Go The Distance!

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前日の不安と安堵

2013-08-24 22:57:03 | アイアンマン
ウィスラー3日目



今日は、バイク、バイクギア、ランギアを預けないといけない

7時頃には起きて、軽めの朝食を食べてから、S井さんと一緒にランコースを確認がてら軽めのJogに行く



カナダ出国日の朝、腸脛靭帯炎で走れなかったことがあったので、実はかなりビクビクしていた…
明日レースということを考えても、本当にここで走れなかったら明日のレース参加自体考えなおさないといけないだろう

外は若干、雨が降っていたものの、ランには支障が無い程度だった。
まずは、T2の会場(LOT4:オリンピックセンター併設の駐車場)へ向かう

脚はとりあえず痛みや張りはない!
…顔には出さなかったが、どれほど安心し嬉しかったことか

…レース不参加という最悪の事態は避けられそうだ



T2あたりで盛大なアナウンスが聞こえ、かなりの数の人が集まっている



何だろうとその場に向かってみると…



丁度、その時間、「Ironkids」が開催され子どもたちがゴールゲートに向かって必死に走っているところだった



小学生くらいの子から未就学児であろう子が懸命に走っている姿は微笑ましくもあり、ついつい私たちも応援に回っていた。



兄弟で手を引いて走る姿、父親・母親、又は両親そろって一緒に走る姿、半分泣きそうになりながらも周りからの声援で何とか走っている姿…



一生懸命な姿はどれも素晴らしく格好いいモノだ。彼・彼女らの中から、「未来のアイアンマン」が誕生するのだろう。
ゴール後、小さいな身体には大きすぎるほどのメダルを首からかけて、誇らしげにしている姿が何とも可愛らしかった。

私たちもひとしき応援を終えると、本題のランコースの確認へと向かった。
T2から川沿いに進み、そこからアスファルトを離れ、砂利道のトレイルコースに入る。
ランコースのかなり部分が森林の中を走るトレイルコースになる。



そのトレイルの入り口部分を確認したあたりで、既に雨足も強くなってきたこともあり、ここで一端宿に戻ることにした。



その後、宿で少し休んでから、9時を過ぎたところで、昨日出来なかったオークリーブースへ。



選手登録時にもらった様々なバウチャーの中で、
オークリーブースに自前のオークリーを持っていくと、無料で交換レンズをプレゼントしてくれる



ということで、同部屋の4人(私も含め)は皆、オークリーを使っていることもあり、無料でレンズがもらえるなら…ということでオークリーブースへ。

半信半疑だったが、スタッフにバウチャーを渡すと、それぞれが自分が持っている色違いのレンズを貰うことが出来た。



S水さんのハーフジャケットは型が古いためレンズがなかったので、代わりにということでノーズパッド等のオプションとザックを頂くことが出来た。

そのままスーパーマーケットに向かい、
寒さ対策でグローブ、エキスポでアームウォーマーやグローブなど購入(私はラン用だったが、グローブを購入)

その後、再び部屋に戻り、バイクとランギアバックの用意と、バイクの最終確認を念入りに行った。



特に、湖での試泳で気温と水温の寒さは体感済みなので、そこへの対応策を相談し合った。

結果、スイムアップ後、濡れたトラウェアでは体温が奪われるだけなので、
バイクジャージに着替えること、アームウォーマー、グローブを着用することなど検討した。

私は、寒がりなので、対応策として、スイム前にホットクリームを全身に塗ること。
スイムでは、耳栓をしてスカルキャップを被り、その上にスイムキャップを被ること。
スイム時にウェットの下には、練習用のトラウェアを着ておいて、
スイムアップ後は、全て脱いで完全に身体を拭いてから乾いたトラウェア、カーフ、アームウォーマー、バイクジャージ、ウィンドブレーカーベストを羽織る完全防備で行くことにした。
尚、ホットクリームの効果は完全に試せた訳ではないので、効果があまりも続く場合を考えて(ホットクリーム)除去液を湿らせたミニタオルをジップロックに入れてバイクギアの中に入れておいた。

