『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

譜読み

2019-11-30 07:47:00 | 勉強
ニュースの
スポーツコーナーでも
女子ゴルフの「賞金女王」の
話題で持ちきりである。

最終戦の1、2Rは
ローカル放送なので、
テレビでは視れないが、
ユーチューブでライヴ・アップ(違法?)
してるサイトを視れた。

現在、賞金獲得1位の鈴木は
不調のようで、
「何をやっても上手くいかなかった」
と、クラブを叩きつけるシーンも
たびたびあった。

それを見て、
道具に当るようでは、
ゴルフの女神も
祝福してくれないだろうなぁ・・・
と、感じた。

テニスの錦織がキライなのも
すぐにラケットを投げたり
叩きつけたりするからである。

名選手のフェデラーやイチローは
絶対にそんなことはしないし、
ソフト選手で書道をやってきたシブコも
道具に当るのは見たことがない。

道具を自分の分身のように
磨いて、大切にし、
ツアーを共にしている
パートナーのように扱う者から見れば
感謝こそすれ、八つ当たりするのは
お門違いなのである。

男子テニス部顧問の頃、
試合中にそのたぐいの
マナー違反をやらかした選手は、
勝っても負けても
教育的懲罰を与えた。

中学の時、
同様のことをやらかしてたフミにも
それを戒め、
その後、県のチャンピオンになった。




ユーチューブに
シブコのプロテスト合格直後の映像があり、
今の姿とは別人のような
プクプク、ムチムチの
ポッチャリ体型と丸顔で驚いた。

昨日も、解説の元レジェンドが
「全英を獲ってから、
顔付きが、勝負師の顔になりましたねぇ」
と、その変貌ぶりを
挙げていた。

体型も締まって、
均整のとれたアスリート型になった。



前日、イーグルを取ったホールに
4オンというミスが続いた時には、
「やったるでぇ~と、思ってたのに、
情けねぇ~・・・と、思った」
と、アッケラカンと言っていた。

そして、次のロング・ホールでは
胸のすくような見事なショットで
2オン成功しバーディを取った。

そのハチャメチャぶりが、
いかにもシブコらしい。

なので、新聞の見出しも
「のびのび渋野」
に対して
「こちこち鈴木」
と対照的であった。

その自然体ぶりを
「末恐ろしい21歳だ」
と新聞も評していたが、
何処かで聞いたセリフだと思ったら
「末恐ろしい14歳だ」
というのは、ソータで
さんざん言われてきた言葉だった。

どちらも早熟天才型だが、
その「天然」ぶりから、
久しぶりに
【運・鈍・根】という
成功の三条件を思い出した。

ソータも「運」に恵まれ、
わずか3年で
四段から七段にまで昇段した。

某棋士は、
自分は20年もかかったのに・・・と、
畏怖と羨望で語っていた。

「根性」というのは、
近頃、あまり流行らなくなったが、
ふたりとも練習と研究が好きなので
それをやり続けることを
苦にもしないというのが、
「性根」が出来ているということである。

時には苦しくとも、
好きだからこそ
やり続けていられて、
そしてその技量が高まり、
人を魅了するのである。

そして、ふたりとも
人に学ぶことに素直で、
あらゆることを吸収して
己の力・武器としている。

それと、
情けない試合をして、
負けると泣くし、
勝つと全身で喜びを表す。

今日、明日の本選3、4Rが
「シブコ劇場」の全英に次ぐ、
“天然天才”スターの
見せ場である。

ワクワク (((o( ˙-˙ *))o))) 





今日は、4時から、
音楽堂での医大オケの定演を
聴きに出かけてくる。

プログラムにある
シューベルトの交響曲第8番
『ザ・グレイト』は、
名前のとおり重厚長大な名曲で、
スコア(総譜)をプリント・アウトしたら
120頁にも及んだ。

CDやユーチューブでも
いろんな指揮者&オケのものを
毎日聴いていたが、
スコアでヴィジュアルに見ると
音楽の構成、作曲家の意図が
手に取るように理解できる。

スコア・リーディングの楽しみは、
深く読んでいくと、
最終的には、楽譜から
音楽が立ち上がってきて、
それは誰の演奏家のものでもない
自分だけの脳内音楽として
魂に響いてくるのである。

