『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

古楽器のある風景

2023-02-28 08:33:21 | 古楽器製作

一月、行く。
二月、逃げる。
三月、去る。

・・・と、年初の三か月は
早々と過ぎてゆく。

今日で、如月も終わりで、
明日から、弥生である。

三日は「雛祭り」だが、
県立高校の入試日なので、
クライエントの子どもたちにとっては、
人生初の“お受験”の「関門」である。

一年生から
60回もカウンセリングをしたJCとは、
先週、健闘を祈り、
握手を交わした。

今年は、
偏差値71の難関校に挑む子が
20名もいる優秀な学年で、
そのうちの数名が
カウンセリングに来談していた。

さすがに、彼・彼女たちは
内的葛藤についても
適切な言語化ができて
感心することが多かった。

*

古楽器工房には
それをモチーフにした
飾り物もいくつかある。

 

三男のナッちゃんが、
小5の頃にこさえた
テープ製のビウエラも
未だに飾ってある。

*

モールド(木枠)に
曲げた横板を合わせてからも、
ジャストフィットさせるために、
さらに内側からも
250Wのハロゲンランプを照射して
熱してやる。

霧吹きを打ってからやる作業だが、
瞬時に湯気があがり、
タイミングを損ねると
焦げてしまうので、
よくよく見ながらの勘作業である。

*

横板には
糊代となるライニング材というのを
ボンドで貼りつけるが、
この時に用いる専用クランプで
ハリネズミのような見た目になる。

*

ネックの底には、
ヒールという
胴体部分への接合部を
接着するが、
重しとして、文鎮やら
アンビル(金床)やら
砥石を乗っけている(笑)。

***

来月末の春休みに、
大阪在住のリク坊に会いに
5年ぶりくらいで
京都・大阪に行くことになった。

かつては、
教員として11年も住んでいたので、
ざっと2000人近い教え子が
むこうには居る勘定になる。

 

 

 

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薄氷のネッシー曲線

2023-02-27 09:37:59 | 藤井 聡太

 

 

きのうの
『王将戦』第五局は、
ソーちゃん「先手番」ながら、
薄氷を履むが如しの辛勝だった。

「封じ手」以後、
定型の『藤井曲線』を描いて、
ファンは安定上昇して
楽勝と高をくくっていたが、
さすがの羽生『永世七冠』が
往年の“羽生マジック”を繰り出して、
形勢を逆転させた。

一時は、勝ち筋が見え、
AIの挙げる「最善手」を指せば、
勝利が見えていたが、
またしても、そこで、
【勝利の女神は勇者に微笑む】
の箴言に則さない
守りの手を指して、
状況を悪くしてしまった。

彼の奥さんである
元タレントの畠田 理恵から
「最近、ほんわかムードになってるから、
昔のように、ギラギラしなくちゃ・・・」
という駄目だしが出ていたという。

身内ならではの、
ナルホドの助言である。

それが奏功してか、
再びのタイトル戦出場だったのかもしれない。

それでも、本局では、
“死中に活を求める”
勇者の「踏み込み」を
二度も躊躇ったきらいがある。

これで、
番勝負は3-2となったが、
ここまで、両者とも
「先手番」をキープして
互角の勝負をみせている。

ソーちゃんも
「先手番」27連勝と記録をのばし、
その勝率9割6分という
驚異的ながらも、
今季の「後手番」は
6割台と振るわない。

なんでも、
「角換わり」戦法は、
AIでは「先手番」が
勝率100%になったといい、
もう、読み尽くされたらしい
とも言われている。

次局の「後手番」で負けても、
最終局は「先手番」となるので、
フルセットの4-3で
「防衛」というドラマチックな
筋書になるのやも・・・
という思いもある。

*

古楽器工房にも
PCを据え付けて、
棋戦中継を観戦しながら
製作を進めている。

新しいモールド(木型)を整形し、
小型のバロックギターにも
仕立てられるようにした。

さっそく、
アガチス材を
ベンディング(曲げ作業)して、
モールドに固定した。

*

どのくらいの
シンメトリーとバランスがとれているか、
整形後に、モールドから外して、
縦に立ててみてる。

上下ともに
垂直に立つようならば、
均整のとれた
モールドであることになる。

自家製治具として
均し用の
円盤型のサンドペーパー台をも
拵えてみた。

***

 

 

 

