『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

年度末

2018-03-31 07:49:00 | マンガ
平成29年度も
今日でオワリである。

あすから新学期。
平成30年度の
ハジマリである。

同世代の仲間たちからは
定年退職のハナシが
あちこちから聞かれる。

再就職するもの、
悠々自適を決め込むもの、
人生それぞれである。




春休みも半分過ぎた。

寝室前の廊下のコーナーに
三角の置棚があるが、
休み中に読んだマンガが
山のように横積みに
仮置きされている。

トイレにいくたび、
ずいぶん読んだなぁ・・・
と感心している。

毎日、散歩がてら
三軒ある古書店で
「背取り(ブックハンティング)」
をしてくるので、
未読のものもまだ数十冊ある。

それに加えて、
ツタヤのレンタルで
新刊も借りてくるし、
アマゾンに注文したものも
連日届いたりもしている。

来月の東京行き用の
宅配に出す大型バッグには
10冊ばかり未読のマンガも
忍ばせた。

4日間の滞在中に
ホテルでの退屈を紛らわすのと、
マンガ依存症の離脱症状が出る
と困るからである(笑)。

ただ、
コミック歴55年なので、
読むのが早くて
一日に十冊くらいは
一挙に読める。

なので、
滞在用に10冊はいささか
心細くもある。

さりとて、
ダンボール一箱分を
ホテルに送るのも何である。

マンガは
コマを追っていく
スピード感が
ノリにつながるので
動画を見る感覚に近い。

よほどの感動的シーンでなければ、
頁を繰る手が
止まるということがない。

秀逸なものに限っては、
再読して絵や背景を味わう
ということもあるが、
そういう名作は滅多にない。

それでも、
マンガ歴55年ともなると
再読に耐えるものを
新規に選ぶ確率は高い。

そして、
つまらなかったハズレ物は
躊躇せず捨てるようにした。

そうでないと、
もはや収容しきれない。






通勤に必要な
車載用のアナログ時計として
腕時計を携帯ホルダーに
設置してある。

電池切れしたので、
交換ツールで裏蓋を外し、
ルーペで電池番号を読んで、
大量ストックしてある
数種類の電池から
適合するものをピンセットで
はめてやる。

この時ばかりは、
“時計屋さんごっこ”
をしている気分になる。

オシャレ・アイテムとして
色違い・形違いの
ドレス・ウオッチが
30ケばかりあるので
しょっちゅう電池交換をしている。

もはや
メンドクサイという
感覚はなくなってきた。

作業するときは
「電池交換一級技師」(自称)
という職人仕事のつもりで
遊んでいる。






ヤフオクに
珍しいバンドーラという
古楽器が10万で出品されていたが
ビッターがつかなかった。

十年前だったら、
古楽器収集家として
迷わず入札していただろう。

自分でも工房を持ち
製作できるようになってから、
これなら作れるな、
と思うようになったので、
以前のように
欲しくてタマラナイという
「ノドから手が出る」感は
なくなってきた。

もっとも、
作るのは100工程以上あるから
もし一万円くらいの廉価だったら、
今でも迷わず入札するだろう。

ギターと同じく6コースで
複弦なので、
どんな音色がするのか
試してみたい気はする。

また、こういう珍しい楽器を
リサイタルでお見せするのも
コレクター冥利につきるだろう。

去年は自作の
ヴィウェリーノという擦弦楽器で
『鳥の歌』を弾いた。

これまで、
毎年リュートなどの
古楽器を披露しているが、
今年は自作のルネッサンスギターで
16世紀スペインの宮廷舞曲と
陽水の『少年時代』を弾く。


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数値改善!!

2018-03-30 07:03:00 | 健康
朝の8時20分頃、
ゴーッという音がして
宅配便トラックが玄関前に
横付けしたかとのぞいてみたら、
急にグラグラっときた。

