『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

大晦日

2015-12-31 08:17:00 | 風景
昨晩は、
玄関でストーヴを炊いて、
Xmas飾りを撤収して、
掛け軸にかけ換えた。

これは二十数年前に、
大学院の後輩で
お茶の弟子だった
S君から頂いた大幅(たいふく)で、
床の間用なので、
天上から吊るしても
軸先が下駄箱でつっかえてしまう。



年毎に、
『一期一会』や『天上大風』と
掛け換えている。

真塗丸蛤板に
宝間道という小袱紗を敷き、
干支の猿と羽子板箸置き、布羽を
飾ってみた。



煤竹一重切花入には、
裏庭の南天の実と
照り葉、若葉を活けてみた。

茶道を嗜んで
早、三十有余年になるが、
こういう設えは
京都在住中から
茶席や寺巡りで
よくと習得してきた。




先日のクリコンで
参加者やお客様用に
来春の『復興支援リサイタル』の
チラシをお配りした。

これから、
市教委の後援を取って
下段に朱書きで
入れる予定である。

いよいよ、
リサイタル・シーズン開幕といった
感じがしてきた。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同窓忘年会

2015-12-30 09:44:00 | ノンジャンル
今年、小学時代の
タイムカプセル掘り起こしの
打ち上げで同窓会をやったが、
そのメンバーに漏れた
4名を交えて、忘年会に
召集された。



やはり、
40年ぶりという
面々との再会は懐かしかった。

小学校時代の
あんなこと、こんなことを
馬鹿笑いをしながら
酒宴に興じた。

みんなで老後の話も
ずいぶんとしたせいか、
なんだか老人モードの
表情に写っていた(笑)。




年末特別ドラマの
『赤めだか』が面白かった。

立川談春の原作も
面白く読んだが、
ニノとたけしが
それを好演した。

志の輔・談春・志らく・談笑・
藤志楼・ブラック・・・と、
錚々たる弟子たちを育てた
立川談志家元は
さすがに大したものである。



例年はクリスマス前に
出していた年賀状を、
今年は何かと多用で
まだ出していない。

毎年、住所も手書きなので、
今日は、一気に50枚近く
書き上げようと思う。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年金

2015-12-29 11:06:00 | 風景
早朝には
氷点下の日々が続き、
前日に降った雨の水溜まりが
パリンパリンに氷結していた。

子どもの頃に、
小さな長靴をはいて
これをガラスを割るように
パリパリ踏んづけては
快感に浸っていた覚えがある。

霜柱も足の裏に
ゾクゾクッとするような
感覚だったのも覚えている。



「ねんきん定期便」が届いて
これまでの三十数年間の
支払い総額が五百万を超えたようだ。

これが、自分の定期預金なら、
いつでも丸々使えるのだが、
一部は63歳から支給されるものの
ほんのちょっぴりで、
丸々支給が65歳からになる。

それとて、
月々十万にも満たない額であるので
心細いこと限りない。

65歳前に死んだら
こつこつ支払ってきたのが
丸損になってしまうので、
悔しいからそれまでは
何としても生きていたいものである(笑)。

そろそろ老後の支度を
せねばならない歳になってきたのかと、
いささか感慨にふけってしまう。





ナツ(三男)がトランペットを
またやりたいというので、
カミさんが郡山の楽器店に
オーバーホールに出していた楽器を
取りに行ったら、
可愛いブローチを見つけて
お土産に買ってきてくれた。

しょっちゅうスーツの上着に
ラペルピンをつけてるのを見てるので、
ギタリスト親爺にいいだろうと
買ってくれたのだろう。

遅まきながら
誕プレとクリプレを
もらったような感じである。



日野原先生の新年会でのプログラムに
『ペチカ』を演奏することになったので、
楽譜の書庫から十数年前に
ソプラノのAさんと合わせた編曲を
探し出した。

今日の午後から
フルートの先生と
新しい曲も数曲入れて
合わせの練習をする。

夜は、
小学校時代の仲間に誘われて、
今年2回目の同窓忘年会である。




去年、カウンセリングをしていた
父兄に頂いたマイポットに
暑い麦茶を入れては、
毎日、デスクやベッドで
ちびちびと萩焼のぐい呑みで
やっている。

作家物の手びねりの酒器だが、
茶渋に染まって、いい具合に
「萩の七化け」化しつつある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1週間遅れのクリコン