先日、行われた
プーチン大統領の
国内での演説を分析したサイトが
YouTubeにあり、検討してみた。

そしたら、
2014年からの
『ドンバス戦争』が
今回の発端になっている事が判った。

ドンバス地方に住む
ロシア系住民に対して、
現政府とウクライナ軍が
テロ行為・虐殺を行っていた事を
話し合いで解決しようとして
独仏・ウ・ロの四か国首脳で
『ノルマンディー形式』という
会議が幾度も持たれ、
『ミンスク合意』へと至った。

しかし、後に、
退任後のメルケルが
「ミンスク合意は
更なる攻撃のための
時間稼ぎだった」
と、インタヴューで漏らし、
事の真相が判明した。

紳士的、平和的解決を望み、
国連にも訴えたものの、
まったく取り上げられず、
ミンスク合意は破られ、
ロシア系住民の虐殺が続き、
とうとう【堪忍袋の緒が切れる】
というので『特殊・軍事作戦』発令、
という事になったのである。

そして、
ドイツ-ロシア間の
ガス・パイプライン『ノルドストリーム』は
ノルウェー軍とアメリカ軍による
共同作戦で、イギリスも噛んで、
破壊するという「戦争行為」が
行われた。

これには、
ヨーロッパのエネルギー供給を逼迫させ、
アメリカの天然ガスを高値で輸入させる、
という目論みもあり、
また、経済的ライバルとして
ヨーロッパを疲弊させ、
自分たちの配下におく、
という野望もあったようである。

それら、いずれも、
グローバリスト(DS・戦争屋)たちが
仕掛けた、まさに・・・
「人の命を弄んでいる行為」
に他ならない。

敗戦時の日本を統制するのに
CIAは旧統一教会・勝共連合を使って、
自民党政権を支配してきた。

現政権は「西側」に属し、
未だにDS支配下にあるので、
ロシア制裁を公言し、
ウクライナにおいて
米欧DSが行ってきた
理不尽・非人道的な悪行を
認めようとはしていない。

自分たちの権力の保身の為、
「見ざる・聞かざる・言わざる」
の三猿に徹しているのである。

*

ファイザー社幹部への
ハニートラップ(囮取材)で、
同社がウィルス変異の研究をしていた事、
それに抗する製薬研究をしていた事が、
暴露された。

今のCOVIT-19騒動も、
DS側による
「ヌークリア・オプション」
(最終手段)ではないか
という推察もある。

オバマ時代に、
DS側のマッド・サイエンティストの
ファウチらが
「機能獲得研究」と称して、
武漢やウクライナで
変異ウイルス研究に着手していた事も
公聴会レベルで明らかになりつつある。

*

NHK・読売新聞なぞは、
現政権同様に
未だに、大本営発表を続けている。

同じ公共放送のBBCは、
世界のサブスクやネット状況を鑑み、
受信料を廃止したが、
NHKは未払い者は訴訟に訴え、
三倍もの割増金のペナルティを課すとした。

国民の税・保健の負担率が
47%にもなっているというのに、
更なる増税を言い出す政府と同じく、
もはや、発狂しているとしか
いいようがない。

内部留保が5000億円以上あり、
職員の平均給与が1800万円というから、
国民の義憤がそろそろ
NHKと自公政権に向けられるのも
時間の問題だろう。

 

 

 

 

 

 

 

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【勝利の女神は勇者に微笑む】

2023-02-26 10:49:46 | 藤井 聡太

 

きのうの王将戦の初日には、
波乱があった。

43手目まで
後手の羽生「永世七冠」が押して
ソーちゃんが「やや不利」になったが、
そこで、2時間もの長考によって、
奇抜な「勝負手」を放った。

ネットのコメント欄には、
対局開始の直前に、
お茶をこぼしたのが、
不吉な前兆じゃなかったか・・・
というファンの声も多かったが(笑)、
その勝負手が放たれて、
みんな固唾をのんだ。

YouTubeで
中村 太地七段が、
「藤井五冠を分析して判った事・・・」
として、《関門》設定という
キーワードを挙げていた。

すなわち、
相手に選択を誤ると
「負け」になる手を
多く繰り出しているという。

きのうの一戦でも
44手目で早々と
その超難解な《関門》が
優位に立つ「永世七冠」に対して
放たれた。

AIの数億手の読み筋では、
唯一「3七歩」のみが
「勝ち筋」だったが、
解説者の話では
それは人間的には
あまりにも怖い手で、
尚且つ、膨大な読みが
必要になる・・・との事だった。

