『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

おめだるおした・・・

2018-12-31 07:46:00 | 季節
12月に
42cmの積雪は
観測史上初だそうな。

車のリアに
雪崩れかかった景色は
さながら
白いリーゼント・スタイルに
見えた(笑)。





書き上げた年賀状を出しに
雪中散歩と洒落込んだら
途中で猛吹雪きに遭い、
町内で遭難しそうになり、
家に戻った頃には、
雪ダルマジジイとなった。

さすがに
観測史上「初」は
伊達じゃなかった(笑)。

朝日に輝く
屋根のツララが
透明な輝きを見せ
冬の美しさを感じさせてくれた。





きのうは
2015年の再放送で
樹木希林の京都探訪番組を
面白く視た。

京都には
八年しか棲んでいなかったので、
まだまだ知らなかったことが
沢山あり、一々感心した。

有名な「京のぶぶ漬け(茶漬け)」は、
大阪人が京都人を
「ひなず」して言わはった、
という旧家当主の京都弁は
初めて聞いたが、
「揶揄する」という意味だという。

これはググッても
ヒットしないので、
旧世代の言葉なのだろう。

福島弁にも
こういうのはあって
「こっつぁがね」なんては、
若い子たちは知らないし
使いもしないが、
我われ世代は知っている。

「くだらない」という意味で、
最近では「Cozza Garne」という
店名のバーができた(笑)。

花街の舞妓言葉の
「おめだるおした」も初めて知った。

芸を披露した後に、
「さぞかし目がだるかったでしょう」
という挨拶だという。

他にも、
近所でよく散歩していた
東福寺の開山が
「聖一国師」というのも
知らなかった。

「白拍子」という
平安朝末期の歌舞があり、
茶会でそれを披露するという趣向も
初めて見た。

歌舞練場も
何度かその前を通ったものの
ついぞ中は見たことがなかったが、
大正時代の「破風」なる
装飾が施されているというのも
知らなかった。

京都も
まだまだ深いなぁ・・・と、
さまざまな「奥の手」に
感心させられた。





ロンバケならでは
ふだんできないことに
時間を費やしている。

今は、
『現代美術館Ⅴ』の
作品製作と収蔵、解説書きを
毎日こつこつ進めている。

2018年版は
今日が締め切り日なので、
今日中に完成させようと思っている。

これまで
ブログ上で発表した
写真と絵画作品のモチーフは、
風景、自然、静物、生き物、
花、自画像、名画模写、
家族、裸婦、抽象画、心象風景
などである。
                            
5冊目の
紙上美術館のカタログである。




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やっぱ大雪・・・

2018-12-30 08:01:00 | 季節
今朝の全国ネットの気象放送で
「福島40cm」と発表された。

カミさん曰く、
きのうの時点では
市内周辺は
雪があまりなかったという。

ピンポイントで
福島盆地に降雪が
観られているのかもしれない。

ピークは過ぎつつある
とのことだが、
現時点でも、まるで、
スキー場のごとき
吹雪で雪が舞っている。

きのう一日は
家ん中に缶詰め状態で
寝て過ごしていた(笑)。

ちょいと晴れ間もあって、
カミさんが
寝たきり爺様に
「ホレホレ。
今のうちに外に出といで」
と、まるで飼い犬のような
言われよう(笑)。





こんな雪じゃ、
用事がなきゃ
酔狂に散歩するバカも
おるまいに、である。

今日中には
50cmに達するであろうから、
この冬一度目の
「大雪」と認定しよう。



セブンに注文してあった
年賀状が出来てきたので、
ゆんべは録画番組を視ながら
ベッドの上で、せっせと
二十枚ばかり宛名書きした。

カミさん共々、
いまだにPC印刷を活用せず
宛名は手書きをしている。

せっかく
ペン字の稽古をしていたのに、
ベッドでの半起き姿勢では
さすがに字ものたくって
うまく決まらなかった。

かといって、
職場のように
デスクで書き物をするのも
ロンバケ中はしたくもない。

今年は常連の方への
『ファイナル・リサイタル』の
告知がメインなので、
来年からは目上の人を除いて
年賀状をやめようと思っている。

