『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

連休ボケ?

2017-04-30 08:06:00 | 映画
早くも連休ボケして、
昨日は祝日だということに気づかず、
いつものように接骨院に行ったら
M先生ご夫妻が玄関先で
お花の手入れをされていて、
「今日は、祝日ですよ~」
と知らせて下すった。

久しぶりの
やっちまった感であった。

チュドーン! (/_;)/  




リサイタルで使用するかも、
というので73年製の
中出阪蔵のフラメンコギターの
クリーニングをした。

これは、
高校合格祝いに
亡き父に買ってもらった
最初の手工ギターである。

70年代の当時、阪蔵は、
日本の手工ギターの
第一人者であった。

注文してから
半年後に出来上がってきた。

金属製のマシンヘッドではなく
伝統的フラメンコギターの
ウッドペグで、先端には
カットガラスが埋め込まれている。

これがステージの
スポットライトを浴びると
キラキラと輝いて
なんとも素敵に映る。

カポタストも同時に
阪蔵に発注したものである。





通勤中の退屈な時、
赤信号でよく
前のトラックのお尻を撮って、
それを素材に画像ソフト処理して
抽象画を描いている。

今回も題名で迷ったが、
とりあえず
『幾何的な風紋』
というのが思い浮かんだ。





BSで60年代から70年代の
懐かしい戦争映画が
放映されたので
録画して観ていた。

渋いリー・マービン主演の
『最前線物語』は過去に
二度ほど観たが、
名作でもあるので三度目でも
見飽きがしないものだった。

『スターウォーズ』の
スカイウォーカー役の
マーク・ハミルも準主役で
登場している。

ただ、スピルバーグ映画のような
潤沢な予算がない作品なので
ノルマンディー上陸シーンなぞは
『プライベート・ライアン』に比べたら
ちゃっちく、戦車もアメリカ軍の
シャーマンをドイツ軍のものに
仕立ててたりしていて、
戦時考証は目茶目茶である(笑)。

アメリカ映画なので
ドイツ軍も英語を話すのが
リアリティに欠ける。

それでも、どこか
味のある作品ではある。






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Altruism

2017-04-29 10:46:00 | 風景
週に二日、
遠方の棚倉まで
往復5時間近い通勤をしていると
いやおうなく
いろんなことを考えながら
運転している。

きのうも、
何のために
こんな仕事してるんだろう…と、
愚にもつかない疑問がふと湧いて、
他に本当にやりたいことがないのか、
とあれこれ思い煩った。



そして、学校について、
システムノートに
貼ってあった
子どもたちの笑顔を見て、
ハッとして
解答を得たような気分になった。

そうか、
この子たちの笑顔のためか…と、
思い当たったので、
そこに朱文字で
答えを書き込んだ。

きのうも、
母親を亡くして
ちょうど2ヶ月目の
中2女子のカウンセリングをした。

体調不良で早退が多く、
食欲が湧かないというので、
当然のことながら
死別反応が続いてる。

それでも、
カウンセリングでは
けっこう笑顔も見せるので
「いい子」を懸命に
生きようとしている。

ストレス値を測定したら
まだ回復率30%くらいのようである。

自分だって
40代で父親を亡くしたとき、
一年近く心身の不調感が続いた。

だから、
この子がほんとうの笑顔を
取り戻すまで寄り添い、
その立ち行きを祈るのが
自分の仕事なのである。




二十歳(はたち)の時の
第一回リサイタルのテープを
通勤車内で聴いた。

なんだか
たどたどしい表現が
いかにも未熟に感じられた。

若さだけで
突っ走っているという
感じだった。

してみれば、
今は老いたりといえ、
少しは老成し音楽も
円熟しつつあるのかもしれない。

それと、
ギタリスト、演奏家として
何度もリサイタルや
コンサートを催すというのは、
自己顕示欲の満足もあろうが、
どこか「復興支援」のような
他者の笑顔のために・・・という、
利他的、向社会的な動機も
あるのかもしれない。

利他的行動は、
Egoism(エゴイズム)の対語で
Altruism(アルトゥリズム)と言うが、
まだ英語好きな日本人の
人口に膾炙されている言葉には
なっていない。




