『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

さぁ! 七冠へ!!

2023-05-31 07:30:30 | 藤井 聡太

ソーちゃんが
見事、『叡王』三連覇を果たし、
『あまちゃん』で有名になった
三陸鉄道の「一日駅長」を務め、
実車を50mほど試運転するという
“鉄道オタク”の彼にとっては
夢のような「ご褒美」があった。

『電車でGO』という
ヴァーチャル・ゲームにも
普段から、将棋研究の息抜きに
やっているというから、
操作はお手の物だろうが、
それでもヴァーチャルとは違う
リアルな味わいに
きっと胸が高鳴ったに違いない(笑)。

棋戦の最終盤での
「将棋の鬼」のような
鬼気迫る表情とは打って変わって、
まるで無邪気な子どものような
童心あふれる表情は、
「名誉孫」とするファンには
たまらなく愛おしい感じがする。

『叡王』三連覇を為して、
今日・明日は
『名人戦』を「3-1」の
アドバンテージ・プレーヤーの
立場で迎える。

その対局場は
長野の山村にある温泉旅館
『藤井荘』というから、
舞台が整い過ぎてる感がある。

「後手番」ながら、
この地で勝利し、
史上最年少「名人」となり、
同時に、「七冠」達成という
大快挙を為すに違いない・・・と、
長年「追っかけ」をしてきた
「名誉ジイジ」は確信している(笑)。

*

文科省から
『ヤングケアラー』対策の
アセスメント・シートが
送られてきた。

それに該当し、
デプ(鬱)って、
病院にリファーしたケースも
実際にある。

アセスメント・ツールにも
箱庭が使われる事があるが、
“シロート眼”にも、
いかにも心的エネルギーが
枯渇している様子が判る
作品になっている。

メディケーションにより、
「快食・快眠・快便」は
改善されても、
なかなか「希死念慮」が
消退しないと、
SCも教員も家族も
安心できないものである。

同じく、文科省からは、
ティーンネイジャーの自死が
コロナ禍もあり、昨年度は
516人に爆上がりしたことで、
SCはじめ教育現場に於いて
「ゲートキーパー」として
機能するように・・・という、
お達しがあった。

その要請に従って、
各校に於いては
『こころの教育』の一貫で
『自殺防止』の心理教育の
集団レクチュアをする
予定になっている。

一昨年は、
K中の新入生を対象に、
「相談できる技術を身に着けよう」
という一風変わった「タイトル」で
一時間の授業を持った。

「ソーシャル・スキル」として、
困ったときには専門家に頼る・・・
カラダは医師に、
ココロは心理師に、
・・・というのを
スローガン化した。

自分と同じ世代に頼ってにも
詮無い事で、
最悪のケースは
JC等は感応してしまって
二人そろって自死したケースもある。

幸いにして、
生徒たちの祖父の年齢に近い
白髪のG様カウンセラーだから、
「孫だと思って、
ジイジになーんでも相談してね」
と言えるのは
ロートルSCの強みである(笑)。

ギターで慰めたり、
箱庭で遊ばせたり、
彼らの好きな些細な事に
全人的に共感したり・・・と、
ロートル・ケアラーは
「ヒア&ナウ」で、
一期一会、一所懸命で
サポーティブにコミットメント、
インヴォルブメントするのである。

無論、普段からの
学術的勉強と形而上学的研究、
自己分析、社会分析も
不断に怠る事はできない。

そして、
助かって欲しい・・・
という願いや信仰心も
大いに必要なのである。

 

 

 

 

 

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ママの誕生日

2023-05-30 07:02:57 | 家族

 

コンサートへの緊張感から
解放され、
また、平常のギターライフが
もどってきた。

空き教室を
カウンセリング室にしたK中では、
半分をギャラリー風にして、
ギター演奏コーナーも
設えてある。

ここで、生徒に聞かせたり、
時には、教えたり、
また、録画したりもしている。

校内にある空間ながら、
学校らしからぬ
「癒しの場」の雰囲気を出そうと、
三校の職場とも、こんな感じである。

*

以前から
やりたいと思っていた
ロドリーゴの『小麦畑にて』を
きのう、休憩時間中に
アナリーゼして、
だいたいの感触をつかんだ。

弾き終えてみて、
小品ながら、よくできた、
なかなかの傑作だなぁ・・・と、
感心させられた。

『アランフェス』の全楽章を
独奏に編曲して発表したことがあるが、
1楽章に『ソレア』のコンパス(拍節)が
使われていたり、
ラスゲアード(掻き鳴らし)が
多様されていたりと、
フラメンコを採り入れていることが
よく解った。

『小麦畑にて』にも、
4連符や3連符には
フラメンキッシュな
スペイン感のテイストがある。

じっくり弾き込んでから、
また、録画してアップしたいと
思っている。

*

冷蔵庫を見たら、
『円盤餃子』があったので、
朝から、フライパンで焼き上げて
お昼のベントにした。

土曜学校の代休だった
カミさんは、
趣味の「温泉行脚」の帰路、
『ささき牧場』の夏場の
スペシャリティである
「トマト・ソフト」を
一足先に味わってきたようである。

