イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2011年12月22日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:中潮4:48満潮
釣果:コウイカ 11匹

数日前からの週間予報では今日の天気は雨だった。釣りには行けないなと思っていたら二日ほど前の予報から天気が回復を始めた。夕べの予報は東の風で波は1メートル後3メートル。
僕のヘッポコ予想では10時を回ったころには波が高くなるだろうから加太までは無理だろうということでイカ釣りに出かけた。

磯釣りと違って船の釣りは超軽量だ。今日の荷物はこれだけ。



朝は思ったより寒い。雲が多くて太陽の暖かさがないからか、何か覆いかぶさってくるような寒さだ。
港に行くと、いつもいろいろ教えてくれるおじいさんも出撃するようだ。加太に向かうというが、天気は大丈夫なの?と聞くと昼までは持つだろうとのことだ。結構厳しいんじゃないだろうかと思っていたら、渡船屋さんのおばちゃんもやってきて、「昼まではなんとか持ちそうやけど気をつけてや。」と声をかけていた。しかし、このおじいさん、齢81歳、元気なものだ。

ぼくは少し遅れてエンジンを温めながらゆっくり出港。
いつもの場所からスタートした。潮はゆっくり流れていい感じだ。寒さのせいで水温が下がっていないかが心配だったが、2回目の流しの時にアタリがあった。今日はかなり大きい。少し移動して再度仕掛けを入れるとアタリが連発、一気に3匹追加した。そのうちの1匹はめったに見ないくらいの大きさだ。吐き出すスミの量も半端ではなく、デッキの上が一瞬でスミだらけになってしまった。



掃除が大変だ。

しかし、この直前に現れた底引き網船がせっかくのポイントに近づいてきた。ここでもう少し粘れば結構型と数を見ることができたはずだから残念だ。しかし、この類の漁師たちはおとなしいのか、無言で近づいてくる。確かにここは和歌山県下で唯一の漁業権の設定されていないところだが、遠慮せずに「どけてくれ。」と言うか、警笛を鳴らしてくれればいいのにただ前を通るだけだ。こっちが気が付いているからいいものの、かえって危険な気がする。



底引き網の先回りをしながら少しずつ数を稼いだが、風が出る前に退散しようということで午前9時半過ぎに終了とした。

これを書いているのは午後1時半を過ぎた頃だが、目下のところ、風が吹きそうな気配がない。さすが、年季の入ったひとは確実な天気予報をするものだ。ネットでリアルな気圧配置を見ているわけでもないのに・・・。


コメント (8)
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