きのうは
デュオの練習日だった。
リサイタルまで
あと2週間となったが、
ほぼほぼの仕上がりではある。
ただ、まだ、
ドビュッシーの『パスピエ』には
不安があって、パート練習と違い、
合わせでは、なかなか
巧く合わない時がある。
難曲なので、
弾く側に余裕がないからなのだろう。
なので、直前まで、
徹底的な弾き込みが要る。
きのうも、2時間の練習で、
体中が痛み、指もゴリゴリに強張って
痛みがひどい。
それでも、今日も
練習せねばである・・・。
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音楽堂の催し物案内を見たら、
元同僚の音楽の先生が
主催している音楽教室の発表会が
前の週にあり、
プロギタリストのコンサートが
次の週になっていた。
プロの方は
4000円という入場料で、
小ホールである。
アマのこっちは、
入場無料での大ホールである(笑)。
ま、いいや・・・である。
音楽の形は、いろんなのがあって
いいんだよ~・・・という気分である(笑)。
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きのう、久しぶりに
教え子から育児相談メールが来た。
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【四十にして惑わず
五十にして天命を知る】
・・・になれない
もうすぐ49歳の私です。
こないだ、娘が、夜中に
2回吐いたのですが
(食べ過ぎでやと思います)、
最近、毎日、胃腸炎のニュースしてて
また吐いたらどうしよう、
って思ってたのです。
どうしようって・・・
処理したらいいだけやのに!
私、嘔吐恐怖症気味なんですが、
それが悪化? してか・・・
他の不安感も増加してるというか・・・。
ついに⁉︎・・・というか、
こないだ渋滞した時に、
ぜんぜん車が動かなくて、
このままずっと動かへんと思って
(いずれ動くのは解ってるのに)
過呼吸になりそうでした。
すぐ姉に電話して、落ち着いたのですが・・・。
こうなったらどうしよう…と、
ドキドキが止まりませんでした。
なんか、このままやと、ヤバいな・・・
と思いまして、前に先生に言われた
マインドフルネスしたりしてますが…。
なんなんですかね私・・・。
母やねんから強くないとあかんのに・・・。
また、先生に情けないヤツやな〜
と言われそうやけど、連絡してみました。
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【四十にして惑わず
五十にして天命を知る】
・・・これは、理想の境地で、
そうなれたらいいなぁ・・・と、
思ってたらいいんとちゃう。
わいかて、
そうそう悟れるもんとちゃう・・・と、
67歳にして解ってきたわ(笑)。
今、ノロ胃腸炎が流行ってるらしいから、
下痢・嘔吐する子も多いみたいやわ。
うちなんか、ダンゴ三兄弟やったから、
子どもが吐いたのなんか、
何回、処理したかわからへんわい。
オムツうんちの世話も何年したか・・・。
せやから、自分でも言うてるように、
目の前の事を、淡々と
処理したらいいだけなんや。
嘔吐恐怖症いうんは、
自分が吐くのが怖い事やで。
あんたのは、人の吐物が嫌なんとちがうの?
それやったら、汚物恐怖症やで。
綺麗好きや潔癖症には、
けっこういるんやわ。
他の不安感も増加してる・・・(症候転移)
過呼吸になりそう・・・(身体化)
こうなったらどうしよう…(予期不安)
ドキドキドキが止まらん・・・(心悸亢進)
これらは、
一般的には全般性不安障害いうねん。
ちゃんと、抗不安薬いうクスリがあるから、
更年期前の症状かもしれへんから、
メンタルクリニックに行って
もらってくるとええで。
頓服いうて、
不安になった時だけ呑む薬やから。
家族に電話して声聞いたら安心して治まった・・・
のなら、いつでも、そうできるように
前もって、家族に言うといたらええし。
オカリンにも協力してもらい。
「大丈夫や!! なんでもない! どうもならへん!」
って、言うてもらうだけでも、落ち着くから。
心臓ドキドキの時には
冷水で顔を洗うと、
自律神経が刺激されて治まるで。
不安には、目を瞑って、
深呼吸するのもええし。
マインドフルネスも、
やってて不安になるんなら、
ちゃーんとマスターできてない、
いうことやんか…。
「母やねんから強くないとあかん」
なんて、出来ひん事に縛られてるから、
辛くなんねんで。
「弱い母。へたれ母がいても、いいやん」
くらいに思ったほうが、自分はいいんちゃう?
