イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2015年06月02日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:大潮5:23満潮
釣果:サバ、マルアジ各数匹

明日が休みなのだが天気が悪そうだ。
昨日、90匹まで数えて面倒くさくなってやめてしまったという情報が流れてきた。
次の休みの前の日は宴会で朝起きることができるかどうかわからない。
こんな情報を知ってしまったら仕事の日でも行かなくてはならない。

昨日のポイントは紀ノ川沖水深45メートル。
朝4時に船を出し迷わずこのポイントを目指した。今日のリミットは午前7時だ。

朝一、置き竿にサバが掛かった。今日はいけるぞと思いきやあとが続かない。
魚探に反応もなく、たまに出てくるとほぼ海底ギリギリだ。それでも仕掛けを底まで落とすと食ってくる。
少しずつ数は稼げるけれども昨日ほどの爆釣は期待できそうもないので午前6時に終了。
今日は多分飽きない程度に釣れ続ける感じだが通常出勤の日だ。そんなに悠長に釣っていられない。

眠気覚ましにエナジードリンクを1本。



これが効いたのか今日は3時間のよくわからない会議も無事に乗り切り、ほぼ居眠りをすることなく1日を終わることができた。





「何かを得たければ何かを捨てなければならない。両方得られるのは一握りの天才だけだ。」
と、ドラマの登場人物が言っている。
仕事と魚釣り、天秤にかけていいのかどうかはわからない。しかし休みを棒に振ってまで打ち込めるだけの価値があるものとはどうしても思えない。
「仕事は命がけで愉しむ遊びだと俺は思っているから・・。」と師の言葉を
パクって人生相談をしている人の言葉があったけれども、その意味を僕には理解ができない。
(師の言葉は、「男が人生で熱中できるのは二つだけ。危険と遊びだ。」というものである。)
もうひとりの登場人物はそれは覚悟であると言う。

今の仕事でなければ捨てることができたのだろうか。覚悟という言葉を使えるほど誇りを持てただろうか。
取引先の役員さんは単身赴任で毎晩大衆食堂でご飯を食べているそうだ。僕には想像ができない。
このドラマの、「風の人」、「土の人」この言葉が腑に落ちた。僕は風の人にはなれない。もし、仕事ができる人が風の人なら僕には無理だ。

それは仕事ができない人間の言い訳でしかないのはわかっている。
つり師は言い訳がうまい。
ぼくはそこだけは一流だ。

コメント (2)
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