『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

馬鹿は隣の火事より怖い

2016-02-29 08:05:00 | 音楽
「音楽を理解できない人間は、
最も侵略に向いた者である」
という格言を、
先代の三遊亭円楽から
聞いたことがある。

先日、クダラナイ人間に遭った。
 
カウンセリングの場であれば、
どんな人であろうが、
仕事ゆえ、なんとか当人の良い所を見出して、
その人格の陶冶の支援に
与ろうとも努力するが、
プライベートの場で、
延々とそのクダラナさに
付き合わされるのは
迷惑この上ない。

音楽を理解できないことは、
別に恥ずかしいことではないが、
かと言って、その劣等感の裏返しで
音楽そのものや
それを愛するものを
軽薄者の如き貶める輩(やから)は
野蛮で無教養以外の何ものでもない。

「俺は、ベートーヴェンなんか解らない」
「俺は、クラシックなんか大嫌いだ」
と放言するのは、
一向に構わない。
個人の嗜好問題だから。

でも、
「クラシックなんて聞いたり、
やったりして喜んでる奴は、
馬鹿じゃないの」
と言うのは看過できない。

表現の自由だから、
社会的にはそれも許されることだが、
私的には、こういう愚論は
許せない。

といっても、
金持ち喧嘩せず…で、
馬鹿と議論しても不毛であり、
ロジックも不確かな
低脳な人間を相手にしても、
詮無い事である。

だから、
こういう手合いは、
腹ん中で思いっきり軽蔑して、見下げて
二度と遭わないようにしている。

何が嫌いって、
自分の無教養の反動形成で、
周囲に自分のクダラナイ趣味を
得意げに誇示する奴である。

こればかりは、
心理カウンセラーでも
救いようがないし、
救いたくもない。

勝手に死ね、である。

談志家元の名言
「馬鹿は隣の火事より怖い」
は、ほんとである。

何をするか、何を言うか、
ワカラナイから怖いのである。

これの極みは、
救命士の資格を持つ介護職者でも、
考えなしで、
イラつくと、
体の不自由な年寄りを
四階のベランダから
物みたいに投げ捨てる。


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読んだでガンツ

2016-02-28 10:17:00 | マンガ
ツタヤで10冊640円で
4回にわたって借りてきた
『ガンツ』を漸く読了した。

最後は、
地球を侵略した
巨人異星人との闘いに
勝利するという所で
大団円を迎える。



大半が殺戮シーンで、
シューティング・ゲームのような安易さで
対象を攻撃し、内臓が噴出したり、
頭部が裂けて散らばったりという
リアルな描写の連続で、
かなり残酷な漫画でもあった。

設定は超現実的だが、
愛するものを護る、という
陳腐なモティベーションでもあった。

再読に値する
漫画ではなかった。




ドイツ軍仕様の戦車と
ロリ・フィギュアをコラボさせた
「メートヒェン・パンツァー・ディヴィジョン」
(Mädchen Panzer-Division/乙女機甲師団)をも
ヤフオクに出品しようとしたが、
ラジコンのコントローラーが見つからず、
出せずにいる。

稼動すれば、
BB弾も射出するし、
砲塔も旋回するので、
いい値で売れそうなのだが・・・。




街歩きで、
「新光堂」のショーウィンドウに
ドイツ軍のジオラマがあったので
写真に撮ってきた。

ハーフトラックは
かつて製作したことがある。


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数値データ

2016-02-27 08:41:00 | 風景
昨日は
朝方、小雪がちらつき、
1cmほどの積雪があった。

退勤時も、
吹雪くように小雪が
舞っていたが
積雪には至らなかった。



安達太良山の中腹に
雲が棚引き、
対流圏下に棲息し
生活している自分を
意識させられた。





K高内のモニタリング・ポストを見たら、
0.188μSv/hと
以前よりも半減していた。

もっとも、
3.11以前の平常値は0.04なので、
およそ4倍強である。

ということは、
この5年で、
通常の10倍から5倍の
低線量を長期被曝してきたことになる。

年間1mSvが許容量だとすると、
1.000μSv÷365日÷24時間で、
1時間当たり0.114μSvあたりまでは
安全ということになる。

自然被曝量の世界平均は
年間2.4mSv程度ともいうし、
国では年間20mSvまでを
許容量としている。







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3.11を生きる

2016-02-26 05:07:00 | 大震災/コロナ禍
再来週の日曜に、
《東日本大震災五年慰霊祭》での
体験発表を仰せつかっているので、
通退勤の車中で何度も
ネタクリをしているが、
口述しているうちに、
どうも初稿の内容がおざなりっぽく、
本当に自分が言いたいことでは
ないような気がしてきて、
また、一から練り直している。

タイトルは
『3.11を生きる』と
先に提出しているので、
もしかすると、
そのように垂れ幕が
用意されているかもしれない。

同タイトルで
3.11の翌日から
足掛け5年で155編の
エッセイを投稿してきて、
今日現在で、のべ36.000人の
アクセスを得ている。

http://ncode.syosetu.com/n6240s/

自分の言いたいことは、
そこですべて言い尽くしたので、
今更、新たに言うこともないのだが、
今回は、慰霊祭で、ライヴで、20分で、
というシバリがあるので、
果たして、155編の中で
何を一番言いたいのか、
もいちど、ざっと見直している。