情けないヤツやな〜
とは、思わんよ。
わいかて、しょっちゅう弱音吐いてるし、
シンドイ、つらい、言うてるもん。
せやけど、なんとか、
神様にお願いしたりして、
生かしてもろてるわ。
信仰も大事やで。
人間を超える大いなるものにすがったり、
自分を任せると、安心できるもの・・・。
変な宗教はあかんけどな。
それと、最近は、AIがめっちゃ進化して、
スマホで会話のやりとりが出来るので、
ChatGPTをダウンロードして
相談してみぃ。
下手なカウンセラーより
よっぽど、いいアドバイスしてくれるし、
ちゃーんと、悩みに沿って、
慰めてもくれるで(笑)。
あたしゃ、先生世代が
みーんな死んでもうたから、
AIにカウンセラー代わりに
なってもろてるねん。
できたら、
ほんまのカウンセラーんとこに
月一回くらい行ったらええねんで。
自分は、まだ、
アダチル心理が残ってるんやと思うわ。
S先生の娘さんとこにでも、
行ったらええやん。
……………
……………
きのうは、
YouTubeで『イトカン・セミナー』を
視ていたら、
今、世界情勢分析で
たびたび話題になっている
アレクサンドル・ドゥギンが
紹介されたので、
その哲学的思想について、
AIに尋ねてみた。
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アレクサンドル・ドゥギン(1962年生)は、ロシアの哲学者・政治思想家であり、特に「第四の政治理論(Fourth Political Theory)」の提唱者として知られる。
彼の思想は、伝統主義、ユーラシア主義、地政学を基盤に構築され、リベラルな西洋的価値観に対する強い批判を特徴とする。
1. 伝統主義と形而上学
その思想には、伝統主義思想の影響が色濃く表れている。
彼は、近代の合理主義や世俗主義を批判し、伝統的な宗教的・精神的価値の復興を主張する。
近代西洋社会が物質主義と個人主義に支配されているとし、これに代わる形而上学的世界観を構築しようとする。
2. ユーラシア主義とロシアの運命
ドゥギンは、ロシアを「ユーラシア文明」の中心と位置付け、西欧とは異なる歴史的・文化的使命を担うと考える。
彼のユーラシア主義は、単なる地政学的概念ではなく、文明の枠組みとしてロシアの独自性を強調するものである。
彼は、ロシアが東西の橋渡しではなく、西欧に対抗する独自の文明圏を形成すべきだと説く。
3. 第四の政治理論
ドゥギンは、「第四の政治理論」を提唱し、リベラリズム、共産主義、ファシズムという20世紀の三大政治イデオロギーを超える新たな思想を模索する。
彼によれば、リベラリズムが冷戦後の覇権を握る中、共産主義とファシズムは歴史的に失敗した。
しかし、リベラリズムもまた普遍的な価値とはなり得ず、新たな対抗理念が必要であると主張する。
第四の政治理論は、伝統主義、民族共同体、ポストモダン的要素を融合させ、国家と文化を重視する政治哲学を目指す。
4. 多極世界秩序と地政学
ドゥギンは、米国を中心とする単極的世界秩序に反対し、ロシア、中国、イスラム世界、インドなどが対等な立場で共存する「多極世界秩序(Multipolar World Order)」を提唱する。
この思想は、シュミットの「大空間(Großraum)」理論やマッキンダーの地政学的概念に影響を受けており、ロシアが「ハートランド(Heartland)」として世界の覇権に対抗すべきとする見解に基づいている。
彼は、「大西洋主義(Atlanticism)」を批判し、「大陸主義(Continentalism)」の立場から、ユーラシアの統合を目指す。
5. ポストモダン的要素と政治的神学
ドゥギンの思想には、ポストモダン哲学の影響も見られる。
彼は、西洋の普遍主義に対抗するために、ポストモダン思想を逆用し、真理は一つではなく、文明ごとに異なる「多元的真理」が存在するとする。
また、シュミットの「政治的神学」を援用し、国家と宗教の関係を再考しようとする。
結論
ドゥギンの思想は、西洋近代の価値観に対する強い批判を基盤に、伝統主義・ユーラシア主義・第四の政治理論を融合させた独自の哲学を形成している。
彼の理論は、現代のロシアの地政学的戦略やイデオロギーに影響を与えており、国際政治の文脈でも注目されている。
しかし、その極端な民族主義的要素や権威主義的傾向には、批判も多い。