そしたら
数枚ですみそうだ。

息子たちは
完全にライン、FBでの
「あけおめ。ことよろ」
の世代にになっている。





きょうは
年賀状出しと
正月準備の買い物には
外出(そとで)しなくてはならない。

毎年、
カミさんと逸早く
スーパーの開店時間に赴いて
買い揃えるのを恒例としている。

うちの息子たちは
メール一本で
突然帰省してくる奴らだから、
ふだん通りに
「おせち」の用意だけは
しておこうとは思っている。

彼らの帰省予定が入れば、
年越し蕎麦の特大海老天やら
ご馳走のタラバガニを
加えるのだが・・・。

今の処、まだ、
どなた様からも
ご予約を承ってはいない(笑)。





ホラー大賞『ぼぎわん』の作者の
第二作目をも読んでみた。

やっぱり、
CG映像のようなヴィジュアルな
「呪いの人形」が出てきて、
すぐにも映像化しやすそうであった。

ホラー部分よりも
人間の「こころの闇」を描いた
ミステリー部分の方が秀逸であった。

それぞれのキャラが
章立てごとに一人称語りになる
作品構成は、さながら
芥川の『藪の中』を彷彿させる。

読後、中島らも自身が
恐怖物と言っていた
『こどもの一生』を思い出して、
あれよりは遥かにホラー感があり、
作品としてもこっちが上だと感じた。

澤村の初期三部作のもうひとつ
『ししりばの家』は
アマゾンでは既に
プレミアがついており
3.000円以上するホラー価格なんで
よう買わん状態である。

ギターレッスンに来ているH君も
ホラー物が好きらしく、
貴志 祐介という作家の
『黒い家』と『天使の囁き』が
恐かったというので、
さっそくアマゾンに注文した。

この三が日は
怪談漬けの寝正月になりそうだ(笑)。

自称『怪談』研究家/作家でもあるので、
深層心理学的な「恐怖」の考察と
その創作にも興味を抱いている。

オリジナル怪談の冊子も
これまでネットや頒布会で
十数冊売れてくれた。










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年末寒波

2018-12-29 10:30:00 | 映画
年末寒波で
昨日の市内は
20cmの積雪だったという。

夜半から明け方まで
降り続いて、
今も降っているので
もう30cmくらいには
達しただろう。

50cm以上になれば
「大雪」という感じもするが、
今んところは、まだ、
「中雪」くらいだろう。
(檜枝岐村は110cm)

それでも、
さすがに、
これでは散歩に出るのも
億劫である。

きのうはまだ
降り始めだったので
サクサク雪を踏みつつ
歩いて用足しに出た。

近所の氏神様に寄り、
鳥居をくぐって出ると、
そこに自分だけの
足跡が残されていた。





雪の晩は
「雪明かり」が
楽しい冬景色のひとつである。

国道沿いの
店々の灯りを
雪面が反射し、
夜目が利くほどになるのは
非日常的で幻想的だなぁ・・・。

カミさんは、
今朝も午前中から
せっせと車の雪下ろしをして
近所のテニスクラブに
打ち納めに行った。

ほんにオヌシは
好きじゃのぉ・・・と、
感心する。

あたしゃ、
中・大・教員時代と
テニスをやり通してきたので
もうけっこう、コケッコー、
である(笑)。

ヽ( ̄д ̄;)ノ





きのうは、
ソータの棋王戦を
朝10時から5時の終局まで
ずっと観戦しどおしだった。

カミさんが
仕事納め出勤だったので、
居間にあるノートパソコンを
寝室に持ち込んでの
寝ながら観は楽だった。

いつもは、
書斎の机に座っての
デスクトップPC観戦なので
お尻が痛くなってしまう。

ふだんは、
“ながら観戦”なのだが、
今年最後の棋戦なので、
しっかり解説をも聞きながら
一手に30分かかるような場面も
じっくりと待ちながら観た。

すると、
やはり濃密に観た分だけ
棋戦にコミットできて、
ソータの緻密さ大胆さ、
じっくりと敵王を追い詰める
戦略性が手に取るように解り
いつもよりスリリングに楽しめた。

またしても
84手という最短手数で
相手を投了させた。

正午からの
40分の昼食休憩時間には
自分も台所におりて
インスタント・ラーメンを作ってもどったが、
ソータは15分ほどで
「カレーうどん&おにぎり」を平らげて
すぐに対局室にもどって
盤面を凝視していた。

