレスコは思ったよりも色が淡く、ハッとした鮮やかな果実味がエレガントで印象的。
バローロは重厚感があり、文句なくウマい!
こちらの2本も懐の温かい時に(笑)


トスカーナ州モンタルチーノ村の生産者「Santa Giulia」の赤3種
Rosso di Montalcino 2012 / Brunello di Montalcino 2007/Brunello di Montalcino Reserva 2006
参考上代 (左から)4000円、8000円、12000円(税抜)

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、やっぱりおいしい!
リゼルヴァはエキス分が濃縮し、複雑味があり、テクスチュアもなめらか。
これは本当に特別な時用ですね。
ロッソは甘みがあり、チャーミング。こちらは月1回のちょっと贅沢ディナーなどに。



この輸入元は直営店舗があるので、直接店で購入が可能です。
また、HPで通販があるので、このネット通販を利用するのもいいでしょう。

Bellissimo  株式会社 ベリッシモ
「田園調布本店」 東京都大田区 田園調布2-49-3
http://www.bellissimo.jp/

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興味深いモロッコのワイン「Tandem」

2015-04-10 13:57:54 | ワイン&酒
こちらも試飲会で出合ったワイン。
産地は北アフリカのモロッコ


Tandem Syrah du Maroc 2010 Thalvin - Domaine des Ouled Thaleb (Morocco)
参考上代 3200円(税抜)

“タンデム” シラー・デュ・マロックシラー100%の赤ワインで、アルコール度数は14.6%。
なめらかでまろやかな質感で、ほどよい飲みごたえがあり、ワイン初心者から上級者まで楽しめると思います。

モロッコという話題性もあるので、持ち寄りパーティーに持参するのも面白いのでは?



この「タンデム」は、フランスの北ローヌのクローズ・エルミタージュの生産者Alain Graillot(アラン・グライヨ)と、モロッコ北部のワイナリーThalvin -Domaine des Ouled Thalebの醸造家Jacques Poulain(ジャック・プーラン)のパートナーシップで誕生したワインです。

2004年、アラン・グライヨがモロッコを自転車で走っていた時に、素晴らしいシラーを生み出す場所を見つけたことが、このプロジェクトのきっかけでした。

“自転車”、“ふたりのパートナーシップ”ということから、“二人乗り”を意味する“TANDEM”(タンデム)というワイン名になったわけですね。



モロッコ北部の大西洋に近い地域は、海の影響で涼しい気候となり、また、標高も500mと高かったことから、Thalvinの醸造家ジャック・プーランとともに、フランスの北ローヌスタイルのシラーのワインを一緒につくろう ということになりました。

ジャックは、モロッコに住む、仏ボルドー出身のフランス人。
サン=テミリオンのChateaux Beau Sejourなどをはじめ、ボルドーのいくつものトップシャトーを経て、Thalvinの醸造家となりました。

モロッコは かつてフランスの植民地 であったことから、今もフランスの影響がいたるところで見られます。ワインもしかり。

ワイン産地としてのモロッコは、まだ日本人には耳慣れないですが、実はフランスの大手ワイン企業や欧州の金融グループなどによる資本投下が行なわれています。

Thalvinもそうした外資グループ傘下のワイン会社であり、モロッコ最古のワイナリーのひとつDomaine des Ouled Thaleb(1927年創業)をベースに、1968年に創業しました。

モロッコワインのことを調べていくと、奥が深い!
いつかまた、モロッコワインについて紹介できればと思っています。

(輸入元:株式会社ヴィノラム)


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フランスのお気に入りスパークリングワイン

2015-04-09 17:52:07 | ワイン&酒
先日出かけた試飲会で、これは買い!と思ったフランスのスパークリングワイン2本を紹介します。

まず1本目は、私の好きな産地 サヴォワ -Savoie から。


Royal Seyssel Cuvée Privée Brut 2009 (France, Savoie)  参考上代 3200円(税抜)

サヴォワのブドウ品種Molette(モレット)70%+Altesse(アルテス)30%を使用し、シャンパーニュと同じMethode Traditionnelleで36~48カ月間瓶内二次発酵させた、ヴィンテージ入りのスパークリングワインです。
生産者は1901年創業。