3.11の三日後のブログに
こう記してある。

  神様
   なぜに
    こんなことが起こるのでしょうか

当時は、たしかに、
神も仏もあるものか・・・
という悲痛な気分に捕らわれた。

でも、今は違う。

大地震、大津波は
台風や火山や
隕石衝突と同じく、
自然現象であり、
神が起こしたわけではなく、
地球上で生きている以上、
遭遇が有り得る
必然的リスクなのである。

多くの善人や
無垢の子どもたち、
信仰厚き人々も亡くなったので、
神が救わなかったことに
自ずと疑念を抱きたくもなるが、
悲しむべき、哀れむべき「被災死」というのは、
人間中心原理(人間の視点)によるもので、
神中心原理(神の視点)から見たら、
それは、ただ
「生を全うし、死という異なる次元に
 移行しただけ」
なのかもしれない。

神中心原理というのを
宇宙中心原理と換言してもいい。

私も3.11関連で
知人を亡くし、
その死を痛ましく思っている。

それは、
人間中心原理(人間の価値感)では、
「死」は
「嫌なこと」「哀しいこと」「忌避すべきこと」
というネガティヴに
価値付けされた事象だからである。

しかし、
神中心原理(もしくは宇宙中心原理)から見れば、
「死」と「生」は、
磁石のNS、右左、酸性アルカリ性などと同様に、
単なる、事象の極性の違いにしか過ぎない。

とすれば、
「Nが良くて、Sが悪い」
だの、
「右が正しくて、左が間違い」
だの、
「酸性が素晴らしくて、アルカリ性が忌まわしい」
というロジックが
成り立たないのと同様に
「死」も「生」も価値感を有しない。



雨の日は天気が「悪く」
晴れの日は天気が「良い」
というのは、
人間中心原理による
価値基準である。

地震も津波も
台風も火山も
自然現象であり、
お天気と同様に、
それに「良い」「悪い」はない。

台風で死ぬ人もいれば、
火砕流で死ぬ人もいる。

5年目にして、
ようやく、
3.11直後の
「神様なぜにこんなことが起こるのでしょうか」
という嘆きの問いに
腑に落ちる自答を得た。


さらに敷衍すれば、
この宇宙は138億年前に
ビッグバンにより誕生した。

そして、現在、
この宇宙は加速度的膨張をしており
それはやがて光速を超えるだろうと
言われている。

宇宙空間内では
光速を超えるものは存在しないが、
それは宇宙空間自体の膨張には
当てはまらないのである。

そして、
およそ10の33乗年後には
素粒子崩壊が起こり、
宇宙の全てが消滅する。
即ち、この宇宙が終わるのである。

10の15乗が1.000兆だから、
1.000兆×1.000兆×1.000年後となる。

宇宙誕生後138億年なので、
大雑把に見て約10の10乗年だから、
宇宙の一生は
1.000兆×1.000兆×10兆年
ということになる。

この時間の中で、
人間の一生を100年としたら、
1.000兆×1.000兆×1.000億分の1
という超々微々たる数量となる。

一生を100年とすると、
100年×365日×24時間×60分×60秒は
31億5.360万秒となり、
瞬きを1秒としたら、
それですら、
31億5.360万分の1である。

一生の間の
1回の瞬きの
さらに1.000兆×1.000兆×100分の1
の時間が、宇宙の一生における
人の一生なのである。

それは、ほとんど
一瞬というよりも、
さらに短い瞬間であろう。

人間の認知できる範囲では、
ほとんど無意味な
誤差の範囲である。

これは、宇宙の総質量に比しての
人間一人の質量の対比を
計算しても同様のことが言える。

つまり、我の存在など、
有っても、なくてもいい
のである。




父は、71歳で亡くなった。

再来年、還暦なので、
父と同じ寿命だとすると
あと、余命13年だが、
それとて何の保障もない。

明日にも
寿命が尽きることだってある。

でも、まだ、
いくらか
持ち時間があるようだ。

よって、
無為に「長生き」するのではなく、
有意に「深生き」しよう、
と思う、今日この頃である。

今、ふと洒落た英文が
思い浮かんだ。

“I thik cosmically.
 And I live individually at here and now.”

「宇宙に思いを馳せ、私を生きる、今ここで」





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花粉症

2016-02-25 07:53:00 | 健康
どうやら、風邪が
癒えきらないうちに、
花粉症に移行したらしい。

鼻がつまり、
就寝中に口渇感がある。

そして、口の中が苦くって、
胸に不快感がある。

他にも、全身症状として
だるさ、肩凝り、首凝り、
軽いめまいもある。

先日、クリニックから
クラリチンを1ケ月分
もらってきているので、
今日で服用二日目である。

まだ、薬が十分に
効き始めている実感がない。



健康を意識して、
週に一度は通勤車中で
ナッツ類を摂っている。

丸々一個のクルミを見ていたら、
なんだか、生物学部の
標本棚にあったツパイ(原猿類)
の脳を想い出した。

右脳・左脳・脳梁とが
H型を形成している。




アキ(次男)が、
フェイスブックのプロフィール写真に
永らくピカチューにしていたのを
やっと自画像に換えた。

「卒業と就職が決まって、
便秘の朝にウンコが出たみたいな
スッキリした顔してんじゃん」
とコメントを入れてやったら、
「例えが悪いわ」
と返信コメントが書き込まれていた。

「いいね」欄を見たら、
「佐々木 修・佐々木文治・佐々木夏穂」の
三者名が初めて並んで
なかなか微笑ましかった。

アキの高校時代のブレザーが
ちょうどいいサイズなので、
トーチャンがアイビー・スタイルに
コーデして、仕事でも着ている。


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