バイクギア:
メット、シューズ(トゥカバー付き)、アイウェア、タオル、除去液、トラウェア(ポケットの中に補給食、痛み止め)、アームウォーマー、カーフ、靴下(寒くて裸足でシューズを履けない場合)、ジェル、アミノバイタル、尚、通常バイクの時から着用しなくてはいけないゼッケンは今回のレースでは、ランのみでOKとのことだったのでゼッケンベルトはランギアへ

ランギア:
バイザー、シューズ、靴下、スリーブ、フューエルベルト(水ボトル、パワーバージェル2本分を薄めたボトル、ジェル)、補給食

バイク:
ボトル3本(エアロボトル:ジェル8本分、クエン酸&BCAA、水)

ギアボックス:
(予備チューブ2本、Co2ボンベ2本、Co2アダプタ、ガムテープ)、予備タイヤ1本、バイクカバー

バイクスペシャルニーズ:
レッドブル、ウィダーゼリー

ランスペシャルニーズ:
レッドブル、ウィダーゼリー、塩タブレット



午後を過ぎて、全員の用意が出来てからギアバックを背負って、バイクに乗りT2会場へ。



ここでランギアとランとバイクのスペシャルニーズを預ける。

NY同様、駐車場に直置きで雨が降ったら雨ざらし状態になる。



今日の天気予報は午後から崩れるとのことだったので、ギアバックの袋の口をしっかりしばっておく。

次に、バイクでスイム会場&T1へ。



昨日、試泳にバイクで行った時は、バイクコースをそのまま走って行ったので、9㎞ぐらいあったが近道をすれば2~3㎞とのことだったので、他の選手を後を付いて昨日とは違いあっという間にスイム会場であるアルタレイクに到着。



会場でリストバンドを確認しトラジションに入ってから、バイク確認のため写真撮影。



その後、自分のバイクラックを確認しバイクをセッティング。






バイクギアも隣接する芝生に直置きだったので、同様に袋の口をしっかり締める。



こちらはプロ選手のバイク



同じスピコンでもイメージが違うなぁ



こちらの選手は雨対策でビニール袋が。ちなみにルールでは、バイク全体を覆ってしまうような袋はダメ…ということになっている



明日のスイム会場



ご覧ように綺麗ですが、水温が低い…



その後は、バスで移動



T2会場まで戻り、部屋に戻る。

私はバイクにセッティングする補給食を用意。



3種類のパワーバーを短冊切りしてサンドイッチにしてキッチンペーパーに包む。



塩熱サプリ2つをパワーバージェルブラストにはさみ同様にキッチンペーパーに包む。

これでバイクの弁当箱に入れる補給食の準備は完了。

後は、モーニングギアとスイムの準備。

モーニングギア:
スイムで使うモノ…ホットクリーム、除去液、ワセリン、ゴーグル(ミラーとカラー2種類)、曇り止め、タオル、ウェット、キャップ、その他…タイミングチップ、補給食、水、薬(正露丸、酔い止め、痛み止め)、バイク弁当箱用補給食

明日は3時半起きになるので、夕飯は19時には済ませ、20時過ぎにはベッドへ。

…が21時を過ぎても眠れない



そろそろ寝ておかないと…

ここまで来られたこと
誇りに思っています

以前、カナダを訪れた時は
自分一人で何でも出来ると思ってました

仲間といるより、一人の方が身軽で楽だと思ってました
何も持たない自分は、何も失う物がないから強いんだと思ってました

安定した職もメンツも捨てて
やっと分かったような気がします

大切なことはそんなに多くない

そして、大切なモノを持っているヤツは強い

大好きなトライアスロン

そのトライアスロンを通して出会った大切な仲間

自分に、自分の大好きなトライアスロンに恥じないレースをしてきます



おやすみなさい