その時、
知らず知らず、
無意識に手や体が動いているので、
これが指揮の原点か・・・
と感じることもある。



ネットにある限りの
シューベルトの肖像画を検索してみた。

31歳の短命だった彼は、
人生80年の現代であれば、
35歳を青年期の末期とする
発達心理学では、
まだ中年以前である。

『ザ・グレイト』は、
晩年に近い28~29歳頃の作品だが、
その老獪な作風を鑑みるに
彼もまた早熟型の天才だったのだろう。

もっとも、
ベートーヴェンとは同時代、
ハイドンやモーツァルト、
といった楽聖たちとも
近い時代を生きていたので、
その先達の音楽を深く吸収し
創作の母胎にしたであろうことは
想像に難くない。




ステージ以外では
あまり着る機会のない
ライトブルーのジャケットには、
リサイタルの時以来、
ずっと『トムとジェリー』の
トムのラペルピンと
水色ストライプのチーフが挿したままで
クロークで眠っている。

来週の身内の結婚式でも
黒礼服なので、
着る機会がなく
残念である。




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つれづれなるままに・・・

2019-11-29 07:27:00 | 風景
毎日、パソコンに向かって、
さて、今日は何を書こうか・・・と、
悩むようなことが全くない。

むしろ、白紙の心で向かって、
さて、今日はいったい
どんなブログになるんだろう・・・と、
自分でも、思いもよらぬ〈作品〉になるのを
読み手の気分で
楽しみにしている部分がある。

これも、
料理や音楽と同じく、
素材を組み立てたり
取り合わせたりして
ひとつの形を創る
アーティスティックな
プロセスなのだろう。

基本は、
前日の一日を振り返る
「レトロスペクティヴ」スタンスで
執筆しているが、
来るべきイヴェントへの期待という
「パースペクティヴ」スタンスも
たまにはある。

来週は、
八ケ岳での身内の結婚式、
久しぶりのギター演奏、
その日がソータの順位戦、
そして、誕生日がくる。

そんな、
特別なウィークリー・イヴェントがなくとも
「日々が更」(にちにちがさら)の暮らしに
何かしらのデイリー・イヴェントがあって、
ネタは尽きないものである。

還暦すぎて、
閑職・半隠居・暇人になったわけだが、
元々、駄々羅な性格のせいか、
はたまた、幼少期に喘息で
長期の入院生活を強いられたせいか、
ぼんやり日々を過ごすことも厭わない。

それでいて、
勤務日や多用日は、
プチマニー(軽躁)状態よろしく
独楽鼠のように
ウィン95ハードディスクを(笑)、
ウィンウィン言わせて
ヒーヒー言っている。

このブログも
死して後、
我が形見となるやも・・・
という思いも胸に
一文字ずつ紡いでいる。

 徒然なるままに
  日暮らしPCに向ひて
   心に映りゆく由無し事を
    其処は彼となく書き付くれば
     怪しふこそ物狂るほしけれ

                飄 水




女子ゴルフの
今季最終戦1Rは、
シブコが2アンダー3位、
鈴木がイーヴンパーの10位、
という結果だった。

4パット後のイーグルというのは、
いかにもシブコらしい
出入りの激しい
アグレッシヴなゴルフである。

きのうも、
弱気で守勢になった自分を戒め、
果敢に攻めに転じたという。

まだ、
1、2Rの予選なので、
勝負は3、4Rである。

はたして、
最終日の中継時に
最終組で残れているかは、
神のみぞ知るである。

鈴木より上位で
2位以上につければ、
史上最年少の
「賞金女王」に輝く。

このゴルフ史に残る
栄誉に輝くには、
今季のこの大会が
最初で最後のチャンスである。

ソータも来春の棋聖戦が
最年少タイトル獲得の
ラスト・チャンスである。

ふたりとも、
「天然の天才」なので(笑)、
記録には拘泥しておらず、
一戦一戦に全力を尽くすだけ、
と言い切っている。

そこがまた
潔くカッコいい。





2ケ月に一度、
老母のホームから
「介護計画書」が送付されてきて、
いちいち署名・押印するのが、
メンドッチく思ってが、
ペン字のお稽古をしてからは、
清書するいい機会くらいに
思えるようになった。

