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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

メルチェ・イ・アントニオ

2025-05-01 05:45:37 | ギター

 

私的13連休の最中だが、
棋戦があってくれて
きのうは観戦しながら過ごした。

89手まで、50対50の均衡を
保っていたが、90手目で
ソーちゃんが疑問手を指し、
38対62に形勢が傾いた。

ところが、その手は、
千日手を回避するための
苦肉の一手だと、後に知れた。

結果は、
そこからジリジリと挽回し、
今度は永瀬ッチが疑問手を指し、
形成が逆転した。

最後は、75手ほど前に
咎めた香車を攻めるという
遠大な構想を見せて、
解説者や聴き手をして
「恐ろしい・・・」
「怖い・・・」
と言わしめた。

コメ欄には
「人間ばなれ・・・」
「名人がAI・・・」
という畏怖する言葉が並んだ。

これで、
二連勝となり、
防衛に優位となった。

畏友・永瀬ッチに対しては、
全てのタイトル戦で
それぞれ一敗のみできたので、
その実力差は詰められずに来ている。




この連休中は、
フェイスブックのリールに
90秒内のギター曲を
毎日、10曲ずつアップしている。

おととし、トライアルを完遂させた
『リュートマラソン』で、
365曲のうち
半分くらいはワンコーラスの
歌曲なので、全部アップするには
2週間はかかりそうだ。

スマホでリールのサーフィンをしてると
突如、自分の演奏が出てきたリする。

+++

プロバーブリストになるべく、
Xには、俳句や短歌、箴言の英訳を
毎日、こちらも10ケずつ載せている。

さっそくフォロワーが二人付いて
やれ嬉しやと思いきや、
翌日には「0」になってたので、
どういうこっちゃい・・・と、
怪訝に思った。



きのうは、久しぶりに、
デュオをやってくれたK君が
来訪し、知人が録画して下すった
DVDを届けてくれた。

ついでに、来年の相談もした。

まだ、ホールを取れてはいないが、
どっかの土曜は、一日くらいは
空いていよう。

ただ、冷暖房費が2割増の
シーズン中は、経費削減のため
避けたい処である。

なんだかんだで、
諸経費が十万以上かかるが、
来年は、亡母に頂戴した
お香典をそっくり使わせて頂こうと
取ってある。





K君が帰宅後、
来年のプログラムに入れた
80年代のフラメンコ・デュオの
メルチェ・イ・アントニオの
『風に舞う木の葉』の音源を
YouTubeで見つけてくれ、
長年探していたので
超驚いた‼️👀

何が縁で、埋もれていた名曲と
邂逅するか……
まさに、ゴッド・ノーズ…である。



5/4が、カミさんの誕生日なので
ケーキを買おうか作ろうか
迷ってる。

なんでも金で解決するのは
文化的でないので、
馬に食わせるほどある
隙な時間を費やして、
手作りすべぇかねぇ…。
🎂🐴

久しく、
スポンジケーキ焼いてないから
レシピを忘れっちまった。

また、YouTube見なっきゃ…。
🥹🍓

 

 




5/5は端午の節句だから、
玄関室礼も兜飾りに改めようと思う。
🎏

 

 




先日のトラットリアで
いい絵が掛けてあったので、
油絵の勉強に
しっかと鑑賞してきた。

諸橋ミュージアムでも、
シスレーやピサロ、セザンヌの
肉筆画を見てきたので、
久しぶりに、油絵を描きたいなぁ…
と思っている。

この絵のような
メルヘンチックで暖かみのある
作品を創作したいが、
モチーフをどうしようか
考えている。

やっぱし、孫の
リク坊やヲト君を描くのが、
いちばん楽しくて
張り合いがあるかなぁ…。

 



+

【No art, No life】
なので、
過去のリサイタルのフォトを
額装してみた。

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「I love Ongakudo ‼️」❤(ӦvӦ。)

2025-04-17 09:00:55 | ギター

コンサートの写真を
スペシャリストの方に撮って頂き、
さすがの芸術性に感銘を受けた。



それと…
音楽堂の威容の凄みにも
あらためて感じ入った。



流石の…
〝私の愛した音楽ホール〟
…である。


「I love Ongakudo ‼️(ӦvӦ。)

**

水・木とオフ日になったので、
きのうは朝一で予約していた
市役所の「おくやみ窓口」で、
亡母の保険証・介護・障害手帳などの
返還手続きで、6枚もの書類を
書かされた。