勝負に対する
「全人的関与」が
まさに天才ならではの
凄まじいほどの集中力なのだろう。

高1の少年棋士に
“命を削って”という形容が
相応しいかどうか判らぬが、
自分もファイナル・リサイタルに向けて
この姿勢は見習わねば
と思わされた。

終盤に
ソータの駒台に
「桂馬」が三枚ならんだ。

去年の正月特番では
「三桂あって詰まぬことなし」
という諺を用いて
得意の創作詰め将棋を
出題していた。

「桂使いの名手」が
「三桂」を持ったのだから、
ソータ・ファンなら
その言葉を思い出して
勝ちを確信したことだろう。

事実、アッと驚くような
華麗な「焦点の桂打ち」と
解説者も読めなかった
銀打ちで相手を投了させた。

まさしく、
「三桂あって詰まぬことなし」
を証明してみせた。

この正月にも
特番でまた
詰め将棋を披露するようだ。





録画ストックしてあった
アル・パチーノの
『カリートの道』を観た。

二度目のはずだが、
いい按配にすっかり忘れていた。

アル・パチーノ作品は
デヴュー以来、
全作鑑賞している。

白眉はやはり
『ゴッドファーザー』の
マイケル役である。

あの渋さ、存在感、
迫力はどうだろう。

彼に匹敵する
日本の俳優がすぐには
思い浮かばないほどだ。

邦画の『横道世之介』は、
まあまあ面白かった。

途中から
サブキャラの回想と現在とが
入り混じり、
また「時間軸交錯もの」かぁ~と、
すこしイラッときたが、
還暦世代はこの形式が
苦手というかキライなのだ・・・(笑)

2.5時間の長尺だが、
リアルタイム進行していた
物語の途中で、
未来(現在?)枠になり、
世之介が鉄道事故で
死んだニュースが挟まれる。

この主人公は35歳で死ぬんだ、
ということを観る側に識らされ、
そこからの延々1時間ほどは、
回顧録的場面を辿るような
作品構成になっている。

倒叙法的ミステリーを観るようだが、
最後に世之介が亡くなって
三ヵ月後の母の言葉に
「この世であの子に出会えたことが
いちばんの幸せだった」
というセリフはよかった。

なるほどなぁ・・・。
そのセリフの重みを感じさせるための
倒叙法だったのかもしれない。

「天然」の世之介と
「世間ズレ」したお嬢様との
ふたりの恋愛関係は
微笑ましいものではあった。







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大雪

2018-12-28 07:03:00 | 季節
予報どおり
朝から雪が積もり始めている。

まだ2cmほどだが、
厚い雪雲が空を覆っているので
これが二日も降りっぱなしなら
数十cmはいきそうである。

この冬
一度目の大雪だが、
冬休み中なのが幸いである。





10時からは
“今年最後のお楽しみ”
「ソータの棋王戦」が始まるので、
9時には
ツタヤまで雪中散歩で
レンタル返却に行って、
またコミックを何冊か
借りてきようと思う。





玄関の室礼を
正月飾りに改めた。

昨日まで主役だった
おとぼけサンタたちが、
なんだかこっちを見て
「また、来年ね~!」
と言ってるようだった。

元同僚の石塚岳泉先生に
書いてもらった軸を
数年ぶりに掛けてみたら
表具が脱色していて驚いた。

陽に当っていたわけでもないのに、
端だけ変色していたのが
解せなかった。

直しに出すと
えらく掛かるので、
これはこれで
ツートーン表装に化けた
と思い替えして
楽しむことにした。

もう、
何でも「あるがまま」でいい。

裏庭のナンテンの赤い実が
正月らしい風情を
醸し出してくれて佳かった。

除夜の年越しと
元旦の朝には
「ひとり茶会」で
行く年を惜しみ、
新春を寿ごうと
茶室をも改めている。

今日は
昼食の後にでも、
雪景色の茶庭を眺めながら
「雪見の茶」と洒落てみたい。

「雪月花」
「花鳥風月」
を愛でながら
老境を楽しむのは
清貧茶人に相応しい鴨(笑)。





これまで製作してきた
作品の数々を100品目単位で
『佐々木 修 現代美術館』という
カタログ冊子に仕上げている。

現在は『Ⅴ』が
完成間もなくだが、
2017年度の『Ⅳ』には
模写した作品も
いくつか収録した。

ユトリロとシスレーは
数ヶ月がかりで
10号と4号キャンバスに
油彩で描いたもので、
現在、T中のカウンセリング室に
飾ってある。



昨日は、
書籍類の委託販売契約を
交わしている事業所から
下半期の売り上げ決算が届いた。

半年で
『十代のあなたに』
という啓蒙書が
一冊売れたという(笑)。

税込み定価756円で
20%が委託料に引かれ、
残り604円が振り込まれた。

これでは、
印税生活はムリだなぁ・・・(笑)。

┐(´Д`|||)┌






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大寒波到来か・・・

2018-12-27 08:03:00 | 製本
今夜から
大寒波が到来し
大雪が降るという。

数日間
「冬ごもり」してもいいように
午前のうちに
買い物を済ませてこようと思う。

ロンバケなので
好きなだけ寝れるのだが、
左肩と右股関節が
疼くような痛み生じていて
難儀している。

三週間もの腰のアテロームで、
いつものようにリラックスして
寝返りをうったり、
仰向けに安楽に寝れなかったので
体の筋肉のバランスが崩れて
部分的な緊張と
引き攣りを起しているのかもしれない。