香り豊かで
甘酸っぱいその味は、
夏のひとつの楽しみでもある
秀逸な『デセール・ド・フロワ』
(冷製デザート)である。

*

きのうは、
リク坊のママの誕生日だったので、
仕事の空き時間に
心を込めて
『♪ハピバースデ』
を弾いて、
動画を送ってあげた。

ついでに、
「リク坊ぉ!!
  元気ぃー?!」
とメッセージを送ったら、
さっそく
「ジージー!!
  元気ぃー!!」
とニコやかに応答してくれた。

「これ、ママのお歌?」
「そうだよ」
と母子の会話も聞いて、
賢いなぁ・・・と、思った。

カミさんも、
「カワ(・∀・)イイ!!・・・」
と、相好を崩していた。

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『叡王』防衛!! 「七冠」に王手!!

2023-05-29 06:25:43 | 藤井 聡太

 

土曜日の
コンサート後は、
さすがに泥のように疲れ、
夜には、全身痛にも
見舞われたので、
鎮痛剤が要るほどだった。

きのうは、
ソーちゃんの『叡王戦』があり、
夢のようなコンサートから、
ようやく、日常に戻ってきたような
感じがして、安堵する思いで、
一日中、寝養生しながら観戦した。

 

午後からは、
前日の疲れで、
昼間の観戦にも関わらず
何度も寝落ちした。

きのうは、
二回も『千日手』になり、
指し直しになるという
異例の展開で、
カミさんは
「いっぱい、見れて
よかったじゃん・・・」(笑)
とか、呑気なことを言っていた。

そりゃ、そーだけど・・・(笑)。

そういや、
「そーだ。そーた。フジイそーた」
という、
ギャグもあった(笑)。

*

三局目は、
互いに1時間ずつ割り当てられ、
まるで、早指し戦のような
進みようで展開したが、
中盤から早くも
「藤井曲線」化し、
ソーちゃん優位に終盤に突入した。

最終盤では、
解説者の阿久津八段が、
「人生で一度も考えたことがない」
という『1五角』で驚き、
「どうやって詰めろをかけるんだろう」
と言うや否や
AIすら読んでいなかった
突然の『竜切り』から入って
「22手詰め」を読み切って
さらに驚かせた。

まさに、
『ワタナベくん』漫画に出てくる
「鋭い斬れ味」そのものだった。

 

しかも、
AIも気付いていない
「22手詰め」を瞬時に読んで・・・
である。

まさに、
藤井将棋の真骨頂に
酔わされた。

彼の目指している
強いだけでなく
「魅せる将棋」そのものであった。

*

これにて、「3-1」で
早くも三度目の『叡王』防衛を為して、
今週の水・木の「名人戦」に勝てば、
あっという間の「七冠」達成である。

それは、もう、
驚異であり、
畏怖すべき
天才の進化劇である。

『400年に一人の大天才』と
共に同時代を生きている幸せを
感じないではいられない。

***

今日から
通常勤務で、
今週は学校勤務が三日で、
一日はSC研修会がある。

先週末の
非日常的なコンサートから
日常モードへの切り替えが
たいへんだが、
そこはそれ・・・
6年間の『復興支援リサイタル』でも
同様の経験をしてきた。

コンサート後にも、
動画の編集やら
録音マスター音源からの
出演者に配るCDコピーやら、
その発送やら・・・と、
まだ『楽団ひとり』の
マネージャー仕事は残ってるので、
体調を見て、「ぼちぼちいこか」で
やってこうと思う。

ほんでも、
昨日のソーちゃんの
『後手番』勝利での防衛は
ずいぶんと気休めクスリに
なってくれた。

これが、負けてたら、
昔の「ジャイアンツおやじ」みたいに
ガックリきて、免疫力が
駄々下がるもんね(笑)。

今週の『名人戦』も
奪取してくれて
「七冠」達成したら、
勇気凛々・元気百倍に
なんだろうなぁ・・・(笑)。

まさしく、
大谷と並んで
スーパーヒーローで
国民の「名誉孫」だもんねぇ・・・(笑)。

 

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ありがとう。福大ギタークラブ!!

2023-05-28 08:33:57 | ギター

 

昨日は、
〈さよなら福大ギター部〉
『OBOG メモリアル・コンサート』
を無事終えることができた。

企画・準備から1年、
OB会長としての
「最後のご奉公」と肝に銘じ、
100年に一度のパンデミック禍で
消滅した『福大ギター部』
(享年60歳)の
葬儀委員長の重責を
務め果たさせて頂いた。

 

かつては、
舞台狭しとオーケストラ並みの
部員数を誇っていた時代も
長らくあったが、
【栄枯盛衰】
【無常の風は時を選ばず】
【万物は流転す】
の格言どおり、
形あるもの、命あるものは、
いつかは滅びるのである。

・・・それゆえにこそ、
そこには美が宿るのだろう。

その儚さの中に
感ずるものが、
【もののあはれ】であり、
【わびさび】なのかもしれない。

生きるとは、
そういう事なのである。

 