でも、この窓口ができたおかげで、
お悔やみから始まり、
遺族に丁寧に書類手続きを
マンツーマンでやってくれるので、
半時ばかりで一切が済んだ。

そしたら、
その手間賃の代価じゃないが、
遺族に死亡給付金が
五万円も、もらえるという。

半時ばかりの書類仕事で
五万円だと、時給10万の計算になる。

なんだか、
死んだ母ちゃんからの
「ご苦労賃」
息子としての
「最後のお小遣い」
を貰ったような気分である。

なら、好きな漫画でも
買っちゃうかぁ…。🤣

あ、そそ…。
生協でも、会員退会手続きすると
何千円かの積み立て金が
戻って来るんだった。

親父の時には、
四、五千円だったが、
その場で買い物代になったっけ…。



あとは、これから、
年金事務所から届いた
年金関連の死亡手続き書類がある。

これも、面倒っちぃが、
やれば、いくらかの精算額が
払われるというので、
それをモチベーションにして
やるっきゃない。

次男ながら本家を継いで、
喪主務めた責任がある。

思い煩わず、
淡々と、目の前の事を
片付ければいいのだ…。

やがては、
自分自身をも、
片付けなければならない時が
やってきよう。



吾妻山の表側には
また、雪兎が姿を現した。

種蒔きウサギとも言われるので、
そろそろ、田んぼも土起こしされ、
稲が植えられる頃となる。



我が家の庭にも、
アスパラが芽吹き、
山椒の若葉も繁茂し、
ウコギの若芽も美味しそうである。



明日は、ウコギご飯に、
木の芽田楽、アスパラの塩茹で
決まりだなぁ…。🌟🤔


……

裏庭にある物置から
古い楽譜を探し出したら、
二十代の最後と三十になったばかりの
京都での散策記が3冊出てきた。



認知症防止の回想法として
昔を懐かしみ、
過去の自分と対話するのも、
半隠遁者には相応しい
佳日の過ごし方だろう。

 

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やるべき事をやらない…「天津罪」

2025-04-13 08:55:15 | ギター

きのうは、
『70カウントダウン・リサイタル』の
1回目『67’s』が無事終った。

コンサートは、
何十回となくやっているが、
加齢とともに、シンドさもまた
年々増えてきている。



今回は特に、
母親が月曜日に亡くなって
その看取りと葬儀を済ませての
土曜日の開催だったので、
直前の疲労は心身ともに
ピークに達していた。

それでも、
コンサートのフォーマットは
頭と体に入っているので、
会場入りさえしちゃえば、
あとは、淡々とルーティンに
従うかのように行うのであった。

かと言って、お客様を前にした
舞台の上では、そうはいかず、
講演会にお運び頂いた方々や
お茶会にお出で頂いた方々を
オモテナシするつもりで
心を込めて演奏させて頂いた。

なにせ…
【プロはお金を払って聴かせて頂くが、
アマはお金を払って聴いて頂く】
のである。

なので「入場無料」は
単なるキャッチフレーズではなく、
アマ演奏家の矜持でもある。

自分に出来る社会奉仕でもあり、
身銭を切ったヴォランティアなのである。



神道には「天津罪」というのがあり、
これは、やるべき事をやらない…
または、自分の天分を活かさない…
事への罪だという。

それに似た箴言に
【奏でられる者は
 奏でなければならない】
というのもある。



今回も、
福大ギター部OBOGの皆様に
お手伝いを頂き、
大変心強く思わせて頂いた。

遠く…
東京、仙台、米沢、棚倉、船引…から
わざわざ駆け付けて下さった。

ほんとに、ありがたい事である。



アンケートを見ていたら、
三月まで、カウンセリングをしていた
JKもお母さんと来てくれたらしく、
高校合格の報告もしてくれた。

 

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追悼コンサート

2025-04-12 06:46:26 | ギター

いよいよ、今日は
リサイタル当日である。

体調は、まずまずだが、
指と体は疲弊と痛みで
限界に達している。

 



あとは、本番で
アドレナリンが出て
その疲れも痛みも忘れ
魂を燃焼させるだけである。

此度は、これ迄とは違い、
亡母の追悼コンサートでもある。

ソロ曲では
手垢の付いた十八番ばかりで、
代わり映えしないが…
その代わり、生涯一の演奏を
目指したい。

噺家も、同じネタを
生涯に何十回もやるが、
出来、不出来がある…と、
人間国宝の米朝師匠の
ドキュメントで視たことがある。

今回の不安のタネは、
『アルハンブラ』で、
右手の変形性関節炎で
強張りがあって
トレモロが均等に、流暢に
弾けなくなってきた。

ストレッチをしても
マッサージをしても
右腕から甲にかけての
強張りが緩まず、
力のコントロールが巧く出来ない。

既に、その時点で、
ギタリスト生命は
尽きているのかもしれないが…
未練がましく、しがみついている。

常に、最高の演奏を目指す
志しは変わらないが、
晩年の米朝師匠のように、
衰えには抗えず
納得のいかない不出来さを
噛みしめて降壇する
という事も覚悟せねば…である。

惨めさを味わう……
というのも、
人生の深い味わいの一つなのかもしれない。

 おしなべて
  味わい深き人の生(よ)を
   歩まんとする
    今日より君は

 