なんと
地震の地鳴りだった。

震度は3くらいで
大したことはなかったが、
地鳴りをトラックと
勘違いしたのは初めてである。

これも7年前の
3.11の余震なのだろうが、
もう数千回も震度5レベルまで
体験しているから
一々驚くこともなくなった。



昨日は日中
24℃まであがり、
炎天下に置かれていた車中は
30℃を越していたので、
この春はじめて
クーラーのスイッチを入れた。

ほんとうは
窓を全開にして走りたいのだが、
花粉の季節なので
そうもいかない。

ここ数日、
あまりの温かさに
室内の鉢植えも
二度咲きした。

クリコンで
咲いていたのを頂いて、
一度枯れたのに
また咲いたので驚いた。

これも
春にふさわしい
優しげな黄色である。

古楽器との
取り合わせが
妙にシックリきている。





先週、
再検査を受けた結果を
受け取りに主治医の処に
買い物ついでに寄ってきた。

そしたら、
三桁で悲観していたALT値が
なんと1/4まで下がっていて
驚いた。

この2ケ月、
軽運動と減食をつづけて
4㎏減量したのが
効果てきめんだった。

他の数値も
軒並み正常値になり、
ひとまず安心し、
努力した甲斐があって
主治医も喜んでくれた。

まだまだ糖尿病の境界値で
慢性腎臓病の中度は変わらないので、
引き続き、節制の日々にすべく
精進するつもりである。

今年のマイ格言
「努力は人を裏切らない」(笑)

「Effort will not betray the people」




毎日、
仕事部屋のステレオで
200枚あるリュート曲のCDを
取っ替え引っ替え
聴いている。

トイレに入っている時も
聴こえているが、
そしたら用中にピンときて(笑)、
スピーカーの処に
本物のリュートの音孔を向けて
楽器ん中にも響かせてみたら
どーだんべぇ・・・と、思い、
さっそく試してみた。

そしたら、
音がこもる気配もなく
不思議に共鳴しているようであった。

ただ、
ブラインド・テストしてみれば、
その差異は感じられないだろうと
思うほどだったので、
結局はやめにした。

なにせ、
今日みたいに
たびたび地震があるので、
倒れて壊れたら
取り返しがつかない。





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ソータ敗れる・・・

2018-03-29 08:03:00 | 趣味
5週連続の
『ソータ劇場』を
昨日も楽しめた。

16連勝中という
破竹の勢いなので
元A級で九段の
ベテラン相手といえど
恐るるに足らずと
ソーシアン(ソータファン)として
高を括っていたら、
なんと白熱の勝負を制されてしまった。

「中学生最後の対局」ということで
昨晩から今朝にかけての
各局の番組でも取り上げられていた。

17連勝ならず、
と惜しまれるも、
今年度の数々の偉業をなした
スーパー中学生を
各局とも讃えていたのは
よかった。

朝10時から
ワンコイン・ペイの
『将棋プレミアム』で観戦していた。

プレミアムでは
評価値が出ないので、
分析ソフト「エルモ」を起動させ
PC画面を上下に二分割して
対局と並行して棋譜を分析させた。

PCにハードユースの負担をかける
動画と分析ソフトなので、
冬場は稼動なしのファンが
廻りっぱなしで、
本体にさわったら
かなりヒートアップしていた。

午後からどんどん気温があがり、
二階の仕事部屋は
なんと25℃の夏日になったものだから、
PCが落っこちるのではないかと
ハラハラしながらの観戦だった。

冷凍庫からアイスノンと
保冷パックを持ってきて
筐体を冷やそうかしらん、
と思ったほどである。

ワンコイン支払って
ダウンしたんじゃ洒落にならない。

一度だけ画面が落っこちたが
リヴートしたら立ち直って
ホッとした。



序盤は井上九段リードで
中盤はソータが逆転してリードした。

ところが、
終盤になってからは
双方とも「疑問手」「悪手」が
いくつかあって「互角」になったが、
ギリギリの処で相手にチャンスが生まれ、
「23手詰め」という素人には
到底読みきれない詰み筋を
九段が読みきった。