体操とストレッチで
なんとかバランスの回復を
図っている。

寒波が到来すると、
またまた体が強張って
痛みが出るやもと思うと、
なんだか気が重い。

アテロームの一難去って
また一難の歳の暮れである。

今日は、
クリスマ飾りを片して
正月飾りに室礼を
改めねばである。

つい、
メンドクセーなぁ・・・
という気持ちがおきたが、
いつまでもクリスマス飾りを
眺めているのも白けるので
やらねばである。





冬休みの仕事として、
ファイナル・リサイタルでの
ロビー物販用書籍の増刷をしている。

こういうのを
「手造り・手売り」というが、
ネットでも委託販売でも
さっぱり売れないので、
講演会やイベントなどの
「直売り」の機会は見逃せない。

毎日の「身辺雑記ブログ」以外に、
投稿サイトに様々なテーマで
長年アップしてきたコンテンツを
連載終了時点でブックレット化してきた。

そしたら、
いつの間にやら、
50種近くなってしまった。

その10倍としても
500冊以上は
製作・販売してきたことになる。

1アイテムで
100冊を越したのも
いくつかはある。

ミリオン・セラーでなく、
ハンドレッド・セラーである(笑)。

こんな駄本類でも
「救われた」
「考えさせられた」
「勉強になった」
「参考になった」
「楽しめた」
「面白かった」
「泣けた」
というような
感想をお寄せ頂いた
読者もおられるので、
「貧者の一灯、一隅を照らす」
の気概で
製本・頒布している。

半時、一時なりとも
読者の“いのちの時間”を
頂いているのだから、
プロ・アマ関係なしに
執筆する者は
真摯に直向(ひたむき)に
一字・一句・一文・一節・一物語に
“たましい”を込めなくてはならない。

これまで、
幾種かの「冊子/本」という
アイテムによって、
小説家ごっこ、エッセイストごっこ、
評論家ごっこ、グルメライターごっこ、
児童文学者ごっこ、アーティストごっこ、
を大いに満喫してきた。

そして、
印刷業・製本業・出版業の
真似事も楽しんできた。

年に二冊「創る」という
ハードなノルマも課して
なんとかこの二十年は
それを達成してきた。

ジャーナル(学会誌)への
論文投稿は一本のみだが、
もっぱらニュースレターのような
雑文への投稿が多いので、
アカデミックよりも
ジャーナリスティックなことに
向いてるんだろう。

小4の頃から中1まで、
新聞部にいて
創作小説を書いてたような
子どもだった。

なればこその
私本創りなのだろう。

来年は、
どんなテーマで
何を書こうか・・・と、
“ひとりパブリッシャー”が
企画を練り“作家”の自分と
相談している(笑)。





お歳暮を頂戴したK先生に
お礼状をプリントアウトしたら
プリンターの不具合で
印字が潰れ、仕方なく、
万年筆で手描きした。

考えてみれば、
字が下手なのを理由に、
目上の先生への礼状をも
ワープロ印刷していたが、
なんたがそれでは些か
失礼な気がした。

なので、
ペン字のお稽古も兼ねて、
こころを込めて、
一字ずつ丁寧に
ワープロ原稿を書写した。

日常の『執務報告書』のような
下手っぴな字が羅列したが、
「風呂は風呂桶じゃなく、
 湯加減だい!」
という屁理屈で、
大先生には
御寛恕いただくことにした。

お返しには
『フラメンコ・セレクション』の
CDを同封させて頂いた。





十年来はいてた室内履きが
“ナザレのイエス”状態に
なってきたので(笑)、
お客様用のものを
転用することにした。

モフモフ・スリッパは
冬用にお出ししていたが、
これで急な階段を昇ってこられるのは
不安に思われるのか、
みなさん薄手で軽量な方を
お使いになられる。

***

介護ホームから
毎月、定期便が届く。

多くのスナップの中に
やはり老母の姿を探し、
その壮健な様子に
安堵する。





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