●人為世界のすべては想念の具象化である
地球のベースにある自然環境以外は、ビルも道路も航空機も、政治体制も国家も企業も何もかも、偶然に出来るものではないように、人間社会・世界の出来事はすべて人為的・意図的に創られている。
従って、今世界で起きている様々な出来事も必ず原因があり、全て偶然、一過性のことと考えない方が良いだろう。
●魂の視点を維持すること
しかしながら、
映し絵の世界がどうなってゆくのか?よりも、わたしとは何で、・・そしてどう在るべきかが・・最重要な課題であることを忘れてはなるまい。
誰にとっても限られたこの人生の枠内で、とうとう起き始めて来た終末世界の騒ぎにまきこまれ、一喜一憂、右往左往するだけであれば、それこそ本末転倒ということにもなるからだ。
本来は、世界ステージにおけるどのような経験も変化も、・・魂にとっての経験・進化になるべく企図されているのだが、身の危険も迫るような大きな変化の時代に、さてどのように対応するのかは、言わば学級の進学試験のようなものでもあろうか。
以下は、「社員(人類)のリストラ」が行われているのではないか?というトンでもな文脈において、勝手に分析したものと考えて頂ければいいと思う。
●始まった世界規模のリストラ
世界で今起きていることに関して、陰謀論的な悪漢探しの話になると、善悪・嫌悪などの思考・感情的な歪(ひずみ)が起きるだろうから、例えば今の世界の状況を、超大きな会社組織の状況に例えて話すのが分かりやすいと思われる。
但し、仮にこの世界を会社に例えるならば、では社長・CEOは誰なのか?役員は?株主は?・・全体がどんな構造なのか?・・つまり支配者側とは?という一連のお話は・・この際除外するが、教科書で習うようなものではないことは確かであるし、それは資本主義社会の仕組みを知ればよくわかるだろう。
この仕組みで言えば、人格や性格、仁徳は関係なく、ただ資本をもっている者が経済的意志決定の最優位にあることは、ゲーム上の既成事実とも言えようか。。
●金で創って金でつぶす
経済が無ければ、政治も行政も、司法も軍事も、民衆の生活もままならないことは誰でも理解可能だろうから、大なり小なり資本やお金の流れの支配構造に巻き込まれていることは疑いようがない。さらに、いわゆる地位の高いものほど目ざといものである。
良い悪いは別として、そういう意味での人類組織の上からの具体的意志表示、企業でいうところの、リストラが開始された合図が出されているとも考えられるのである。
●新たな疫病という「外乱」の役目
行政もメディアもその流れにそって動いている。その急速な方向転換のために、昨今のTV・メディアの宣伝の異常さが際立っているだけなのである。
新たな疫病・流行病という「外乱」を十二分に使って、旧来システムを大きく変化させようとしていると考えられるのだ。
つまり、新型の疫病という恐怖要素:「外乱」を人類内に取り込むことで、往来や活動を停止、自粛させ、主要な経済活動以外の、枝葉末節的な民衆経済を崩壊・伐採しているという段階だという事だろう。
予定された伐採なので、企業収益(世界経済)が大きく凹むのは織り込み済みであるため、その問題を解決すべく大きく犠牲を払う事は今後も無いだろう。
●給与削減・人員削減・嫌なら辞めろ
表現を変えれば、企業内で不要と思われる人員の自粛、自発的離職を促している段階とも言えよう。
目的はリストラであるため、その方向は ”最大多数の最大社員(民衆)の利益と保身”のためにあるのではない。
リストラは規模縮小と機能向上を伴った「会社(人類)の生き残り」の方策であり、悪い言い方であれば、資本主義ゲームの勝者(上役)と有能な人材と評価された社員だけのエゴ的サバイバルとでも言えようか。
ことは、生き残りなので、なり振り構わず社内情報統制や、新たな規則の周知が行われるはずで、嫌ならやめろ・・ということにもなるだろう。
●うやむやな上位下達
資本主義の建前の1つである自由と民主から言えば、大事なことはみんなで事前相談?という観念があるため、いきなりの「リストラ」実施に関してはその忠実な代弁者としての総務部門(主要メディア・TV)に指令が卸されているだろうから、いまはその際立った異常さが目立つのだ。
そして、この後、先行きの可能性はすべて見越した・計算した段階での社内周知ということになるため、一般社員は寝耳に水ということになるものだ。「聞いてないよ!と訴えても始まらず、今までの会社(人類)組織はそういう構造になっていたのか・・という現実にも気づかされることになる。
この世的に云えば、通常は誰でも自分とその家族、関係者が可愛いに決まっているだろうから、その行為自体を悪しざまに罵るというわけにもゆくまい。
●浮き上がる闇の部分が観えるか
世にある陰謀論は、まったく陰謀論ではなく、世界で実際に多くある様々な画策、隠れた意図・謀(はかりごと)を、噂や観察を元に個々人で検証努力して暴いていることなのだが、
教科書的世界とは違う現実に違和感を抱き、「そんなことあってはならない!」という恐怖を交えた感情論が先走るために、様々な尾ひれが十重二十重に覆いかぶされ、なおさら「陰謀論」で片づけられることにもなるわけだ。
いずれにしても、
今、この古い会社組織(地上世界)はリストラ、建て替えが必須な状況に至ったという事であり、その意志・意図が今までの見えない支配層から、見えない形で出てきたということなのだと気づけるだろうか。
これは、逆に、人々が自らで越えるべき峠に差し掛かってきたということでもあるだろう。