独特のブドウの風味に加えて、ほどよくこなれた熟成感があり、しっとりとした飲み心地とキメ細かな泡も気に入りました。
シャンパーニュとは一味違ったテイストですが、これはすっと飲んでいたくなります。
食中酒としても活躍しそうです。



Seyssel(セイセル)は村の名前で、AOC名でもあります。

スティルワインは白のルーセット(アルテスの別名)100%のみが AOC Seyssel を名乗れます。
発泡ワイン の場合は、ルーセット10%以上で、他には、モレット、ボン・ブラン(別名シャスラ/ファンダン)が使用可能で、瓶内二次発酵でつくられたものが AOC Seyssel mousseux を名乗ることができます。
よって、このRoyal Seysselは、後者になりますね。



もうひとつのお気に入りは、ブルゴーニュ のロゼスパークリング。


Bourgogne Clairet Rose 2010 Geante-Pansiot (France, Bourgogne) 参考上代 3200円(税抜)

ジャンテ・パンシオは、ジュヴレイ=シャンベルタンを拠点とするドメーヌとして知られています。
このロゼスパークリングは、樹齢約80年のピノ・ノワールからつくられています。

シャンパーニュ的なうまみがジワジワと広がり、これはおいしい!
ピノ・ノワールの果実味がチャーミングで、ほっと癒されます。

そういえば、昨年の同じ時期にも、このワインを紹介していました。
2年続けて私のアンテナにひっかかってきた、ということは、間違いないということです(笑)



この2本は、同じ参考上代です。
さて、どちらを選びましょうか?

私なら、しっとり、じっくり飲みたい時に、サヴォワのロイヤル・セイセルを、
あれこれつまみながらお喋りを楽しみたい時や女子会に、ブルゴーニュのクレレ・ロゼ をチョイスしたいかな。

人数が揃えば、“どちらも”という選択肢も、当然アリです(笑)

(輸入元:株式会社ヴィノラム)

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スペインの軽やか白ワイン「チャコリ」

2015-04-08 12:53:43 | ワイン&酒
桜が散った後というのに、今日は季節外れの雪が舞ってびっくりでした(笑)

そこで、雪の季節から春、初夏、盛夏、晩夏、秋…と、季節に関係なく楽しめるワイン を紹介します。


Txakoli REZABAL (スペイン、バスク、DO チャコリ・デ・ゲタリア)

スペイン北東部バスク地方の白ワイン “チャコリ”です

チャコリについては、ここでも何度か紹介してきましたが、何度飲んでも、私はチャコリが好きだなぁ~と思います。

今回紹介するのは、1996年、バスク地方のキブスコア県サウラツに設立した小規模ワイナリー
“レサバル-REZABAL”
DOでいうと、DO チャコリ・デ・ゲタリア (Chacoli di Getaria)になります。

チャコリには3つのDOがあり、それぞれ特徴があります。
それについては、以前の記事で詳しく書きましたので、参考にしてください → コチラ



レサバルのチャコリは、白ブドウのオンダラビ・スリ100%でつくられます。
ほのかな発泡があり、高い位置からチャコリ用のグラスに泡を立てるように注ぐと、はっきりした泡立ちが見られます。


チャコリ用グラス

高い位置から注ぐことをエスカンシア(エスカンシアール)といい、これによって、ワインが空気と触れ、香りも味わいも開いてきます。

先日の試飲会で、来日した生産者からエスカンシアールしていただいたものを試飲しましたが、ピュアな果実味とスッキリとした酸がフレッシュで、のど越しも心地よく、爽やかな気分にさせてくれます。
アルコール度数も11%とライトなのもいいですね。


発泡が弱いので、この形の栓で大丈夫のようです

チャコリはこれからの気温の高い季節にもピッタリですが、鍋料理にもよく合います。
今日みたいに真冬の気温に戻ったような日は、あったか~い料理と一緒に、チャコリをいただくのもいいかもしれません。
(参考上代:2700円、税抜)



ワインではありませんが、こちら スペインのシードラ もこれからの季節にオススメです。


マヤドール・シードラ 250ml マニュエル・ブスト・アマンディ社(スペイン、アストリアス)

