卯月晴れ

昨日は
皐月晴れならぬ
卯月晴れで、
28℃のカンカン照りだった。

午後から
カウンセリング予約が
入っていたので、
午前中にテニスクラブで
カミさんも参加して
16ゲームほど遊んできた。



高齢者クラブなので
自分が最年少なのだが、
そのくせ、今までに
何度も熱中症になったので
すっかり“ひ弱者”扱いされている。

昨日も、
まだ暑さに体が慣れていないので
熱中症に気をつけながらの
プレーだったが、
幸いなんともなかった。

自分ひとり
半袖・ノーパン短パンの
薄着で臨んだのが
よかったのかもしれぬ。



先日のリサイタルには
みなさんおいで頂き、
クラブからご祝儀まで頂戴したので、
みなさんにCDとアンケート冊子を
お渡しした。

プレー後に、
アンドーナツさんが、
竹の子のオムスビを
全員分作ってきて下さって、
美味しく頂いた。

この日は、
先日、胆石の手術をされたばかりの
会長の復帰第一日目で、
オナカの大きな縫い跡を
見せてもらった（笑）。

プレー中は、
「あんまり走ると腹が破けるよッ!」
と野次られていた。




ダイソーに寄って
ラッピング用の小袋を買ってきて、
初めてサクランボの剪定と
袋掛けをしてみた。

腕を上にむけて
袋の口をワイヤーで結ぶので、
すぐに腕がだるくなって、
十袋ほどでギブアップになった。

昨日から8連休に入ったので、
今日からもう少しガンバッテ、
枇杷の方にも袋掛けをしようと思う。

なにせ、去年は
色づいて収穫しようか
と思った翌朝に、
全部、鳥に食べられていて
ショックだった。




夜は、
エアコンをつけて
ユーチューブの落語を聴きながら
先日、古着屋でワンコインで購入した
スーツの虫喰いの補修をした。

思ったように
キレイには仕上がらなかったが、
目立たない程度には
楽しみながら作業できたので
ワンコインの元は取ったかもしれぬ。

今日は、
ややきつ目のトラウザースを
いつもの仕立て直し屋さん処に
持って行く。

着任

今年から
新しく配置された中学校に、
昨日、着任した。

家から
60km遠方の学校だが、
時速60km通勤で
1時間で着く計算だが、
実際は動脈の国道4号線を行くので、
信号や渋滞で
1.5時間かかってしまう。




カウンセリング室に
あてがわれた部屋は、
昔の宿直室とのことで、
六畳一間の畳の上に
カーペットが敷かれていた。

これまで
勤務してきた
20ケ所のカウンセリング室としては
ワースト2くらいの
環境である。

やや物置化しており
雑然としていたので、
まずは押入れの整理からはじめ
何でもかでも放り込んだ。

ちょっとした
引越しのような力仕事で
半日が過ぎたので、
かなりの肉体疲労が残った。

それでも、
三月に離任したI分校の
装飾用ヌイグルミや絵画、
心理テスト類を置いたら、
どうにか和らいだ雰囲気が作れた。

もっとも、
この部屋でちょうど20室目の
作室であるから、
手馴れたものである。

コンセプトは、
小児科の待合室のように
稚気があり心和み
退行を誘う、
サンド･セラピー創始者の
ドーラ・カルフの言った
「自由にして護られた空間」
を創出することである。




入り口側の壁は
まだまだ殺風景なので、
連休明けに、ここにも
クロスを垂らして
掛け軸と大きな絵を
吊るしたいと思っている。

窓側は、
校庭への生徒出入り口があり、
物置や石油タンクがあって、
殺風景である。

これから、
内部改修でエアコンが
設置されるというから、
少しは過ごし易くなるやもしれぬ。

真夏日

昨日は、
今年はじめて
30℃を越す
真夏日になった。

オフ日だったので、
短パンで過ごしたが、
ゴムがゆるゆるだったので、
ダイソーで購入した
ゴム交換セットで
入れ替えた。

この作業は
けっこう楽しいので
嫌いではない。



今日から、
新しい中学校に勤務するので、
弦の切れた練習用ギターの
弦交換をした。



今日も
30℃を越すという予報だが、
委嘱状交付があるので、
スーツを着ていかなければならない。

春の大祭

春季大祭の神事に
氏子として祭事係の
ご用奉仕をさせて頂いた。




この春、
大学進学した三男の名前も
季刊紙に載っていた。




大学の国際交流会館には、
院生時代にサイコセラピー研究会で
2年間、勉強に通い、
数々のケースをも発表した。

その後、医大の精神科病棟に
会場が変わり、そこでも
3年ほど勉強した。

びっき沼

家から十数キロ、
わずか二十分ほどの
土湯温泉郷の近くにある
「びっき沼」。

「びっき」とは
土地の方言で
「カエル」のことらしい。

たしかに、
そこここにカエルが
繁殖している。

この時季、
毎年、出かけては
沼の畔を散策してくる。




今年は、
温暖な日が続いたせいか、
桜と同様に開花が早かったようで、
昨日ではすでに
盛りを過ぎていて
名残り花がチラホラ
咲いてるだけだった。

管理小屋もクローズされており、
入山料は取られなかったが、

名残りの山桜と水芭蕉は
どこか侘びた風情があった。





カタクリはまだ
群生を保っており、
春の柔らかな陽だまりに
可憐な姿で
うつむき咲いていた。





湿地にはリュウキンカ、
土手にはスミレ･･･と、
春の花々も沼の畔に
彩りを添えていた。


土手にたった一つの
フキノトウが咲く場所を
知っている。

今年もそれを見つけ、
また逢えたのが嬉しくなって、
思わず碧水先生の歌が
脳裏に浮かんだ。


　見ほれ見るわれと
　　見ている蕗の薹
　　　自然のなかの
　　　　いのちといのち

　笑みかわす
　　花のいのちとわがいのち
　　　生涯に一度の
　　　　この出逢ひなり

　美しき自然　
　　黙して見るわれに
　　　見せようとせず
　　　　見られようとせず