例えば、あなたの部屋があり、その中にいろいろな物が存在している。
テーブルあり、TVあり、ペットもいるかもしれない。
町があり、都会があり、車や人間たちが動き回っている。
つまり空間があり、その中に物体が様々あり、動いている。
毎日の経験で、それは当たり前だ・・と思っている。
でもそれは、それを・・観察している者がいるからだ。
観察し・・それを、そうだと知覚し、そう認識している者がいる、
さらに多くの人が、見て、聞いて、味わって、感じているからだ。
そう、あなたが
3次元世界(物理的4次元世界)を「観察」しているからこそなのである。
物質を細かく分割して素粒子まで観察した科学者は、
素粒子の挙動に影響を及ぼす、事象生起に影響を及ぼす仕組み、
「観察者効果」と言われるもの、つまり、現象世界の生成に関与する、
人間の意識というファクターを発見したのも、頷けるではないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d8/32ac0e7190cd269e68af968e82ff5704.jpg)
目の前にある物理的現実・・というのは、現実がデ・デーンとそこにあるのではなく、
その物理的現実というものを、観察し、認識している者がいるからなのである。
つまり、現実とは・・意識的に観察された結果の(1つの)「認識」であるということだ。
したがって、現実とは、どうしようもなくそこにある代物ではなく、
「認識」という意識的な働きによって出来ているということなのだ。
認識とは・・意識で認める・・こと。
意識が元に在る。
物的現実とやらが元に在るのではない。
何事も、どうしようもない物理的現実なのではなく、ひとえに、
それをどのように認識するか・・という事に掛かっている。
目の前にある空間、時間、世界なども事象の1側面であり、
それをどう認識するかに依存しているということだ。
目の前にある空間・時間とは、
あなたとは関係のない、何か、難し気な科学的な問題等ではなく、
つまりその人の日常生活のこと。
3次元世界、物理的4次元世界といっていいこの世界は、
人類の共同創造世界と言われる所以である。
そして創造は・・ドカドカ、ブーンと、ブドーザがやるのではなく(笑)
意識的存在であるところの・・人間の意識・・認識によって青写真が造られ、
なんでも「はい、そのとおり」という、
宇宙全てに充満するエネルギー、人・物・金もそのエネルギーの働きに含まれるが、
そのエネルギーによって形作られ、
それが・・あたかも現実のように「再認識」されるのだ。
そのようにして出来ているこの世界、それを創っている「意識的存在たち」の、
その認識が変われば、世界の在り方も当然変わるのが「当たり前」なのである。
誰しも小学校から幼稚園に行きたいとは思わないように、
より高次と言われる方向への意識的進化によって、
より高度で視野の拡大した世界が現れる、
あるいは、そういう世界に導かれるのが自然の流れなのである。
スピリチュアルでいうアセンションとは、
今がこの世界の・・その時だ・・と言っているのだ。
「おーい!・・え、今かよ?」(笑)
ところで、この3次元(物理的4次元)世界を観察している者は、
例えばあなたもそうだが、
一体何次元の存在なんだろうか?