気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

わたしとは何か?(3)わたし≠肉体

2015-09-14 05:29:10 | 新たなる地平線
●人間=肉体という観念世界
いまだ多くの人が、「私は肉体だ」という漠然とした信念体系にいるだろうか。

いやそんな事すらも意識に遡上せず、毎日を送っているかも知れない。

自分とは何か?

そんなことよりも、生活、仕事、勉強、銭・金・物を獲得せねばならないという、

そういう社会プログラムの中で、身体を出来るだけ苦痛なく、更に安楽に維持しようと、

アクセク、孤軍奮闘して、逆にストレスや苦痛や孤独を生み出している・・という事だ。
・・・
●生と死はセットである
生きることも大切なことながら、

人は自分が死んだらどうなるか?ということも真摯に考慮探究しておいた方が良い。

「死んだら終わりだ」という今までの社会的風潮は、全くのマヤカシ、人類最大の嘘の観念であることに気付いた方が良い。

親身な学校の先生も、愛を与えてくれたあなたの両親も、

自分の全てを知っているどころか、古いマトリクスの中で長く眠っていたという事にも気づかなければならない。

生ばかりにすがりつき、死を怖れることが主流では、

逆にまともな生は送れないというパラドクスに気付くべきである。

死がなくて・・どうして生があるものか。

生と死はセットなのである。

●わたし=創造認識主体

「肉体が・・即ち・・わたしである」という観念であれば、

当然私は死んだら終わりだという事になるが、

それは「わたし」の終わりではなく、

それは単に「肉体の終わり」だという事に気付かなければならない。

それは<わたし>の「観念」「思い込み」なのである。

それは、決して<わたし>ではない。

わたしの思い込み、自分をそうだと認識しているだけのことなのだ。
・・・

ここのところは、よくよく感じるべきところだろうか。

●自己認識で自己創造
わたし・・とは、言わば認識主体、気付きあるいは意識であるからこそ、

そういう風な「信念」や「観念」を持つことが出来るわけである。

つまり、

わたしは単なる肉体ではなく、有機的ロボットでもなく、

わたしは「自分が肉体だと・・信じている」・・というのが事実である。

そういう「認識の働き」がある・・ということだ。

それは「意識」のなせる業である。

そうだろう?




人間は肉体ではなく言わば「意識体」である
意識がなければ、思考は生まれず、思考がなければ観念も生じない、

間違った思考、事実に反する思考であっても、それを誇示すれば真実になるわけで、

よく言われる支配側の大衆操作、

「ウソも繰り返せば真実になる」というあれだ。

意識ある人間は、気づくか気づかないかは別として、

自己創造を行なっている存在であるわけで、

何せ、信じ込めば、そういう世界にいることになるからである。

意識意図・想いエネルギー肉体表現(現象)

これは生命顕現、意識創造のプロセスを簡単に表わしたものであるが、

自らを真剣に観るならば、

それがそのまま「あなた」という存在であることが解るはずである。

わたし・・はこれらすべてを含んでいるところの「意識体」であって、

その外側の肉体だけを自分と思っていただけのことである。

それも集団で・・・。

それが今までの地球という古い次元世界。

●意識的、意図的自己創造へのシフト
生も死も、意識生命のサイクルのプロセス内にあり、

多くの人が世間に騙され、怖れさせられている死は、

つまり、簡素に言えば、

意識意図・想いエネルギー・・肉体表現(現象)

という生命のコアに戻るだけのことであり、

当然ながら、新たなサイクルへのシフトに過ぎず、

再び、また

意識意図・想いエネルギー新たな肉体表現(現象)

となるわけだ。

これをある時空内で、無意識的に繰り返すことを輪廻転生と言っている。


例えば人間は死んだら全てが終りであって、

嘘を言おうが、騙そうが、人を傷つけようが、殺そうが、

そんなの関係ない・・わけではなく、
・・・
意図や想いによって、あなたのエネルギー体や肉体表現が決まるということだ。


だから、自分でいつも選択していることに、想いや行為に、

それに気付づいていなければならないということだ。

肝心なのは、自分のことがわけがわからない意識レベルから、

カルマを大量生産する古いサイクルから、

自らで脱する意識的行為が必要なのである。

なぜならば、この世界では、既に新しいサイクルが始まっているからである。

気付かず知らずの先延ばしが出来る時間は、もう・・それほど残っていない。




本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。