イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2015年06月20日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 7:58満潮
釣果:ボウズ

今日は小船を駆ってスズキ狙いだ。
たまには小船も動かさないとエンジンの調子も悪くなってしまうというものだ。
たまに湾内を運転してはいるけれどもエンジンも自分が本格的な釣りに参加しているのかどうかがわかるようで、やはり釣竿を搭載して出港しないとご機嫌がよくないように思う。

水軒一文字の付け根辺りの名前はスズキ谷という。僕の記憶が確かなら、双子島壮から山越えでボラ釣りに通っていたころ、父親から、「ここはスズキ谷と言うんや。」と聞いてた。
その名を信じて、真っ暗なうちに錨を下ろしてルアーを投げてみたが今日は雨の後ということだろうか、水面がゴミだらけでルアーにいっぱい変なものが引っかかってくる。
これはダメだといつもの双子島と大島の間のワンドに移動して戦闘再開。しかしここでも魚の気配はない。すっかり日も高くなり午前6時で終了。
今日の収穫は、ルアーの後ろを追ってくる小さな魚だ。これは多分カマスだ。エンピツサイズよりもっと小さなやつだが、あと半月もするとけっこう大きくなって釣れるようになるのかもしれない。
去年はサビキを作ったとたんに釣れなくなったが今年は最初から攻めてみたいものだ。


「あまちゃん」と「まれ」に間に合うように帰宅。
それから出勤の準備だ。今日は社長のありがたいお言葉がある。ありがたいお言葉とはえてして眠くなるものだが、なんとか2回くらいの意識不明で乗り切った。
「君達はこの危機的状況でゼロから考えないといけないのだ。」とおっしゃるが、何を提案しても無関心な上層部、俎上に乗せてもくれない上司がいるような環境でゼロから考えるもなにもないだろう。みんなゼロにするのが面倒なのが如実にわかってしまう。かくいう僕も気持ちの上ではすでに白秋の心境になりつつあり、いまさら新しいことになんとかなんていうのもかなりのエネルギーが必要だ・・・。
僕が唯一尊敬できる店長も社長の横ではタジタジな感じでこの人もやっぱり疲れているんだろうなと思うとこの人もだいぶんエネルギーを使いすぎてきたのだろうなと思ってしまう。
唯一感謝することといえば、俎上に乗せてくれない上司がこの職場に飛ばしてくれたことだ。
仕事の前に魚釣りに出かけられる状況だけがあれば満足だ。
コメント
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