厳選されたリンゴを原材料とした、ナチュラルな甘さの シードラ(シードル)です。
スペイン北部アストリアスに1939年創業のメーカーが生産しています。

リンゴそのものの風味があり、なめらかな泡立ちが上品。
こちらはアルコール4.1%。ランチタイムにも軽~く楽しめそうですね。
また、アルコールに弱い方にもオススメです。



このシードラも、チャコリと同じようにエスカンシアールで注ぐ伝統があります。
ですから、チャコリと同じような形&サイズのグラスがあります。

コロンとカワイイ姿ですので、ちょっとした贈り物にしたり、ホームパーティーに持参したりするのもいいでしょう。
これは女性には必ずや喜ばれると思います。

自宅に常備しておけば、仕事で疲れて帰宅した時に、やさしく癒してくれる存在になりそうです。
なんたって、お値段が手頃ですからね
(参考上代:270円、税抜)

※チャコリもシードラも、輸入元: 株式会社キムラ

チャコリは新宿伊勢丹で買えるようです。
大丸東京にもあるかも…?と、輸入元の談。

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独フランクフルトの市場で買ってきたお菓子

2015-04-07 16:16:18 | 甘いもん
先日出かけたドイツの フランクフルトの市場「クラインマルクトハレ」で、ワインを立ち飲みした記事 をアップしましたが、その際に少し触れた、市場内のお菓子 を改めて紹介します。



「クラインマルクトハレ」の2Fで、アラブや中東のお菓子を扱う店を見つけました。

色々と気になるものがありましたが、最近、家の母が「クルミ、クルミ!」と言うので(老化防止だかに効果アリとか?)、手前の クルミが外側についた丸い菓子 を購入。

クルミ菓子の奥は「バクラヴァ」。
バクラヴァは、トルコ周辺やアラブで人気のペストリー菓子です。



どれもグラム単位で購入できます。
店の年配女性は英語が通じないようでしたので、ショーケースを指し、ドイツ語の2を意味する「ツヴァイ」とお願いしました。
この2個で3ユーロ少々。ビニール袋に入れてくれました。



帰国後、家で切り分けてみると、中は練り込んだドライイチジクのようです。

クルミ&ドライイチジク、とくれば、これはもうワインのお供にピッタリ
赤ワインに合わせて楽しみました

ここで色々買いたい場合は、タッパー持参がいいかもしれません(笑)



このクルミ菓子よりも先に、立ち飲みワインと一緒にいただこうと思って買ったのが、1Fのベーカリーで売っていたこちらのお菓子。


ヌス・シュニッテン

ドイツ語で、ヌスは木の実、シュニッテンは四角く切ったお菓子のこと。

私の好物のひとつに、「アンガディーネ」があります。
「エンガディナー」、「エンガディナー・ヌス・トルテ」とも呼ばれる、クルミのお菓子です。
おそらく、これと近いのでは?と思ったので購入。



このお菓子は、ビスケット生地の上にナッツをキャラメルで固めたものが載り、外側がチョコレートでコーティング されていました。
私の手のひらよりも大きいサイズですが、お値段はたしか1.5ユーロほど。
ナッツ部分はそれほど多くないですが、全体的にボリュームがありました。

結局のところ、このお菓子は立ち飲みワインのお供にせず、家でコーヒーを淹れて、ゆっくりと楽しみました

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4/25-26 ドイツワインまつり@青山ファーマーズマーケット

2015-04-06 15:28:12 | ワイン&酒
昨日お知らせした「Riesling Ring Tasting 2015」 に引き続き、
もうひとつ、白ワイン好き&ドイツワイン好きの方に嬉しいイベント のお知らせです。