五冠が2時間長考して放った
奇手に対して、
同じく2時間もの長考をしたが、
結局、永世七冠は
最善手を指せなかった。

自身の座右の銘でもある
【勝利の女神は勇者に微笑む】
どおりであったら、
針の孔を通すような勝機が
掴めていただろう・・・という
解説者の嘆息が漏れた。

それほどに、
大天才「五冠」が
捻りだした《関門》は
「奇手」であり
不利な時の「勝負手」であった。

俗には、
「ソータの毒饅頭」
「藤井マジック」
「罠」
とも喩えられるが、
これが、その魅力の一つでもある。

もっとも、
タイトル99期獲得で
前人未踏の「永世七冠」が
このまま易々と押し切られるとも
考えられないが、
しかし、相手は
「400年にひとりの超天才」
と棋界が称賛する大棋士でもある。

将棋というゲームは
最善手を逃すと、
次第に、悪い方へ悪い方へと
流れるゲームに見え、
反対に相手側には
良い手がたくさん生じるようである。

「運命の女神」に見放される、
という表現があたかも
その通りのような展開になるものである。

それ故に、
「勇気を持って踏み込む」
という、将棋独特の
表現がしばしば用いられ、
先日の対トヨピー戦でも
「死中に活を求めた」
ソーちゃんに対し、
絶対有利の相手側が
信じられない凡ミスをやらかして
勝機が転がり込んできた。