GWに突入したが、
アレルギーなのか
風邪気味なのか
体調がいまいちで
いくらでも寝ていられる。

ちょっとベッドに
ゴロリと横たわると、
テレビやマンガを見ているうちに
すぐに眠気を催して、
午前でも午後でも眠れてしまう。

「春眠、暁を覚えず」とは言うが、
午睡が伸びて、夕方頃めざめ、
朝方と勘違いする、という
老人ボケみたいなことまで
やらかしている(笑)。

枕元には
肩の凝らないマンガ類が
ずらりと並べてあり、
眠気が訪れるまでの
友としている。

その上には、
心理の専門書もあり、
なかなか眠くならない時用の
ものである。




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ビアンカ・フィオーレ

2017-04-28 06:47:00 | 風景
この春、
野に出でて
撮影した白い花々。

伊語では、たしか
「ビアンカ・フィオーレ」
という。

リュート曲に
『白い花』というのが
あって憶えている。



城山の白椿。
びっき沼の水芭蕉。
そして、四季の里の
名も知らぬ花。







知人がアップしていた
洗車している所を
車内から撮った画像を
ちょっとお借りして、
『春の海』という
風景画に仕立ててみた。

大学時代に
ギター部の合宿や
生物学科の臨海実習で
何度も出かけた四倉の海を
イメージしてみた。

洗車のモップが
ローアングルからみた
海岸に寄せる波に見え、
海面に反射する陽光もあって、
なかなか面白い素材だった。

背景に青空を
付け足しただけである。






今年のリサイタルでも
2ステの「久石譲メドレー」で
『魔女宅』の「海の見える街」を
ピアノデュオでやることにした。

去年は、数箇所に
ミスタッチがあったので
今年は弾き込んで
ノーミスに仕上げたい
と思っている。


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春の味

2017-04-27 08:49:00 | 頂きもの
従妹のミキティが
留守中に自分ちで採れた
タラノメを置いていってくれた。

ここんところ、
フキノトウに入れ込んでいたが、
タラノメも喰いたいなぁ…と、
思っていたら、
まさに天から降ってきたように
届けられた。

3.11前は、
ナメコやら椎茸やら
竹の子やら、いろいろと
おすそ分け頂いていたが、
あの原発事故で
ダメになってしまったから
呪わしい。

それゆえ、
大バカ復興相の
「まだ東北でよかった…」
という暴言には、
腹ワタが煮えくりかえった。

口先だけで謝まるふりして、
責任とって議員辞職しないというから、
このバカ、反省なぞ
全くしていないのだろう。

昔なら
切腹もので
万死に値する。



タラノメは
フリッターにして
美味しく頂いた。

ほろ苦い味と
鼻腔に抜ける芳香が
いかにも春の味であった。





我が家のサクランボも
結実しはじめ、
連休あたりにはそろそろ
袋掛け作業しなくてはならない。

これが数が多く、
けっこうな手間なのである。

でも、その労を惜しむと、
可憐なルビー色と
初恋の味のような甘酸っぱさを
楽しめない。





BSの再放送で、
「土曜の夜は寅さん」が
また初期の作品から
放映されている。

御前様のあの名シーンも
登場して笑えた。


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もうすぐ五月

2017-04-26 08:39:00 | ガーデニング
通勤途中、
あちこちの家々で
皐月幟が
青空にはためくのを見る。



我が家の鯉幟は
玄関飾りにしてある
ミニ幟だけである。

それでも、
毎日、目にしていると
もうすぐ五月だ
という気分になる。

お節句の五月五日は、
猪苗代湖畔の天鏡閣で
フルートとのデュオコンサートに
出かけてくる。

『ビゼーの間奏曲』や
『亡き王女のためのパヴァーヌ』
『リベルタンゴ』
『エストレリータ』
『コーヒールンバ』
は、いずれも自編の曲で、
なかなかよく仕上がったと思っている。

あとは
ベストの演奏を
目指すだけである。




庭の山椒が
芳しい新芽を出しはじめて、
さっそく冷奴や焼き魚に添えて
食卓を飾ってくれている。

ウコギも新芽を吹いてきたので
今晩あたり「ウコギご飯」にしよう
と思っている。





毎年、あづま運動公園で
全国陶器市が開かれ、
そのたびごとに出かけているが、
偏愛する備前焼のコーナーでは
足が止まり、一品ずつ手にとっては
じっくりと鑑賞している。

我が家のコレクションにも
備前のものが
増えるいっぽうである。

□\\(^.^) フヒ~  



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