アキが、
お昼にヒョッコリ、帰ってきて、
駅からお母さんと回転寿司に行って、
それから、三人でお墓参りに行った。

光っちゃん叔母ちゃんちにも
顔を見せに寄り、
それから、城山で花見をして、
その足で、帰京した。



家には、遺影のある御霊前への
お祈りだけで、滞在時間5分だった。🤣

でも、お兄ちゃん、ナッちゃんの分も、
三人分のお線香を上げて行ってくれた。

赤ちゃんの頃から、面倒見ていた、
おばあちゃんも、きっと、
喜んだことだろう。



金光教では、
帰幽してから50日間、
『天地讃仰詞』『新霊神拝詞』
というのを唱える。



どちらも、名文で、
かつて、通勤中に復唱して暗誦したが、
今般、ご霊前にて唱えようとしたら
あちこち忘れていた。😭



カミさん共々、
亡母の看取りと家族葬疲れが
ジワジワ出ているが、
リク坊との穏やかな時間を省みると、
胸の奥から癒される感じがする。

家族の痛みは
亦、家族が癒す……。

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【ふと思うは神心  あれこれ思うは人心】

2025-04-11 07:27:20 | ギター

 

きのうは、午前中に、
クラシックギターとフラメンコギターの
弦替えとクリーニングをし、
リサイタルでは恒例の
屋外練習時場に赴いた。



神社にリサイタルの
成功祈願をし、
手水の清らかな水に
痛めている両手を浸して
緩和して頂けるようにお祈りした。



『さくら変奏曲』が
プログラムにある時には
必ずや、桜の散り際に訪れ、
花弁の散り方を第一変奏で
模倣するのを常としている。



きのうは
残念ながら強風で
練習開始前にギターが倒れ
2番弦が切れてしまい、
曲の練習が出来なくなった。

なので、仕方なく、
トレモロとスケールの練習だけにした。



出しなに、カミさんが
「風強いから、寒いよ…」
とは注意してくれたものの
「だ〜いじょぶだー…」
と、志村けん調に高を括ってたら
この始末だった。

それと、母親が
亡くなったばかりなので、
すぐに、スピリチュアルな解釈で
(寒風に当たってたら、
体調崩すから、弦を切って
長時間にならないように
したんかなぁ…)
なぞとも思いが浮かんだ。

【ふと思うは神心
 あれこれ思うは人心】
ともいうから、
カミさんと亡母の心配が
起こした現象かもしれなかった。

暗在系と明在系は
シンクロするのである。



なので、早々に切り上げて、
馴染みの鮨屋に
お昼を頂きに寄った。

店の最も目立つ処に
A1判のポスターを
で~んと貼って頂いていた。

当日は法事が入り、
店では行けないが、
引退した大親方が
おいで下さるとの事で
嬉しく思った。



開店十分前に入店させて頂き、
さっそく、若旦那に握ってもらった。

いつも、カウンター端の常席で
お好みで握って頂く。

まずは、小肌から。

初夏には、まだ遠いが、
新子のような小振りな片身を
二枚付けで。

香りもほんのりで
味も淡さが感じられた。

つづいては、細魚(サヨリ)。

けっこうな肉厚で
白身の旨味の奥に
特有の微かな苦味があった。

この苦味が
楽しめるようになると
大人と言えるかもしれない。

白身つづきで、鶏魚(イサキ)。
夏が旬だが、海も温暖化で、
もう上がっているという。

血合いの赤身と薄桃色の身との
グラデーションが美しく、
店に寄っては、白身ではなく、
色物と呼ぶ処もある。

〝白身っ喰い〝なので、
お次も皮剥の肝のせ。

これは、身肉がいささか
水っぽかったが、
肝の脂がそれを補っていた。



ここで、煮物の穴子を…。
軽く炙るので、ほんのりと
苦味がのり、味に深みが増す。

握りの〆は
中トロで…。

赤身の香りと
仄かな酸味に、
脂の旨味が加味されて
極上な味に構築されている。

サビ入り海苔巻きに
卵焼きで、仕舞とした。

鮨は満腹になるほどに
食べるもんじゃない
としている。

実は、名人・志ん生が
幼い頃の志ん朝に
そう窘めたという逸話から
それに従っている。

江戸っ子の「粋・鯔背」の
美意識なのだろう。

談志家元は
「腹いっぱい、というのは
 下品だねい…」
と言ったものである。



きのうの名人戦の
開幕戦は、後手番ながら
ソーちゃんが定型的藤井曲線を
描いて勝利した。

しかも、最終盤では、
驚異の39手詰を読み切っていた
というから、
今年の詰将棋選手権で
全問正解のパーフェクトで
優勝しただけはある。

コメント欄には、
もはや、人間ではない・・・
棋神の領域・・・
という言葉も多く見かけた。

七番勝負の
幸先のいいスタートである。

相手は、またしても、
かつての二人研究会仲間で
兄貴分の永瀬ッチである。



きのうは、
大阪のミカちゃんと
千葉のマリっぺから
立派な籠盛り花が届いた。

亡くなって、まだ、四日しか
経っていないのが不思議だが、
ご霊前は花や果物のお供物で
段々と賑々しくなってきた。

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