2015-12-28 09:57:00 | ギター
先生の体調不良で
延期になった20日のクリコンが、
昨日、サマコンと同じ会場の
長楽寺の講堂で行なわれた。

朝から粉雪がちらつく
寒い日だったが、
館内は暖房が効いて
ポカポカだった。



ソロの『花は咲く』は
珍しく一箇所を大ポカしてしまい、
(美しく響かせよう。
 聴かせてやろう)
という、余計なことに
気をとられて歌の流れから
一瞬離れてしまった。

ここのところ何処でも
完璧に演奏できていたので、
4月の本番前に失敗した方が
いいクスリになったかもしれない。

ライヴ演奏は、油断禁物。
思いあがり、厳禁である。




デュオの
ビゼーとイベールの『間奏曲』は
まずまずの演奏であった。

ことにイベールは
エンディングが見事に決まり、
みんなから
「ホォー! かっこいいー」
という溜息やら感嘆の声があがり
曲の佳さと演奏のパッションが
届いたようであった。

2曲目に入るところで
先生が
「アッ! トイレのスリッパ履いてる~」
と見つけて、自分でも
「アラ~!!」
と驚いて、
「緊張してたので、
トイレから履いたまま
来たみたいです~」
と笑いになった。




終演後は、
演奏者全員に
花束が贈られた。

今朝また、先生から
1月の日野原重明先生(104歳)を
囲む新年会の
30分コンサートのお誘いを受けて
承諾した。

先日のサンパレスで
ドテキャンになった
クリコンのプログラムが
今度こそ陽の目を見そうである。

明日から、さっそく
練習である。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初雪

2015-12-27 09:16:00 | 季節
寒波が到来しているという。

日本海側は
大雪になるようだが、
太平洋側のこちらまで
チラチラと初雪を見た。

初雪を見ると、
落語の『雑俳』を想い出す。

八っつぁんとご隠居さんの
雑俳の珍応酬が面白い。


 初雪や
  これが塩なら
   金もうけ


 初雪や
  ニノ字二の字の
   下駄の跡


 初雪や
  いちばん目立つ
   インド人


 珍しい
  ものが降ります
   垣根かな
 
 初雪や
  胡瓜ころんで
   河童の屁


 猿跳んで
  一枝青し
   峰の松




カミさんは、
今年、最後のテニスを
楽しみにしていたので、
中止になってガッカリしている。



書斎から見える吾妻山も
綺麗に冠雪している。

この冬休みに
3冊目になるシリーズの
『佐々木 修 現代美術館Ⅱ』を
編んでいる。

これまでと同様のモチーフで
「自然」「静物」「人物」
「自画像」「裸婦」「抽象画」で
100点ほど完成した。

手振れでピンボケに
写った画像なぞは
油彩風のいい味があって、
消去せずに置くと
いい作品媒体になる。



今日は午後から
延期になったフルート教室のクリコンで、
難曲のイベールを先生と合わせる。

昨日は生徒さんの
集中レッスンを3時間もやって
疲れて自分の練習ができず、
後ろ髪を弾かれるような思いで
就寝してしまった。

フルートの先生から
テンポの揺れを指摘され
「メトロノームになって下さい」
と言われたので、
これから、メトロに合わせ
テンポをしっかり叩き込んでから
出かけたい。

今朝は、
トイレでもしゃがみながら
膝を打ってテンポ取りをしている(笑)。

ギターソロは自分でいくらでも
テンポを揺らすことができるが、
デュオは相手との呼吸が大事で、
『のだめ』を見ていて、
“のだめ”がしょっちゅう
千秋に叱られている場面が
人事じゃなく笑えない気分である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする