『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

順位戦

2021-12-03 06:45:00 | 藤井 聡太
きのうは
今年最後のソーちゃんの
順位戦だった。

現在、7勝1敗で
B級1組で2位にいるが、
上位2名が昇級なので、
昨日も勝ち
8勝1敗とはなったものの
残り3戦も全勝でいかないと
昇級「確実」とはならない
混戦状態にある。

最高位の「竜王」タイトル奪取で、
棋界の序列1位になったが、
年に一回の昇級システムの
順位戦では、未だに、最高位の
「A級」に到達しておらず、
そのトップになって、初めて
「名人」タイトルに挑戦できる。

なので、
来年の二十歳(はたち)まで
昇級してトップにならねば、
「名人位」に関しては
谷川九段の21歳という最年少記録を
塗り替えることはできなくなる。

もっとも、
彼は「記録」ということには
まったく拘泥していなくて、
目の前の一局に集中する
「盤上没我」の姿勢を
貫いているから
大したものである。

【結果は後から付いてくる】
というのを
証明しているかのような
対局姿勢である。





きのうは
格下の近藤七段を相手に、
午前10時から13時間も
劣勢に置かれていたが、
夜の11時過ぎに相手の
疑問手によって
形勢が一気に逆転した。

ただ…
勝敗が決したのは
0時半を回ったころで…
気が付いたら寝落ちしていた(笑)。

それまでも、
眠気との闘いで
何度も冷水で顔を洗っては
目を覚ましていたが、
最終盤で一手に30分も長考されると
睡魔に襲われて気を失った(笑)。

なので、
オフ日の今日、
あらためてYouTubeの
解説サイトで
最終盤を見直すつもりである。





今年の夏休みに書いた
初めての「将棋小説」
『名人を超える』を
HPに毎日、ちょっとずつ
アップしている。

http://www.onyx.dti.ne.jp/~yoko-s/m0.html

書籍化したワード画面を
一頁ずつスクショしてから、
さらに画像ソフトで処理し
HPソフトでBGMを付ける、
という作業の繰り返しである。

でも、電子書籍化することで、
自分で読み返したい時に
いつでもスマホで呼び出せるので、
冊子化とは違った労力だが、
今風の仕事だなぁ…と、
思いながらやっている。

冬休みには、
今年、創作した怪談なども
画像と音楽をつけて
二次作品化してみたいと
思っている。

なんだか、
自分の生きた証しを
ミーム(文化的遺伝子)や
遺品の一つとして、
次世代に電子情報化して残そう
という本能的な欲求が
働いてるのかもしれない。






古楽器は弾いても
眺めていても
楽しめるものである。

チェンバロは
やはりピアノにはない
独自の表現力があり、
『冬ソナ』に出てくる
チェンバロを用いた曲なぞは
そっくりの雰囲気になるから
けっこう楽しめている。

ただ、多弦楽器のリュート同様に
常に調弦しなくてはならず、
弦を弾くプレクトラム(爪)も
自分の爪みたいに調整が要るので、
手間がかかるが、
その分、愛着が湧くのかもしれない。

この冬休みには、
バッハの『インベンション』や
スカルラッティの『ソナタ』、
ラモーの『組曲』なぞ、
弾きたい曲が山とあるので、
ピアノは一休みして
チェンバロと戯れ
古楽器を奏でる楽しみを
存分に味わいたいと思っている。




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