人気のファーマーズマーケットが開催されている国連大学(東京・渋谷)のイベントスペースで、
初のドイツワインイベント 「ドイツワインまつり」 が開催 されます 

ドイツワインが、グラス1杯から楽しめるイベント です。

ワインは白ばかりではなく、バラエティ豊かなドイツワインが登場する予定です。

無料試飲ではなく、有料販売となります。
グラス1杯の価格は、もちろんワインにもよりますが、1杯500円前後からと予想されます。

また、グラス単位だけではなく、ボトルでの販売もあり、
さらに、ドイツ食品などのフード類も販売されますので、飲んで、食べて、楽しめそうです

セミナーや、プレゼント企画 も予定されていますので、気軽に足を運んでみてはいかが?
詳細は下記をご覧ください。




ドイツワインまつり@青山ファーマーズマーケット

日時:2015年4月25日(土)・26日(日)
   両日とも 10時~16時

場所:国際連合大学前広場 青山ファーマーズマーケット内イベントスペース
   東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学前

内容:各種ドイツワインのグラス・ボトル販売、ワインセミナー、プレゼント企画など

主催:ドイツワインまつり運営事務局
協賛:ドイツワイン基金
後援:ドイツ連邦共和国大使館、ドイツ観光局、ドイツワイン協会連合会、東京ドイツワイン協会

最新情報はFacebookでチェック! → https://www.facebook.com/events/769256369848121/



私も両日とも行きます。
というか、おそらく、ワイン注ぎの手伝いでどこかのブース内に入る予定です


独ファルツ地方ダイデスハイムの街並み

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4/20 「Riesling Ring Tasting 2015」開催します!

2015-04-05 12:50:09 | ワイン&酒
今年も 「Riesling Ring Tasting」 の季節がやってきました

Riesling Ring Tasting とは、リースリング種の白ワインを存分に味わうテイスティング会のこと。
世界各国から、多彩なリースリングワインが一堂に集まります。

第7回目を迎えた 「Riesling Ring Tasting 2015」 は、今回も二部制で開催されます。

昼からの午後の部はプロ向けとなります。
一般愛好家の方は、夜の部にお申込みいただけます。




Riesling Ring Tasting 2015

開催日:2015年4月20日(月)
     第一部:プロフェッショナル部門 13:00~17:00
     第二部:ワイン愛好家部門    18:30~20:30

参加費:第一部  1,000円(おひとり様)
     第二部  5,000円(おひとり様) ※フィンガーフード付き

開催場所:ホテル椿山荘東京 プラザ棟 1F ギャラクシー
     東京都文京区 関口2丁目10-8 TEL.03-3943-1111(代表)
     アクセス http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/access/LinkIcon

参加申込:下記のURLからご登録ください
      第一部 プロフェッショナル部門   https://form.os7.biz/f/1e718ac9/
      第二部 ワイン愛好家部門      https://form.os7.biz/f/718ec277/

締め切り:第一部 4月19日(日)
      第二部 4月17日(金)15時まで 

詳細:RRホームページ http://www.rieslingring.com/tasting2015.html

※当日お気に召したワイン(一部を除く)を、当日限りの特別価格にてご購入いただけます。
  詳細は、上記RRホームページをご覧ください。



2014年はパレスホテル東京にて開催されました

※2014年のリポート → コチラ

※日本ソムリエ協会のコラムでも紹介しました → コチラ



2015年は会場が椿山荘に変わりますが、Riesling Ring執行役員を務める私は、第一部、第二部を通して、今年も受付で皆さんをお迎えすることになると思います。

皆さんのお越しをお待ちしています

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イースターの仔羊ケーキ&お菓子のうさぎ

2015-04-04 16:34:47 | 甘いもん
先日紹介した、イースター用の“仔羊の形のケーキ” を食べてみました。


仔羊の形のケーキ (Made in Germany)

持ってくる時に鼻がもげてしまったので、ちょっと不細工になった顔が気の毒

まず、頭を切り取り、次に胴の部分をスライス。
文字で書いていると、物騒ですね(笑)



ヴァニラ風味(ブルボンヴァニラと記載あり)のする、軽いタイプのパウンド風ケーキでした。

Facebookを見ると、菓子系つながりの友人たちのフィードには、イースターの仔羊ケーキの話題がしっかりと出ているものの、一般的には、このケーキは日本ではまだまだポピュラーではないようです。

その一方で、イースターのうさぎ&卵 は、スーパーの広告にも登場しています。

うさぎを象った飾り卵やポテトサラダなど、ちょっと手を加えれば家庭で簡単に作れるものが広告に載っていました。うさぎの形をした料理は、子どもが喜びそうです。



家には、先日のドイツで買ってきた“お菓子のうさぎ” がいます。


マジパンのうさぎ  (Made in Germany)