石田のトッツァンの言うように、
「こうなると、
藤井さんは、絶対に逃さないし、
間違わない・・・」
ので、今日の「先手番」も
勝つことは間違いないだろう。

*

きのうは
前夜から、
(あしたは、『くら島』で
かつ丼でも喰ってくるべぇか・・・)
と、寝床で考えていたので(笑)、
さっそく、開店時を狙って
赴いてみた。

以前は、
最上の『前田ポークのかつ丼』
(2300円)をやったので、
今回は、「並」にした。

それでも、
とんかつ専門店なので
1.300円もする。

半分、遊び気分で、
詳細な食レポをするつもりで、
よっくと味わい、
分析、言語化してみようと
考えながら食した。

それは、ブロガーとしての
訓練にもなり、感覚・直感を
言語化して相手に伝える
臨床家としても有用な
トレーニングにもなる。

すでに4組ほど先客がいたが、
注文して、10分以内に
運ばれてきたのは
「快速」であった。

お運びの女性陣ふたりも
そつがない。

味噌汁・お新香・小鉢の
「見栄え」もよし。

ソーちゃんの
「初手お茶」に見習って(笑)、
いきなり、丼にはガッツかず、
まずは、味噌汁を一口ジルル。

まあまあのアッサリ出汁加減。

ほんでもって、
かつ丼の端っこで
イジケテるような(笑)、
整列からはみ出た
端っこから口中へ。

「並」は80gのロースだが、
端っこには脂の含有量が
多かったようで、
その甘味と香りが広がった。

でも、やや、味のインパクトは
弱めである。

よく言や、上品。
換言すれば、コク不足。

かつ丼は、もちっと、
その名の通り
「ドンッ!」とした
攻め感・重量感・押し感が
ほしーよなー・・・と、
思わないでもなかった。

ご飯は、よく炊けており、
粒が立っていた。

時折、悲惨な店では、
ベッショリしてたり、
団子飯になってる
不幸な目に遭うこともある(笑)。

ツユは丼底まで
潤びてはいるが、
かと言って、汁飯にはなっていない、
ほどよい潤び加減である。

玉子のとじ加減も佳し。
玉ねぎの煮え具合も佳い。

お新香の胡瓜に
強めの糠の香りがしたが、
それも、また佳しではあった。

小鉢の
人参・大根・油揚げの
あっさり煮物は
かなり佳かった。

お新香ともども、
いい箸休めになってくれた。

【丼物はワッシワッシ掻っ込む】
というのを
信条としているので、
クロールの息吸いみたいにしながら、
果敢に黙食にいそしむ。

つねづね、食卓では、
カミさんに「速喰い」を
戒められているが、
食事にはリズムというのがある。

出来立てのかつ丼を前に
おちょぼ口で、
しずしずとなんて
やってられない、
ってなもんである。

食分析に重要な点として、
完食後の「満足度」と
「リピータブルか」
というのがある。

お椀類が、
「椀」でも「碗」でもなく、
プラッぽかったのは、
老舗としては、
いささか残念であった。

全体的に
味が「おとなし目」で、
かつ丼のワイルドさ、
インパクトが薄いもので、
もっかい食べたいとは
ならなかった。

1300円の値段も考えると、
やや、ローコスパの
60点くらいかなぁ・・・。

*

Amazonから
『あたりまえの贅沢』の
新刊が届いたので、
将棋の長考時間に
楽しんでいた。

新刊書が届くたびに、
その書香を嗅ぐのが
習慣になっており、
真ん中あたりをバッと開いて
鼻をつけてクンクンやる(笑)。

そーすると、
刷りたてのインクの仄かな香りが
プンとして陶然となる(笑)。

ボンビーな“昭和人間”の
物のなかった頃の
楽しみ方の残渣なのかもしれない。

「手仕事」を大事にしている
という作者の言葉に
古楽器創りを日常にしている身として、
(そーだよなー・・・)
と、共感させられた。

作者の描く食べ物は
どこかハートウォーミングで
美しく、滋味がある。

*

 

今月、二本目の
ルネッサンスギターが完成した。

試奏してみたら、
まずまずの音質と鳴りに
仕上がっていた。

ただ、製作精度が低く、
「売り」に出すとしたら
「スチューデント・タイプ」の
「アウトレット品」として
いいとこ3万くらいかもしれない。

失敗した箇所が
今後、修正できれば、
3倍の10万弱でも
出せるのだが・・・。

どうも、まだまだ、
技量が未熟で、
死ぬまで修行である。

 

 

 

 

 

 

 

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五冠の「六礼」

2023-02-25 10:38:59 | 藤井 聡太

 

2-2のタイで迎えた
今日の『王将戦』第五局。

現在、「先手」26連勝中、
勝率9割6分の「先手」番の
ソーちゃんであるが、
なにせ、28連勝の記録を持つのが
相手の羽生「永世七冠」である。

タイトル99期獲得して、
棋王は連続10年にして
「永世号」が与えられるので、
「永世七冠」は前人未踏の
最高位である。

まさしく、
「昭和の天才 VS 平成の天才」
のドリームマッチである。

*

八つのタイトル戦で、
唯一、王将戦のみが
主催者の関係で有料視聴となるため、
毎日新聞社の棋譜速報での
観戦をしている。

対局開始と初手までは
ライヴで配信されたので、
見ることが出来た。

いつもながら、
「ソータの六礼」を見て、
その「実意丁寧」さに感心する。

対局室への入室で一礼。
盤前での対局者・立会人に一礼。
お茶のお運びさんに一礼。
駒箱を開けるのに一礼。
王駒を取るのに一礼。
そして、対局開始の一礼。

・・・と、まさに、
古武道にも通じるような
礼に始まり礼に終わるのも
伝統芸「棋戦」の魅力である。

永世七冠のほうは、
入室・お茶子さんへの一礼は
なかった。

また、
交互に駒を並べ合う際、
ソーちゃんは
相手が駒から手を放すまで
自分の駒を取りにいかないが、
永世七冠はパッパッと
相手に構わず並べにいく。

これは、
ソーちゃんの方が
礼儀正しく目に映る。

*

対局開始直前には、
ちょっとしたハプニングがあった。

ソーちゃんが
右脇のペットボトルの位置を
直そうとしたら、それを落として、
「ガチャンーっ!」
と、静寂な対局室に
粗相のノイズが響き渡った。

立会人や副立会人は
覗き込むようにハラハラしていたが、
ソーちゃんは、落ち着いて、
ティッシュであたりを拭っていた。

彼の定石である
《初手お茶》の「お茶」を
デンムクった(ひっくり返した)
のではないか・・・と、
視聴者もドキリとしたことだろう。

幸いにして、その後、
改めて、お茶を一口啜っていたので、
事なきを得たようだった。

そして、その、なんだか、
験の悪いようなアクシデントが、
絶対優勢の「先手番」に
波乱もしくは想定外が起こるのでは・・・
と、深層心理屋は勘繰ってしまった(笑)。