これには、
「詰め将棋選手権」の
4連覇を為したばかりの
ソータも脱帽するよりなかった。

とうぜん、ソータにも
自分の「負け筋」が見えていたが、
万が一の確率で井上九段の
間違いに賭けて指し進めたが、
「七手詰め」となって投了した。

この日は、
久しぶりに「降り駒」で
「後手」を引いて、
「ハンデ、ハンデ」と
高を括っていたら
負けてしまった。

いつもはソフトとの一致率が
高いソータだが、
この日は、らしくない手を連発した。

盤外のコメントには、
「体調が悪そうだ」
「日曜の詰め将棋選手権で消耗したか」
などという懸念の声が
多く投稿されていた。

背中からビロンと
シャツが飛び出しているのは
いつもの中学生らしい姿ではあったが、
なんとなく覇気がなく
いつものような鋭い眼光と
オーラが見られなかった。

ファンは5週連続の『ソータ劇場』などと
喜んでいるが、当人にとっては、
それこそ毎週、身を削るような
真剣勝負が続いていたのかもしれない。

その合間には、
詰め将棋選手権で
前人未到の四連覇を為し、
地元の子どもたちへの指導将棋もあり、
学校では卒業直前の
せわしさもあったろう。

棋士は一回の対戦で
2㎏は体重が落ちるという。

10時間もの集中で
脳をフルに使うのだから
さもありなんである。

ソータは小さい頃、
考えすぎて
「アタマが割れそうに痛い」
と泣いて訴えていたという。



昨日の聞き手は
和田あきちゃんという
ハタチの初段の子だった。

笑うと八重歯が可愛く、
知人の誰かにそっくりなのだが、
生徒だったか、誰だか、
いまだに思い出せずにいる。




王将戦は
持ち時間が3時間なので、
双方で6時間+昼食40分で、
午前10時から開始して
6時頃に勝敗が決した。

長考が入ると
その間は30分近く
手が進まないことがあるが、
その合間を見て
楽譜作りやリサイタル・パンフの
袋詰めのような雑作業を済ませた。

ハラハラドキドキの
終局間際の6時頃には
コメント欄に
「お米が研げないーっ!!」
という主婦? のコメントに
爆笑した。

かくいう自分も、
米を研ぐ暇がなく、
ワカル、わかる、その気持ち、
とコメントした。

スーパースター・ソータの出現で、
女性層の「見る将」
(見るだけ将棋)ファンが増えて、
わりと簡単なルールを覚えたら
終盤どちらが勝つかわからない、
という手に汗握る局面になると
「もう、いや~。耐えられない」
となる女性が多いようだ。

でも、昨日のような
有料チャンネルで、
17連勝ならず、
中学最後の対局で
ソータ敗れる、
という結果になっても
「500円でこんな
ハラハラ・ドキドキのスリルを
味わえて安かった」
というコメントも多かった。

いたく同意である。

「井上先生は強かった」
「さすがに、54歳700勝だけの実力を見た」
「ソータは一年で70勝もした。これは驚異だ」
と相手を讃え、
敗れたソータをも
讃えるコメントにも共感した。

六段になって
初の黒星であり、
来月からは高校生棋士となる。

来月、
竜王戦に二勝すると
七段に昇級し、
年内に六つのタイトルのうち
一つでも取ると「八段」になれる。

プロ・デヴュー2年目で、
しかも高校生で「八段」なんて
空前絶後のレジェンドである。

その可能性は大いにあるので、
誰もが天才に夢を託している。

なんと、来週もまた
6週連続『ソータ劇場』がある。

なんだか、
段々、彼の疲弊度が心配になってきた。

うちのパソコンじゃないが、
脳内ヒートアップで
プシュ~と、壊れなきゃ
いいのだが。

ソーチャン /(;o;)\ アタマ・ワレソー

(小さい頃、自分をソーチャンって、呼んでいたらしい)




朝刊のコラムで
「たかまつなな」という
フェリス女学院卒の
お笑い芸人が紹介されていたので
ユーチューブでいくつか見てみた。

「お嬢様あるある」ネタでは
けっこう笑えた。

現在、慶應と東大の院に在学して、
同時履修しているというので
才媛のようである。

「東大生あるある」ネタも笑えた。

いちばん笑えたのは、
『もしも広告代理店が
「本能寺の変」をプレゼンしたら』
という明智光秀をクライエントにした
『本能寺の変のご提案』である。

パワーポイントで示した
キャッチコピーは爆笑もんだった。

①「敵は本能寺にあり」
②「忘れられない夏にしよう」
③「そうだ。本能寺に行こう」









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ガーデニング/ギター/将棋

2018-03-28 06:54:00 | 趣味
庭のサクラが
五部咲きで、
ひと足早い花見を
楽しんでいる。

レンギョウも
開花しだして
庭も黄色く染まり始めた。



散歩の帰りに
近所のプレオ(園芸店)で
ディルが一鉢だけあったので
買ってきて庭の一角に設けている
ハーブー園に移植した。

この高貴な香りが好きで、
ことにスモークサーモンとの
とり合わせは最高である。

エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイルに
刻んだものを加えると
最高のドレッシングにもなる。