この子の姿がカワイイので、まだ手を付ける気になりません

ほかにももう1匹、大きなチョコレートのうさぎがいます。
これは、イースターが過ぎてからじっくりといただく予定です



2015年のイースターは4月5日(日)です。

※イースターのうさぎと卵のお話 → コチラ

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36℃のシュークリーム@銀座

2015-04-03 14:26:20 | ワイン&酒
先日、銀座の昭和通沿いを歩いていたら、気になる看板を発見。

  - 「36℃のシュークリーム」 ですって?

シュークリーム好きの私としては、素通りできません(笑)

入り口は狭いですが、中はファストフード店のようなカウンターやテーブルがあるようなので、コーヒー(290円)とシュークリームを外の窓口で購入。
購入したものは店内で渡されます。


シュークリーム Wペッパーカスタードホイップ
ドリンクset:\500 / 単品:\350(税込)

上にトッピングされているのはレッドペッパーで、中のカスタードクリームに混ぜられている黒い粒々はブラックペッパーと、たしかにWペッパー!
これもアリだと思いますが、個人的には、カスタードに混ぜられた粒々がバニラビーンズなら嬉しかった…



実のところ、土台がスコーンになっている“きまぐれシュースコーン”(画像右)の方が食べたかったのですが、この日は売り切れということだったので、“Wペッパーカスタードホイップ”にしてみました。

コーヒーとセットにしたので、500円です。
シュークリーム自体は大きく、中のクリームもたっぷりで、ボリュームがありました。



その他に、タルトやマフィン類は100円から ありました。

店内にはテラス席部分(表現が難しいですが)もあります。
銀座中央通りの混雑を避け、ひといき入れたい時に使えそうでしょうか。

そうそう、気になっていた「36℃のシュークリーム」ですが、シュークリームの温度が36℃ということではなく、店名から来ているんですね(笑)

COFFEE STAND 36℃
東京都中央区銀座3-10-5 丸八銀座ビル1階
HP http://www.stand36.com/
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スコットランドのオーガニックビール「ブラックアイル」

2015-04-02 12:56:22 | ワイン&酒
朝ドラ「マッサン」効果 で、スコットランドのスコッチウイスキーをはじめ、ウイスキー全般に注目が集まったこの半年でした。

朝ドラは終わりましたが、スコッチ人気、ウィスキー人気はまだ続きそうでしょうか。

この スコットランドには、ウイスキーだけでなく、ビール も存在することに気づきました。
というのも、先週出かけた試飲会で、スコットランドのビールと出合ったからです。


「ブラックアイル」 オーガニックビール 6種 (スコットランド)

スコットランドは、実はビール大国のひとつです。
というのも、イングランド~スコットランド~アイルランドでは、麦を原料とするビールやウイスキーが伝統的だからです。

よく考えれば、あのギネスビールはアイルランドですし、イギリスのエールも有名です。



「ブラックアイル」 は、スコットランド北部インヴァネスに1998年に設立されたブルーワリーです。
まだ歴史が浅く、規模も小さいですが(従業員は10名以下)、2009年にスコットランド・インターナショナル・ビア・アワードで金賞を受賞したことで、広く知られるようになりました。

原材料はオーガニックのものを使用し、インヴァネス(エディンバラから北に約250km)にあるブルワリー周辺の環境にも配慮しながらビール造りを行なっています。

現在では、国内だけでなく、欧州諸国やアメリカへの輸出も盛んになりました。
日本でも、輸入会社が扱ってくれているので、こうして飲めるわけです


今回、タイプや味の異なる6種を試飲させていただきました。
もちろん、すべて オーガニックビールです。


ブラックアイル ゴールデンアイ・ペールエール  参考上代 490円(税抜)

クリスタルモルトと小麦のブレンドの<ペールエール>。
口当たりがよく、フローラルなアロマと心地よい苦みがふわ~っと広がります。
気に入ったポイントは、やさしいアロマ&飲み心地。スーッと入ってきます。
明るい時間帯に、テラスでグリーンを眺めながら飲みたくなりました。
アルコール度数5.6%。