愛用の木製判子入れが
頻用に絶えかねてか
端が欠けてしまい
その破片もロストしたので、
しかたなく、補強爪でやり慣れた
ティッシュを模って補修した。

色こそ変わるが、
造形しやすく、簡単に接着できるので、
自家用の補修では
ティッシュ+瞬間接着剤は
便利アイテムである。




アマゾンに注文していた
スマホの専用ケースが
2週間ほどして
やっと届いた。

見たら、
やっぱし中国製だった。

安かろう、遅かろう、
時に、悪かろう・・・は、
みんな中国製である。

チェロの弦なぞ、
張ったその日に切れた(笑)。

ヾ(*`ェ´*)ノ フンガ~

表面のガラスカバーは
2週間たっても
まだ届かない。

***

ティーカップのブログには、
ヤフオクの広告画像が
オート・スライドで挿入されるが、
最近、おパンツの画像が
やたら流されて、
知人からは
「エロイのポチッたんじゃない?」
とからかわれた。

どうも、
ランダムに画像が流されて、
特定アイテムに目を奪われて
無意識にポチると、
それをAIがフィッシングして
そのカテゴリーを集めて
流すようになっているという。

この機能が
今、プライバシーの侵害になる、
と世界的にも問題になっているそうだ。

そりゃ、そーだ。

一回、おパンツ画像をポチったら、
毎日、色とりどりの
セクシーおパンツを
ブログの下に延々と流されては、
高尚なつもりで書いたネタと
ミスマッチになってまうやん・・・(笑)。

ま、エロイ画像に
釣られた因果応報なのかも
しれんけど・・・(笑)。

(^▽^)> テヘヘ…


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37年ぶり

2019-11-28 08:35:00 | 健康
入院された
知人の御母堂が
会いたがっている・・・と、
メールを頂いたので、
取るものも取り敢えずに
病因に駆けつけた。

ただ、
前夜にメマイと体調悪化が
あったものだから
午前中伏せっていたので、
喰うもの喰わにゃ
元気が出んとばかり
前夜に食べれなかった残り物を
「食べる点滴・ヴィタミン剤」
のつもりでしっかり補給した。

礼を失さないように
フルコーデのフォーマル・スタイルで
赴いたら、その緊張感と
ブドウ糖とヴィタミンが効いてきてか
段々と体調が快方に向かい、
病室で40分も笑い話をしていたら
すっかり元気になった。

【病んだ者がまた癒す】
とデルフォイの神託にはあるが、
まさに、そのとおりである。

長患いをされていた
ご子息/子女の方々も
お母様の入院で
体調がシャンとなったという。

なので、
「二つワルイことは、ないもんですねぇ…」
という冗談を言って
笑った。

付き添われていた御長女が、
「入院してから、母がこんなに笑ったのは、
初めてです・・・」
と、お礼申されたので、
カウンセラーとしての
面目も立ったような気がした。




その足で、
こないだの台風19号で
洪水被害の大きかった
昭和大橋を渡り、
あたりの惨状を目にしながら
Tちゃん先生の教会に寄って
病気平癒の「お届け」と
「ご祈念」をさせて頂いた。

それから、すぐさま、
大学に向かって
学内でのギター部定演へ
OB会長として「ご祝儀」を
届けに赴いた。

家→藤田→保原→金谷川→家
というのは、
かなりのハード・ラウンドで
トリップ・カウンターでは
50kmを超えていた・・・。

前日にメマイで倒れ、
午前中は寝養生していたのに、
午後からまた目の廻る
ハードタイムだった。

でも、
御母堂もご家族も
お喜び頂き、
ギター部員たちも
喜んでくれたので、
有り難く思わせて頂いた。




家で一服してから、
夜は、ベトナムから
人材派遣の仕事で「いわき」に来た
元教え子(52)が、わざわざ福島まで
立ち寄ってくれて、
37年ぶりに再会した。

ベトナム人のキレイな奥さんと
2歳の息子さんの写真も見せてくれ、
日本とベトナムとの
「架け橋」となる仕事に
誇りをもっているようで、
頼もしく立派に見えた。

わざわざベトナムから
お土産まで持参してくれ、
金光第一高校時代の懐かしい話に
花を咲かせた。

久しぶりに
大阪弁で話せたのも
楽しく思った。

ゆんべも帰宅後に
体調を気遣ってくれて
メールをよこし、
今朝も東京に発つ前に
挨拶のメールをよこしてくれた。

横浜→大阪と仕事して
ベトナムに帰るそうだ。

立派になって
表敬訪問してくれる
教え子に再会するたびに
いつも思う箴言がある。

 ギャンブラーは一瞬の楽しみ
  農夫は一年の楽しみ
   教師は一生の楽しみ

まさしく、
それを噛みしめるような
再会の宵であった。




今週の土曜日に
医大オケの定演があるので、
プログラムにある
『ザ・グレイト』(シューベルト)
『カレリア序曲』(シベリウス)
『ペールギュント第一組曲』(グリーグ)
のスコア(総譜)をフリー・サイトから
ダウンロードして、
譜読みして予習していこうと思う。

