イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川沖、加太沖釣行

2014年09月16日 | 釣り
場所:紀ノ川沖、加太沖
条件:小潮 5:23干潮
潮流:5:16 下り最強2.4ノット 8:39転流 12:29上り最強2.6ノット
釣果:タチウオ5匹 マルアジ1匹 


今日の起床時刻は午前3時だ。会社の同僚が夜釣りに行っていて、獲物があれば分けてあげますよというので午前3時に電話を入れることになっていたのだ。
半分意識を失いながら電話を入れてみると、まったくアタリがなかったとのこと。う~ん。美味しい食材を逃してしまった。
しかし今の職場の釣り人口密度は前の職場の数十倍はある。それに自宅が漁港のそばという人が多いので魚の話題にことかかない。和歌山県というのは、人口が集まるところ=港という図式になってしまっているようだ。

そいうことで港への到着が異常に早かった。雲量も多くてなかなか夜が明けてこない。スローに引っ張っていてある程度安全なのであろうが視界が利かないのはやっぱり怖い。
暗いうちはアタリがないのはわかっているが明るくなってきてもアタリがない。たまにアタってきてもすぐにはずれてしまう。白い潜行板を透かしてみる水の色はかなり濁っている。釣れない原因はこれなのかもしれない。

ここで粘ってもダメだろうと、まだ薄暗い中加太を目指して針路を変更。
日の出を迎えたのは田倉崎を越えてからだ。今日も朝焼けがきれいだ。



アン・シャーリー風に表現すると、「朝はどんなあさでもよかないこと?今日一日、どんなことがおこるのかわからないもの。」
さて、今日は釣れるだろうか・・・。
とにかく、朝はどんな朝でも美しい。


今日もタチウオを狙ってから真鯛という二段戦法だ。
帝国領内を中央突破して北上。小潮とはいえ中の瀬戸を通過するときは緊張が走る。



この前、テレビで見た場所を目指してさらに北上。紀淡海峡の本線航路が見えてきた。



すでに回りの景色は今までに見たことのない島の配置になってしまっている。遠くへ来てしまった・・・。

   


沖に見える船団はタチウオを狙っているのかと思い、近寄ってみると、水深があまりにも浅い。40メートルほどだ。最低でも60メートルはないとダメだと認識しているのでどこで釣っていいかわからない。ここは真鯛を狙っているのだろうか?



家に帰って調べてみると、どうやら「オコセ」というポイントらしい。覚えておこう。


さらに沖に別の船団が見えるが、あれはあまりにも遠すぎる。淡路島のほうが近くなってしまうではないか。
仕方がないので水深50メートルのところまで移動してテンヤを下ろしてみた。
アタリはすぐにでてきた。
1発目はイワシだけがボロボロになって上がってきただけだった。しかし、アタリがあったのは救いだ。



その後も少しずつアタリがあるが、誘い方、合わせ方がわからない。適当にやりながら3匹を釣り上げた。
そろそろ潮止まりという時間になって、まったくアタリらしきものがなくなってしまった。
真鯛を狙うには少し時間がある。それに、魚探の浅いところに映る反応が気になる。この映像はアジかもしれないと思いチョクリの仕掛けを下ろしてみたら本当にアジが1匹釣れてしまった。これはうれしい獲物だ。
その後はアタリがなく真鯛を求めて場所を移動。上り潮になるので中の瀬戸の南で仕掛けを下ろしたがさすがに小潮だ。全然動かない。日差しも強くなってきて釣れそうな感じがしない。
タチウオの仕掛けを引っ張って、タチウオテンヤをやってチョクリをやって高仕掛けではどうも集中ができない。
沖の船団が気になって移動してみたところ、オレンジのビニールにアタリがあったがハリには乗らず、再びタチウオテンヤに切り替えて1匹追加で暑さもあって午前10時半に終了。




コメント (2)
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