ブラックアイル スコッチエール  参考上代 520円(税抜)

1800年代のエディンバラでつくられていたという由来の<スコッチエール>は、モルトの甘み、濃厚さが特徴と言われます。
ブラックアイルのスコッチエールは、フルーツケーキのような風味があるとか。
飲んでみると、まろやかでコクがあります。力強いけれど、やさしい味です。
香りも複雑で芳醇。リキュール的な濃密さがあります。
これは食後酒的にも楽しめそう。アルコール度数も6.2%と、やや高め。


他の4種は以下の通り ※価格は税抜

「ブロンドラガー」<ラガー> アルコール4.5%(460円)
 スッキリ軽やか系。さっぱり飲めます。

「レッドカイトエール」<アンバーエール> アルコール4.2%(460円)
麦芽を焦がしているので、香ばしさがありました。

「ポーター」<ポーター> アルコール4.6%(490円)
麦芽を黒くローストしているので、チョコやコーヒー的な、また、スモーキーな風味があります。

「ハイバネーター・オートミールスタウト」<スタウト>アルコール7.0%(520円)
高温焙煎のチョコレートモルト&オート麦が、苦みの強い濃厚な味わいを出していました。

6種はどれも個性的な味わいなので、色々飲み比べるのも楽しいですね。

また、ただ飲むだけでなく、“各タイプのビールを食事と合わせてワイン的に飲む”というのもあり、と輸入元の担当者の談。

昨年、初代ビアソムリエ世界チャンピオンの カール・シフナー氏による、“オーストリアビールと食のペアリング” を紹介しましたが、この「ブラックアイル」の多彩なビールなら、コース仕立てでフードとともに楽しめそう です。
これはいつか試してみたいかも。



もうひとつ、スコッチウイスキーを飲む前に、ビールで喉を潤す飲み方 もあるとか。
今回のビールのアルコール度数は5%前後と、ウイスキーよりも当然軽いですからね。
軽いアルコールのものから飲む方法は、酔いにくいと、先日TVでも紹介されていました。

また、連れだってバーに行っても、アルコールが高いウィースキーを飲めない人は、ブラックアイルのようなスコットランドビールをチョイス すれば、ウイスキーを飲む相手と同じ雰囲気を楽しめそうです。

これを機に、スコッチウイスキーだけでなく、“スコットランドのビール”も覚えておくといいですね



余談ですが、ブラックアイルのブルワリーのある“インヴァネス”は、ゲール語で“ネス川の河口”という意味があります。
ネス川は、あのネッシー伝説で有名なネス湖の近くから流れる川です。
ブラックアイルを飲みながら、ネッシー談義をするのも楽しいかもしれません(笑)

(輸入元:株式会社キムラ)

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3333日めです

2015-04-01 12:00:00 | ワイン&酒
2006年2月に開設した 「ワインなささやき」 が、2015年4月1日 3333日めを迎えました

これも、いつもアクセスしてくださる皆さんのおかげです。
ありがとうございます

 ※この前の“3000日目”の記念日は2014年5月4日でした → コチラ

丸10年となる記念すべき“3650日目”は、あと300日少々後の2016年2月頃でしょうか

ここ数年は、海外出張中も入院中も(笑)、可能な限り毎日更新を目指してきました。

その中で、2014年3月の gooブログ10周年記念「私の好きなブログ」10 の中に選ばれたことは、更新していく上での嬉しい励みとなりました。
また、これに選ばれたことで、アクセスしてくださる方が増え、本当に感謝しています。



本業のワインの話題から、ゆる~いコンビニスイーツまで、 皆さんのお役に立つ記事(中にはそうでもないものもあるかもしれませんが)(笑)をこれからも書いていきたいと思いますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

綿引まゆみ


コーヒー(100円)&もちもちいちごドーナツ(100円)   都内のセブンイレブンにて

かわいい外見ですが、いちごコーティングの部分がもう少し甘さが強い方が、個人的には好みかな。
でも、これで税込200円とは、やはりコストパフォーマンスいいですね!

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