*

「私的五連休」中日のきのう。

前夜から、
明日は「桑島食堂」まで
遠征しよう・・・と、
予定を立てていた。

隣の伊達市の霊山町にある
【鄙には稀】な
名昭和食堂である。

ここの、何も足さない、
何も引かない・・・、
シンプル&プレーンな
昭和ラーメンは、
老婆店主が創っている、
まさに「絶滅危惧種」ラーメンなのである。

450円という、その値も
絶滅危惧種である(笑)。

きのうは、
ほんのり化調感を
察知した。

既に閉店した
『月見食堂』の
老婆店主も
「ほんのちょっぴりね・・・」
と、化学調理料の添加の
秘訣をおせーてくれた。

“鶏ガラ・ソップ(スープ)”に
“味の素”が、
まさに、“昭和の味”なのかもしれない。

*

店の真ん前には、
これまたレトロチックな
『掛田』のバス停がある。

この佇まいを見るたびに、
いつも、ガラガラと開けて、
中から格子柄の上着を
肩に引っ掛けた
寅さんが出てきそうな
感じがしてならない(笑)。

そう・・・。

劇中で、
寅とノボルが上野駅で食べていた
ラーメンも、たしかに、
こんなたたずまいだった。

*

前期高齢者のGサマでも
飲み干せるほどの
やさしい旨味のスープである。

どんぶりに書かれた
屋号と(電)の朱文字と
市外局番がひと桁なのにも
昭和のレトロ気分を
満喫させてくれる。

*

帰路、道の駅により、
『牧場のジャージー』で
大納言ジェラートを
デザートにやってきた。

*

帰宅後は、
せっせと今月二本目の
ルネッサンスギターの仕上げに
いそしんだ。

前夜に彫り上げた
ムスターシュ(髭飾り)の型紙を
ひと晩水に浸して剥がし
ブリッジの両端に接着する。

*

今回、初めて用いてみた
伸縮性のある「黒テグス」。

高価なガット(羊の腸)の
代用としては
まずまずであるが、
黒い色がかなりインパクトがあり、
指板材などとの調和を
考えないといけないな・・・と感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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奇跡の大逆転劇

2023-02-24 10:10:55 | 藤井 聡太

きのうの
ソーちゃんの『朝日杯』では、
奇跡の大逆転を目の当たりにして
驚いた。

対トヨピー戦で、
「振り駒」では「先手」を引き、
先手連勝23連勝中なので、
これで24連勝に記録を伸ばすか・・・
という期待を抱いていたが、
さすがのトヨピーに巧く指され、
154手目には絶体絶命の
「33手詰み」に入り、
ソーちゃんも覚悟して
“下駄を預け”て首を差し出した。

 

そしたら、
秒読みに追われてなのか、
なんと、トヨピーが痛恨の
「大悪手」を指し、
解説の高見九段も思わず
「エーッ!!」
と大声を発した。

これには、
自身が負ける詰み筋を
読み切っていたソーちゃんも
驚いたようだったが、
一瞬にして形勢が
「1対99」から「94対6」に逆転した。

悪手を放った直後に
トヨピーもそれを悟ったようで、
肩がガクリと落ち、
敗勢に観念したようだった。

もっとも、このミスを誘ったのも、
ソーちゃんの巧みな戦術によって、
唯一の最善手以外なら
詰み筋はないように持っていき、
更には、相手の読み筋を裏切って、
最も危険な逃げ道に
文字通り1%のチャンスに賭けて
飛び込んでいったからこそ
生じたものだった。

ここにおいて
彼の「勝負師」としての
胆力を垣間見た気がした。

聴けば、
ここまでの
三局とも「先手」を引きながらの
敗勢からの大逆転だったという。

そして、決勝は、
圧倒的優位に立っている
渡辺名人に対して、
余裕勝ちをして、
全棋士参加の『朝日杯』の
4度目の優勝を果たした。

その賞金は750万であるが、
昨日のドラマは、
2000万くらいの価値はあっただろう。

先日の棋王戦では
310万人もの視聴者がいたので、
これが有料であれば、
1000円でも31億円の
興行収入になる。

現在、有料視聴のタイトル戦は
レジェンド羽生「永世七冠」との
『王将戦』のみだが、
それにおいても主催者側には
そうとうの経済効果があるはずである。

すでに、
「六冠」達成は
ほぼ確実視されているが、
彼の獲得賞金や対局料は、
すでに数億プレーヤーに達している。

 

*

かつて、
地元ローカル局のキャスターだった
福大の卒業生でもある
“ブーちゃん”(岩間 瞳)が、
出身の仙台局に転属になり、
久しぶりに「東北ニュース」で
その顔を見ることが出来た。

数年ぶりで、
すこーしフケたような気がする(笑)。

*

西の夜空に
三日月と二つの星が
煌々と輝いていた。

宵の明星の金星なのかと思ったら、
ネットによれば、どうやら
接近している木星とのことだった。

もうひとつは、
クジラ座の変光星「ミラ」
かもしれない・・・。

*

大阪のミカちゃんから、
フミとリク坊の寝姿が
送られてきて、
仲良し父子の姿が
微笑ましく思った。

来月には、
5年ぶりくらいに
京都に行く予定なので、
正月以来、また、リク坊に
会えるのを今から
楽しみにしている。

 

 

 

 

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