手元にポケット・スコアは
何冊かあるのだが、
さすがに、老眼になってくると
ゴマ粒みたいな楽譜を追うと
首・肩が凝りコリする。

30代の頃は、
心斎橋のヤマハで買った
ドーバー社の安価な大版スコアを
沢山持っていたのだが、
勉強し終わってから
置き場所をとるので
ヤフオクで放出してしまった。

今になって、
それをすごく後悔している。

なので、久しぶりに、
A4版のスコアを読むのが
懐かしくもある。

弱小私家出版もしてるので、
製本は稼業でもあるから、
両面印刷にして製本化し
ベッド・カウチでのんびり
CDを聴きながら
譜読みを愉しみたい。

楽譜を書いたり読んだりしている時が、
けっこう至福の時間なので、
リサイタルが終わって
編曲する機会がなくなって
手持ち無沙汰に思っていた処である。

ギター&フルート用に編曲した
『亡き王女のためのパヴァーヌ』を
ピアノソロ用に編曲しなおそうとも
今考えている。

何のことはない、
ギターとフルートのパート譜を
二段重ねにすりゃイイだけである(笑)。

…:;(∩´﹏`∩);:. アハ…








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シビレ&メマイ

2019-11-27 08:26:00 | 健康
今週は第5週目なので、
Y中勤務がなく、
火曜日から日曜まで
丸々オフになった。

きょうは、
福大ギター部の定演が
3時から学内であるので、
OB会長として仕事をキャンセルして
赴いて御祝儀を届けてくる。

そして、夜からは、
金光第一高の時に担任をしていた
教え子が大阪から仕事で来福するので、
37年ぶりに再会し
食事する約束をしている。

どちらも楽しみにしていた
デイリー・イベントなのだが、
昨晩、晩飯を作ってる最中に
メマイを催し気分が悪くなって
食事ができなかった。

ここの処、
ずっと手足のシビレ感やら
耳鳴りが続いていたので、
いつもの首凝りによる
脳低動脈の血行不良と思っていたが、
きのうはクラッときて
血圧が降下するような症状が出たので
寒暖差による自律神経失調もあるようだ。

教え子とは、
毎日、メッセージやり取りをしてたので、
昨晩は、万一、体調不良の時は
「ドタキャンの時はカンニンな」
と連絡して
「無理せんといてください」
という了解を得た。

定演の方も、
義務ではないので、
無理することもないが、
こちらも指導した教え子同然なので、
できれば行ってあげたいと願ってるので、
直前まで、おとなしく
安静にして寝てようと思う。

こんな時、いつも、
名人のマキノ先生に
鍼療治してもらっていたのだが、
先生も心筋梗塞で今年引退されて
まことに残念である。

自分にとって大事な
フィジカル・セラピストを
ひとり失ってしまった。

頚椎骨動脈系の血流量が
凝りなどによって
一過性の虚血状態になると
メマイを起こすというのも
マキノ先生の治療で知った。

高脂血症とピテカントロプス姿勢も
原因にあるようだ。

これまでも、
頭を下に向けたり、
寝ていて体位を変えた時に
激しい回転性メマイに見舞われたことが
何度もあり、何とか、
運動やストレッチで凌いできた。

常々、PC仕事や
カウンセリングでの座って
凝り固まる仕事が多いので
職業病のよう部分もあるが、
激しい寒暖差などの物理的刺激や
飲酒などの化学的刺激(笑)、
風邪などの自律神経失調が合いまると
発症することもある。

