気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

(38)言霊の実践・実感

2022-02-03 12:05:06 | 意識の科学(総合編)

内にあるものが外になる。

これを理解し実践する必要がある。

ただ・・それだけの話である。

 

実にシンプルで、ただ、それだけといっても、

それぞれの内(意識)を変えなければならない

これが真実なのである。

 

言霊(ことだま)を使うとは、考えることではなく「実践する」ことだ。

何事も、実践によって実感・結果に変わる。

これは誰でも経験している。

 

言霊・・・

言葉を発するときのその波動の中には「想い」が重畳している。

それを、波動を発する行為が「実践」である。

瞬間考えるだけでは、その創造効果は極めて限られたものになる。

ちょっと波動が生じてはすぐに拡散・消滅してゆく。

 

それに引き換え、

実感を込めた言葉・実感伴う想いの発振・持続・・

そこに言霊の技術がある。

またこれは意識の技術ともいえるだろう。

 

肝心なのは・・実践・実感・・なのである。

実感とは・・すぐに消えない「想念」なのだ。

単なる「考え」とは違う。

 

意識的「実感」こそが・・生きた波動・振動となり、

あなたの常在の定在波として持続する。

持続する定在波は時間とともに消えることなく、

その振動・エネルギーを保持できるのだ。

振動・波動・エネルギーは二次的な事象・環境を生み出す元である。

3次元的認識、意識では理解は難しい。

 

言霊(ことだま)を使えるという事、

ここには、自らのマインドを観察できる意識が必要である。

マインド・こころを観察できる意識は、

自分のマインド・こころ、想念より上の意識レベルだ。

 

例えば基本的な幸せ感覚の想念形、

 

ああ、うれしいな・・

楽しいな・・・

しあわせだな・・・

 

そういう想いをまず言葉やイメージで起こすことだ。

イメージしつつ、出来れば静かに言葉に出す。

残された古い腐敗した時間という土壌の中に、

想念を持続させつつ「幸せ」の種を蒔くのである。

 

最初は・・

そんなわけない、はずかしい、・・そういう想いも起きるだろう。

「幸せ」・・・え、なんかこう、何よそれ・・?

自分、何やってんの?

何も無いのに、そんなんで幸せになれるの??・・

 

そういう想いも色々と出て来るのが観えるだろう。

そのまますぐ忘れてしまうことも起きるだろう。

だって、信じられない・・・

それに、色々忙しいし・・・

そういう想いが勝ってしまうかもしれない。

 

そこで終われば、持続出来ない単発の実践で終わる。

 

そして、また幸せ探しの旅が始まる。

きっと、どこか、誰か、何か・・のところに、

幸せがあるはずだと・・

いつものマインドにせかされて、

気を紛らわせることが出来る日常世界へと戻るだろう。

そして、その世界が幸せを与えてくれないことを知り、

打ちひしがれて、また自分自身に戻る。

 

あー、幸せなんかどこにもありゃしない!

でもみんな同じだからいいや・・。

 

内に無ければ・・外にあるわけはない・・

それが嫌というほど、

これでもか!というほど理解するために・・

この世、3次元世界は存在してきた。

 

マインド、意識の含まれない・物質的3次元認識世界。

でも、それは終わりをむかえている。

社会、世界情勢を見ても気づけるだろう。

 

あなたはどうありたいのか?

それを決めるということは、

あなたの中に幸せ・希望・喜びを振動させるということだ。

そのために言霊の技術がある。

 

それぞれの中に「幸せ感」をまず創り出す。

それを保持・持続・進化させること。

創造は内から外へ・・・である。

 

活きた想念、つまり

意識的実践・実感が・・周囲世界へと投影される。

 

内にあるものが外になる。

これを理解し実践する必要がある。

ただ・・それだけの話である。

 

実にシンプルで、ただ、それだけといっても、

それぞれの内(意識)を変えなければならない

これが意識としての人間の真実なのである。

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、

誠に有難うございました。