全国各地におわします
300名ものOBOGの中から、
『最後の定演』とも言える
有終の美を飾る
檜舞台に立ってくれたのは、
黒澤 明 監督の名作と同じく
『七人の侍』たちである。

舞台裏スタッフ5名も加えて、
それぞれに、
仕事を持ち、家庭を持ち、
さまざまな人生観を持つ
メンバーたちだったが、
青春の想い出の「ギター部」の為、
全国各地から馳せ参じてくれ、
それぞれの思いで、
愛する部に別れを告げた。

ありがとう。
福大ギタークラブ。
 
そして、さようなら・・・。

 

 

 

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さあ、本番だぁ・・・ !(*・∀・)!ムン

2023-05-27 07:24:26 | ギター

さぁ、いよいよ、
〈さよなら福大ギター部〉
『OBOG メモリアル・コンサート』
の本番当日である。

思えば、
去年の4月から
企画・準備が始まり、
この一年を過ごしてきた。

ここにおいても、
時間が経つのは速いなぁ・・・
速すぎるよ・・・
と、今朝も再認識した。

だから、
脳裏には、いつも、
(もう、すぐ死んじゃうんだ・・・)
という科白や思いが
ちょいちょい浮かぶのである。

もっとも、
最近では、魂理学的研究の成果で、
時間は存在せず、
すべての事は同時に起こっていて、
パラレルワールドの中で、
「自意識=魂=ワンネスの分身」が
選択をして経験を選んでいるんだ、
という仮説に帰着しているが・・・。

よって、「死」という概念も
一般の「不吉」で「悲惨」という
捉え方とは違っている。

ま、それは、さておき、
「今・ここ」という
現在を全身全霊でもって
楽しもう・・・
というのが、魂理学的にも
正しい在り方と信じている。

ま、それは、さておき・・・(笑)
今日は、午前9時から30分間だけ
自分のリハ時間に充てられているので、
もうすぐ、出発の準備をしなきゃである。

ここ数日は、
練習は控えめにして、
指の養生に充てた。

今は、両手の全指が、
曲げただけでも痛むほどに
かなり酷使されてきた。

【身を削りてこそ 浮かぶ瀬もあれ】
なんのこっちゃ!?(笑)

 ┐(´ー`)┌ 

「我が心の音楽堂」で
公開演奏できる喜びを
今日は、存分に味わいたく思う。

***

そもそも、
自分の終活の一貫として、
もう、20年来の
OB会長職を辞めて、
預かり金の20万も
現役に寄付して、
OBOG会を発展的解消しようと
行動を起こした事で
今回のコンサートの顛末となった。

コロナ禍で
大学に出校できなくなると
現役の活動も停止となって、
合宿もできず、
コンサートも開けずで、
一人また一人と
櫛の歯が抜け落ちるように去って、
そして、誰もいなくなった。

60年続いた
ギター部の法灯も
ついに消えてしまったので、
言ってみれば、今日は
『最後の定演』でもあり、
部や亡き部員たちの
お弔いの日でもある。

60年で
およそ300名ほどの
OBOGが全国にいる。

カミさんも部員だったので、
自分の世代に近しい方々には
ずいぶんとお声がけしたが、
残念なことに、
おいで頂けるという方は
ごく少数でしかない。

一割方がいいところだろうか・・・。

でも、仕方がない。

我われは、
ギター部の為に
生きてるワケではないのだから・・・。

でも、ギター部の4年間が、
青春の一時期を
彩ってくれたのも
間違いがない。

それが縁で、
カミさんとも出会い、
息子たち三人が生まれ、
そこから孫も生まれたのだから・・・(笑)。

今般、呼びかけに応えてくれた
わずか数名の出演者には
感謝の気持ちしかない。

**

朝7時現在、
満足に舞台を降り、
ロビーで友人知人たちと歓談し、
打ち上げで嬉々としている
自分の姿が脳裏に
ありありと浮かんでいるので、
すでに体験したかのような
デジャヴ感さえある(笑)。

**

先日、T中のカウンセリングで、
長らく来ているA君から
唐突に、
「土曜日。みんなで行きます」
と言われて
「えっ!?  コンサートに来てくれんの_!?」
「はい」
・・・と、うれしい驚きがあった。

おそらくは、
学校始まって以来の
高IQの持ち主だが、
生憎と不登校状態になっている。

お母さんとの初お目見えの時は、
見事なまでの金髪で(笑)、
それまた驚いたが、
洒落も冗談もよく通じる
アタマのよいお母さんだった。

なので、
「兎も角・・・
トンビがタカを産んだんですから(笑)、
ガッコ行けだの、勉強しろ、なんて、
しょーもない事、言わんといて下さいや。
A君は日本の宝なんですから。
人類を救うかもしれない
頭持ってんですから・・・」
という爺様カウンセラーの
ひどい言い分にもニコニコして
頷いていた。

A君。
「おかあさん。
最近、叱らなくなって、
優しくなりました・・・」(笑)

A君。
天才的なクラフト能力があり、
すでにプロの領域で、
来月には、両親と一緒に
手芸展を開催し
販売もするという。

 

 

 

 

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