気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

続・今起きていること(7)リストラの果てに

2020-09-07 19:01:55 | 地球の一大変容

●なぜ世界的リストラなのか?

かつて企業のリストラや倒産に遭遇した経験がある人は、以下のような世界的なリストラという話も、あながち荒唐無稽とは思えないのではないだろうか。

当然世界と企業では大きな規模の違いがあるのだが、人の集合、組織の本質は同じようなもの考えるならば、今起きてきている世界のリセットの動きの中に、人類のリストラという隠れた思惑が見え隠れしていることに気づけるかもしれない。

結局それは利己主義的サバイバルに過ぎず、選ばれた少数の生き残りのための規模縮小戦略であり、経営資源の集約確保であり、無駄な出費・人件費や経費エネルギー消費の削減である。

通常はリストラが実行段階に移されるのは、かならずそれ以前に過大な負債の山が積み立てられ、また返済不能と判断されたとき、および経営環境の劣化が危惧されるに至った時であろうか。

●負債が資産を越えた時

実際に地球上の主だった各国政府は返済不能の負債を抱えているし、日本においても何とかミクスのような、苦し紛れの延命努力によっても、もはや絶対に返済できない(しない)レベルを越えてしまっている。

身近な?例で言えば、日本国政府の国債残高は大体1200兆円を超えているとされているが、これを税収50兆円として1割返済でも1200÷5=240年かかる計算になるが、これはもう返済するというレベルではないため、もう誰もこの件を言わなくなって久しい。

日本の場合、総資産の枠内の負債だから大丈夫という人もいるが、仮にそうであっても、もうすでに資産と負債が帳消しになっている水準であるということを無視してはなるまい。

●真のリセットと嘘のリセット同時進行

もちろん負債と言っても、紙幣やマネーの貸し借りという、資本主義ゲーム上の負債には違いが無く、インフレ覚悟で紙幣増刷で薄めてしまうか、徳政令のように、思い切って強圧的に終わらせてしまえばチャラにもできるが、実際にそれができるかどうか?・・ということになると、なかなかそうは問屋が卸すまい。

例えば、資産が自慢の人などは、潔くリセットする等と言われても、せっかくここまで蓄積したのに、冗談じゃないということにもなるはずだ。

リセットというキーワードで肝心なのは、予定される新円切替でも、ガラガラポンの後のあらたな3次元的マネーゲームの再スタートでもなく、

魂の進化レベルから言えば、新しい次元での地球文明がスタートするという驚天動地の切り替え時期にあるということなのだが、逆にどうしてもそれが嫌だという人たち、つまり世界での圧倒的な優位性と支配を確保している人たちの場合は、

リセットと言いつつも、かえって身構え、旧態依然たる仕組み(旧次元)の中の優位性を確保しつつ、無駄を出来るだけ省いて、資産や権力を温存できる仕組みを造ろうとすることにもなるだろう。

まやかしのリセットだ。

部外者的にはあーそうか、とは言うけれど、さて、そうした場合は、持たざる者や従者以外の、まつろわぬ大勢の者たち、組織存続に資するもの以外はもはや不要ということにもなるわけだ。


すでにそれに気づいている者たち、言い換えれば、意識進化した者たちは、旧次元から早々にリストラされているとも言えようし、旧態依然とは違う新たなる進化の道を進む決断をしているともいえるのである。

真逆に感じるかもしれないが、これは喜ぶべきことなのである。

●隠された残留プログラム

旧次元的(利己主義的)リストラを世界的に行おうとする場合は、つまり人類規模の口減らしというおぞましい行為にもなるのだが、法的根拠のある法人・企業組織のリストラと違い、さすがにそれ自体どんな正当性もなく、おいそれと表立って出来るものではない。

したがって、今起きているように、疫病騒ぎや国家間紛争、気象異変等の恐怖のはざまを狙うなどして、人類の自発的な行為を促す形?で事を進めようとするだろう。

レミングは集団で勝手に崖から落ちたという形になればしめたものということだ。

上手くいけば、一世代を待たぬ間にリストラが進み人の数も減少に転じ、経費や人件費も削減され、経営資源も危機をまぬかれることになると考えるかもしれない。

しかしながら、実際には、こういう隠微なやり方には相当に無理があって、直ぐにもバレてしまうものだが、騙された経験値の少ない人たち、あるいは感知力の乏しい人たちはその策略に簡単に乗ってしまうかもしれない。

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以上、ある視点から勝手ながら、
起きている疫病騒ぎや世界動乱、さらに世界リセットの号令の背後に隠れているかもしれない事柄を話してしてきたわけだが・・・、

果たして実際、そのような、ある意味でおぞましいことなどこの世界であり得るだろうか?

そんなわけないだろうか?

●意識(魂)の進化・拡大こそが自然な道

この地球がどんな世界なのか、自分とは何で、どうして今ここにいるのか?

そういうことに殆ど気付いていない人たちは、いつもながら外の世界に流されるまま、実際にはどこにも責任者のいないアナウンスに従って、レミングの群れ?してしまうかもしれない。

そして、仮にそのままの意識レベルのまま、死という眠りとそのセットである生誕という目覚めが起きること、つまり似たような地上界での人生ゲームの再現劇場、ある意味で悪夢へもう一度と・・誘われているということだ。

「お友達からの遊びのお誘いは有り難いが・・でももう、そのようなおぞましい遊びはね~?」・・という人だけが、新たな高次の学習・遊びに進級することになる。

●古い因果は、自ら断ち切るまで巡るもの

意識に起きる想念の質・・が魂の体験結果を決めているということを、昔から・・・「因果応報」と言っているのである。

・・はこころであり、・・は現象・刈り取りである。

あなたはどう感じるだろうか。

この地球世界は、どういった世界で、

あなたはどうして、ここにいるのだろうか?

 

●地上世界の続きか、あるいは次への卒業かの問いかけ

自己で確認・認識せずして、他者の言いなりのままでそれを選ぶのか?
あるいは、自らが考え・探求・調査・確認してーー選択・決心するのか?

あるいは、この世界も夢の世界であり、残念ながら悪夢に近いカテゴリーの世界であることを認識し、そういう世界の役目をも悟ったうえで、そこから勇躍脱皮してゆくのか・・・

そういう魂の視点からの意識的選択の時が来ているのである。そして、3次元的地上世界、物質的に閉鎖された時空間世界では・・残された「時間」はもうそんなにあるわけもないだろう。

ふたつの道が、はっきりと目の前に出ているのである。

それでも、まさかそんな馬鹿なこと、・・と誤魔化す時間は

残念ながら、多分それほど残ってはいまい。

毎日、毎日変わり映えがしないと感じる日々瞬間・瞬間の中に、
自らの意識の中にこそ・・大いなる進化が起きていることに気づけるかどうか?あるいは内面における波動上昇起動をかけているかどうか?

それとも、既存の流れのまま、そのうちに何とかと捨て置きながら、安易で怠惰に流れてゆくのか?

あるいは、

自ら魂の進化に気付き、いつ何時、何が起きようとも気にすることなく、この世の与えられた残りの人生を意識的・創造的に全うするのか?

そういうことが問われているのだと気づけるだろうか。

本来、すべての人々が、魂の進化・意識の進化・・あるいは創造の根源・無限意識への大いなる帰還の途上にあることに気付いたならば、これをよく理解し悟ることだろう。

 

 

---続・今起きていること・・了