鍼以外では、
頸椎矯正も効果があるが、
加齢により頚椎骨周りの変形が在る場合は、
整形外科手術もあるという。

近頃は、スマホ使い過ぎでの
若者・中高年の「首凝り」メマイが
急増しているという。

新聞広告にある
健康雑誌の見出しに
「バンザイ運動」が効果的だと見て、
時折、ひと目のつかないところで、
エア・バンザイ?をやってもいる(笑)。

ゆっくりと3回バンザイしながら、
深呼吸も行なうと、
肩甲骨の筋肉がほぐれ、
首凝りがちったぁ解消される。

それと、
首の後ろにある“天柱”というツボを
左右の親指で押しながら
4~5秒ほど円を描くように
マッサージするのもけっこう効く。



きのうのメマイの原因には、
一過性の過労(笑)もある。

いつもの買出し散歩で
ニトリで細長の岩盤プレートと
小さめの帽子型のパスタプレートを買い、
その足で、マツキヨで1ℓのペットボトルを
3本も買ってリュックに入れたので、
4kgぐらいの負荷がかかり、
それで歩いていたら、
途中で疲労困憊になり(笑)、
道端に座り込んでシベタリアンに
なってしまった(笑)。

(俺ぇ、ここで遭難すんのかなぁ・・・)
と、阿保気なことが
アタマに浮かんだ・・・(笑)。

(((╥﹏╥))) ハァ~

そんでも、
気力を振るって
(これがイケナかった・・・)
「いちい」(スーパー)まで
なんとか辿りつき、
しばし、休憩コーナーで、
マツキで買ったばかりのドリングを
ガブ飲みしてヘタッてしまった。

しばし、休憩の後に・・・
気力を振るって
(これがイケナかった・・・笑)
いつものように晩飯の買い物をし、
またまた重さを増したリュックを
戦時中の買出し隊のように
フラフラしながら歩いて
やっと家に辿り着いた。

ふだんなら、
そこで横んなって、
昼寝に突入するのだが、
新しい皿を買ったもんだから、
すぐさま晩飯用フレンチの
ミザンプラス(下拵え)をやった。
(これがイケナかった・・・笑)

さらに、耳鳴りする体調で、
風呂洗い、ピアノ練習・・・
とやったものだから、
(これがイケナかった・・・笑)
目が廻るような一日だったので、
メマイすんのも
当たり前かぁ・・・。

(_ _。)・・・シュン…

カミさんにも、
「張り切り過ぎたんじゃないの・・・」
と言われて、
スゴスゴとベッドに撃沈した(笑)。

せっかく創っても
写真撮って
半分しか喰えずに寝た(笑)。





月曜日は20℃もあり、
きのうは10℃という
寒暖差である。

今朝は1℃。

気象予報士も
「くれぐれも体調管理には
お気をつけ下さい」
と気象病予防の警告をしているが、
還暦過ぎのフレイル爺ぃには、
「言われたってカラダがついていかんぜよ」
とボヤきたくなる。

最近、新聞紙上で
やたらと「フレイル」という
新出語を目にするようになった。

「虚弱/fraility」の転用だという。

**

散歩に出て、
ふと、マサヒロんとこにでも
寄ってくか・・・と、
27で事故死した親友の墓に参った。

永京寺は、家から3分ほどで、
町内の盆踊り会場でもある。

そして、鹿島神社にも寄り、
見事な紅葉に見惚れ、
嵐山や周辺の塔頭を
想い出した。

5kgものリュックに
押し潰されそうになりながらも
ヘトヘトになって帰途には
いつもの八幡様の祠にも
知人の御母堂の危篤平癒祈願を
させて頂いた。

「きょうは、
仏・神・神の三階級制覇だ~」
なんて、信心深さを
自惚れてたら、
仏罰か神罰でメマイに倒れた…(笑)。

_| ̄|○ バカ、オレ・・・




名チェンバリストの
スコット・ロスの弾く
スカルラッティのソナタは
愛聴盤のひとつだが、
そのK.1をピアノで弾きたくなり、
曲集をヤフオクで落札した。

例によって、
中古物が送料込みで880円と
定価の半額以下でラッキーだった。

それが到着するまで、
見本楽譜の1頁をプリント・アウトしたが、
わざと、あちこち、かすれさせてあり、
五線譜が抜けていたので、
定規とペンで再生した。

ちょっとさらってみたら、
あんがい簡単で、
すぐさま弾けそうである。

これは、
ブローウェル編曲での
ギター版があり、
かつてレッスンも受け、
発表会でも公演したことがある。

なので、
曲のアナリーゼ済みなので、
あとは鍵盤奏法と
運指に置き換えるだけである。

来月の「スタインウェイの日」に、
勝手知ったる音楽堂内なので、
格納庫にあるチェンバロで
ちっとだけサワリを鳴らしてみっかぁ・・・
と密かに目論でいる。







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クール・フクシマ

2019-11-26 08:58:00 | 勉強
高校時代の英語の授業で、
「famouse」と「notorious」という単語を
対にして覚えて、
今も記憶から抜けていない。

