気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

次元の話(その1)認識としての3次元

2016-11-03 08:36:29 | 宇宙時代の考え方

わたしとは何か?という問いかけの追及の側面には、多次元という存在様式に関するものが出てくるはずである。

スピリチュアルや、昨今は先端科学的な物言いの中にも次元、高次元、多次元というものがあるだろう。

そういう風に、日常にでも、科学的にも、スピリチュアル系にも、次元という言葉が最近よく出てくるようになったのだが、
そもそも、次元とは何だろうかということも、ちょっと検討しておくべきことだと思う。
・・・
ところで、この世界は3次元世界と言われている。

数学で、空間軸の方向がX,Y,Zの3つの方向で定義できて、すべての物体はその3次元立体の距離、長さで表せるということからきている。

例えば、紙のようなペラ1枚の平面状のものは、長さX,Yの2軸で規定できるため、2次元と言われ、また一本線は、長さXのみで長さが測れるため1次元とされている。



ところで、物理学上では、この世界は4次元であり、空間軸(XYZ)と時間軸(t)で合わせて4次元世界ということだ。

つまり宇宙で、3次元物体が運動すること(変化すること)を示している。
変化すること、その変化量のことを時間(t)と言っているのである。

なのでスピリチュアルで言われるこの「3次元世界」とは、物理科学的には「4次元世界」ということになる。

そして、その世界の中にいる人間は、当然ながら4次元(いわゆる3次元)存在とされるだろう。
そう、あなたという人は・・4次元(いわゆる3次元)存在ということになる。

身体という物質形態があり身長や体積体重があり、歩く・走るなどの運動・変化があるからだ。

何もそう難しく考えたこともないかもしれないが、いわれてみれば、たぶんそう思っているはずである。

そうではないか?
・・・
それはその通り。
人間が肉体の有機物質の塊であるとする場合は、
あなたは4次元(3次元+時間)の存在に間違いはなかろう。

おめでとうございます~!。あなたは3次元+時間の存在です。(笑)
大学などでもここまでしか教えることができない。

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まとめると、

目に見える・観測できる物質量(XYZ)と、その動き(時間t)で説明できる存在を、
3次元(時間合わせて4次元)存在とする・・・ということだ。

スピリチュアルの知識がある人は、
なんだい?それで終わりか?・・と思うかもしれない。(笑)
・・・

ところで、誰でもわかる空間体積XYZ以外の、時間t・・そのものは、
それ自体目には見えない。

tさんという実態、物体はどこにもなく、ただ物体の動き・変化率のことだからだ。
物体の動きの変化率を「観測」することで、時間という尺度が便宜上導入できるわけだ。

したがって、「時間」とは・・物体の動きを観測できるがゆえに存在している。

そういうことになる。

では、誰がそれを観測しているのだろうか?


(つづく)




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