一年草なので
毎年、春先に植えて
秋まで楽しんでいる。

ハーブ園には他にも
ミント、オレガノ、フェンネル、
タイム、ローズマリーなどが
毎年、冬を越して繁茂している。

ここに、
バジルやセージなども
毎年、加えている。





5月5日の天鏡閣での
コンサートにやる曲を
W先生からPDFファイルで
送られてきたので、
さっそく編曲に取組み
さらいはじめている。

アルペジオ(分散和音)の
練習をしていると、
なんだかギターを始めた頃の
教則本の練習曲をさらっている
気分になった。

リサイタルでやる
独奏での超絶技巧曲に比べたら
歯応えはないが、
陽気な春にポロポロ爪弾くのも
なんだかいいものである。






今日は、10時から
5週連続の『ソータ劇場』があり、
楽しみである。

「将棋プレミアム」という
ネット・テレビの有料放送だが、
前回同様ワンデイ会員になって
500円で試聴できる。

ソータ戦は毎回
20万人近く試聴するから、
それだけでも
一千万円くらいの
局収入になるだろう。

たいしたスター棋士である。

今日勝てば
17連勝となる。

相手は九段だが、
レーティング・ランキングでは81位で、
ソータは8位だから、
九分九厘勝つと信じている。

54歳のベテラン棋士が
15歳の超天才棋士に
どう対向するかが
見物である。




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哀しき投棄

2018-03-27 08:46:00 | 風景
春休み。暇。散歩。
漫画。昼寝。
・・・と、駄々羅な
日々を送っている。

ちっとは
勉強もしている。



リュックを背負って
いつもの土手道を
買い物に行く。

黄色い菜花が
咲き始めた。

背景が
治水されてない小川だったら、
♪は~るの小川は・・・♪
と、もっとよかったのだが・・・。

それでも、
鴨たちが水面(みなも)を漂い
のどかな春の風景を
見せてくれる。




今日あたりは
そろそろフキノトウ採りに
山に行くべぇかと思っていたら、
なんと! 土手にゴッソリと
フキノトウが密生しているではないか。

狂喜乱舞!
欣喜雀躍!

手を伸ばしてみたら、
なんと、投棄された
フキノトウであった。

なんじゃ、こりゃ~!!
と、思わず
松田勇作口調になってしまった。

見れば、そこは
ヨークの駐車場の裏だった。

(ははん。
山で採ってきたものの、
調理できひんくて
ほかしよったな・・・)
と推察したら、
なんだか急に腹立たしくなった。

面白半分に採集して
捨てるなんて、
なんたる自然破壊だろー。

そういや、
去年も高湯の道路沿いで
これと同じような光景に
出くわした。

あん時も、
密生地かと喜び勇んで
車から駆け寄ったら、
この様である。

そん時も腹ぁ立った。

バカヤロー!!
である。

山の恵みを
なんだと思ってやがんだ。

面白半分に採るな、
である。

採ったら喰え、
である。






かつては畑ばっかし、
田圃ばっかしだった
我が家の周辺は、
今やミナフクエリアと称し
「ないものはない」
と言われるほどの
一大ショッピングゾーンと化した。

外食産業だけで13軒もあり、
ツタヤ、マツキヨ、ゲオ、
ブックオフ、ニトリ、ファミマ…
スーパー2軒、眼鏡屋4軒、パチンコ屋2軒・・・と、
他にも無駄に密集している。

いずれも
家から徒歩5分内にあり、
食料品から生活用品、文房具と
なんでも揃う。

さらに近所には、
パン屋も床屋も歯医者もあり、
それぞれ世話になっている。

なので、
リュックを背負って
ぶらりと散歩に出かけても、
ついつい古書店や量販店に寄って
リュックが膨らんでしまう。

今日も、
散歩ついでの散髪帰りに
マツキヨで1.5ℓサイダー2本、
ツタヤ、ブックオフ、万Sai堂で
100円本を7冊も買ったら、
リュックは4㎏ほどにもなってしまった。

いい運動である。

お昼に質素なひとり飯を食べてから、
カウチがわりのベッドで横んなって、
他愛ない漫画を読みながら
トロトロと寝入ってしまうのが、
贅沢至極のホームバカンスなのである。

気分だけは、
南の島の浜辺で
日光浴しながら
うたた寝するような
安楽感を味わっている。



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