フェイマスは、
いい意味で有名だが、
ノトーリアスは、
「悪名高い」ことである。

3.11の原発事故で、
フクシマは全世界に、
文字通り「notorious」に
なってしまった。



毎週、英語の勉強に
視聴している
『クール・ジャパン』が、
今週は「フクシマ特集」で
スタジオを出て、いつものメンバーが
現地に集合した。

番組幕開けのタイトルが、
磐梯山をバックとした
猪苗代湖の湖面の上に
「福島」の文字が
まるで「松竹」映画の
オープニングのように見えた。

福島在住の三人の
フォーリナーが
それぞれにフクシマの素晴らしさを
独自にレポして、
海外に発信してくれているという。

そしてSNSでじわじわ拡散し、
奥会津の秘境ではインバウンド数が
三倍の数千人にもなったという。

MCの鴻上が、
「不幸なことで
世界的に有名になったフクシマが、
こんなにも素晴らしい処だということを
あらためて認識しました」
と、〆てくれたのが
番組ファンとしては嬉しかった。




シブコの優勝が決まった
エリエール杯の録画を見直して、
その見事なフォームによる
ショットだけを編集した。

流れるような
ウェルバランスのスウィングに、
カキーンッ! という
メタル・ウッドの快音とともに
白球の弾道が糸を引くように
飛び出すシーンは何度見ても
爽快感に浸れて、
実にセラピューティックな動画である。

ロングホールの2オン狙いで、
クリーク(5ウッド)をフルスウィングしたものの、
やや引っ掛けてドロー気味(左曲)になり
あわや池ポチャかという
際どいミス・ショットになった。

クラブを叩き付けたり、
放ったり八つ当たりする
プレイヤーが多いなかで、
シブコは歩きながら
キャディも笑うような
「ンだよ~・・・もう・・・」
と、苦笑いしながら、
チクショー目という
お茶目な仕草をしたのが
可愛いらしかった。

でも、一転、
カップを狙うとなると、
獲物に急降下で襲う
猛禽類のような目になり、
アスリートの集中した時の
凛々しい姿を見せる。

日本中のゴルフファン、
シブコファンが、
今週決定する
「賞金女王」争いの
逆転劇があるのかどうかを
固唾を呑んで見守るであろう。

シーズンオフになったら、
アップでいつも気になる
目元のブツブツ(稗粒腫)を
皮膚科で治療してほしいものである。




料理は味もさることながら、
「見た目」も大事であることは
言うまでもなかろう。

殊に、フレンチは
単に「盛り付け」るのではなく、
「ドレッセ」と呼ぶように、
「装う」という意味も込めている。

キムタク主演の
フレンチ・シェフのドラマでも、
オーナー・シェフ役の鈴木京香が
「ドレッセに入りまーす」
というような掛け声を
スタッフにかける。

ドレッセはメイン食材が
中心になるが、
それに「ガルニチュール」という
「添え物」とソースの三素材によって
プラ(大皿)に描かれるように、
または、構築されるように、
装われる。

そのテキストも多く出ているが、
なかなか見よう見真似では
上達しないものである。

プロのシェフは
年間何百というドレッセをしているので、
さすがにピシリと決まるのだが、
趣味の月一おフレンチ・ママゴトでは
ドレッセのたびに緊張してしまい、
それがソースを大胆に引けなかったり
手が震えてしまったりする。

なので、
できるだけ数経験をしようと、
焼きオニギリなぞも
メインに見立てて、
サラダをガルニにして、
ヨーグルトをソース代わりに
ドレッセしてみるのだが、
どうしても線に迷いが出る。

なので、
プロの描く迷いのない線とは
一目瞭然である。

ソース・ラインに迷いが出ると、
どうしても「垢抜け」せず、
ドン臭く、イモっぽく、ダセぇ・・・(笑)。

モウ、ヤダ~ッ ! ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ

水戸出身の人は
同様の意味で
「イシケ・・・」
と言うらしい(笑)。

子どもの頃は、
「ヒャクショーくせー!」
とも言ったが、
今は職業差別用語なので、
“農業従事者”
と言い換えねばならない(笑)。


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