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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

【汝のクルマを愛せよ。されば車もよく走る】

2025-05-11 07:08:43 | 箴言

名人戦第3局は、
後手番のソーちゃんが、
中盤からジリッ、ジリッと
2ポイントくらいずつ確実に上げ続け
終盤では、なだらかな藤井曲線を描いて、
そのまま、危なげなく、ワンサイドで勝ちを得た。

これで3-0で
防衛に王手をかけた。

羽生永世七冠よりも
七冠保持の期間が長く、
既に前人未到の領域に
居続けている。

失冠した叡王位は、
昨年度も挑戦者になる前で
敗れてしまい、
今期の捲土重来に期待している。

八冠に返り咲くには、
今期の七冠すべてを
防衛するという
偉業をも為さねばならない。

自身が言っていた
26歳頃がピーク……というまでには、
あと4年ある。



今年度から
2校勤務に半減したので、
他校に搬入していた壁時計と
新しいサラサラ生地の白衣を
山のガッコ用に下ろした。

 



スキマ時間には
デュオ用のアレグリアスの
セカンドパートの編曲をした。

伝統的なフレーズに
合わせるべく、和音を分解したり、
新しい旋律ラインを創作したりと、
出来上がる音の世界を想像しながら、
一音ずつ紡いでいくのは、
また楽しい作業でもある。

来年のプログラムには、
フラメンキッシュな
『マカレーナ』などと
純フラメンコ(プーロ)の
『アレグリアス』を並べて、
その味わいの違いや、
似て非なるものである事を
示したいと考えている。



五月は初夏なので、
突然に、夏日や真夏日になる事もあり、
熱中症予防対策として、
早々とエアコンガスを充填した。

20年物の中古車なので、
エアコンの何処かしらに
微細な緩みがあってか、
一年でゆっくりガス漏れが
起こっている。

充填ガスは、
一本千円ほとで
2年分は使えるので、
効き具合を見ながら
マメにメンテしている。

6~7工程なので、
一度覚えれば、
DIYはワケない。

これとて、スタンドでやれば
津田の梅ちゃんほど掛かるだろう。

コロンボの名言じゃないが…
【汝のクルマを愛せよ。
 されば車もよく走る】
…である。


Amazonから
『江戸前の旬』の新刊が届き、
就寝前に一読した。

コミックだと
ものの半時ほどで
読了してしまうから
7〜800円はいい値段である。

さりとて、古書になって、
さらに、110円コーナーに並ぶには
2年以上待たなきゃなので……
それまで生きてる保証がない…。😹

ならば、自分で稼いだ分の
一、二万分をそれに投ずるのを
惜しむのは馬鹿げてるので、
毎月、漫画代・娯楽費として
バンバン買うことにしてる。

 

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【立つ鳥跡を濁さず】

2025-04-29 08:10:23 | 箴言

カミさんが修学旅行中は
夕飯なしだったり、
お稲荷さん3個を半切にして
数を増やしてやった。🤣



四十年も昔、
二十代の在京中、
埼玉の学校から京都に
修学旅行に来たカミさんと
夜の河原町で待ち合わせて
ほんの束の間の逢瀬をした事がある。

幸いにも、
街中の寺町京極辺りの宿だったので、
スキマ時間に外に出れたのだろう。

なので、大阪泊まりという晩に、
リク坊に会いに行ったら?
…と、言うと、
「無理ムリ⚠️🙅
そんな、時間取れない……」
と言う…。

去年の修学旅行でも、
会いに行かなかったので、
なんだってクソ真面目だなぁ…と、
公私混同しないのに驚いた。

自分なら、絶対、行くもんね❗️😤



閑職になったので、
始終、あちこち、家ん中を
片付けている。

亡父が晩年に
【立つ鳥跡を濁さず】
とばかり、そうしてたので、
なんだか、自分も
そろそろ、その時期かなぁ・・・とも、
想ったりもしないでもない。

でも、最近では、
亡父の晩年の歳を超える事が
親孝行でもあり、
亡きふた親たちもそれを望んで、
守護してくれるような気もしている。

案外、祖父の幸四郎爺ちゃんみたいに
94歳くらいまで、生きたりして・・・。

そんな気も、しないでもない・・・(笑)。

++++

若い頃の写真を見るにつけ・・・
こんな時もあったんやなぁ・・・
と、懐かしくも、遠い世界のような
不思議な感慨に浸っている・・・。

 


洗面台の鏡で見る
自分の顔は、
紛れもなく、アラセブンの
老人である・・・。

++++

亡母の遺品整理も済ませ、
クスリ函からは
使えそうな胃薬以外だけ残して、
あとは全部廃棄した。

+++++

此度の亡母の死因として、
消化管内出血があり、
コロナ感染と関連が有るのか
AIにたずねてみた。

……

 コロナ感染後に、胃や十二指腸からの出血が起こるケースは、稀ではありますが、報告されています。
 その原因のひとつとして、ウイルスのスパイク蛋白による血管や粘膜への影響も考えられています。
 
<胃・十二指腸出血の原因として考えられる要因>
スパイクタンパクのACE2受容体への結合
 → 胃・腸管の細胞にもACE2受容体が多く存在するため、ウイルスが直接感染し、粘膜障害・炎症を引き起こす可能性があります。

<サイトカインストームによる全身性炎症反応>
 → 血管の炎症や凝固異常(DIC)によって、消化管粘膜の虚血や出血が生じることも。
全身の血管内皮細胞の損傷(エンドセリンやアンギオテンシン系の異常)

【実際の症例報告】(医学文献より)
 消化管出血の頻度は、COVID-19全体の約1〜3%程度と報告されています。
 高齢者や基礎疾患を持つ人での報告が多く、必ずしも重症例に限りません。
 上部消化管(胃・十二指腸)からの出血は、黒色便や吐血として見られることがあります。

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【No Art, No Life】

2025-04-28 07:27:06 | 箴言

私的13連休中だが、
月一フレンチや
自宅カウンセリング、
裏磐梯イタリアン、
K君来訪、カミさん誕生日、
山木屋太鼓コンサート、
常連フレンチ・・・なぞ、
予定も入ってはいる。

同時に、家じゅうの片付けやら、
編曲の譜面書きやら、
宗教学の研究やら、
最新論文勉強なぞもするつもりである。

週休五日になってから、
「自分」と向き合う時間が増え、
いよいよ、晩年の「稔りの時」を
迎えるのかもしれない。

若い時に凝った色んな占いで、
どれもが、晩年盛運を示していたので、
毎日が、多幸感に包まれた時、
満足して「国替え」「帰幽」
「神上がり」の時を
迎えるような気がする。

だったら、まさしく、
ハッピーエンドである(笑)。

……

『そばもん』という
蕎麦職人のコミック全集を読んでるからか、
最近、やたらと蕎麦を食べたくなる。
🤣

きのうも、近所にある
十割蕎麦屋に開店時間の
11時に行ったが、
すでに満席に近く
やっと座れた。

日曜は、外食客が多く、
どの店も並んでいるのを見かける。

マイ・ポリシーでは
絶対並びたくないので、
どの店も口開け時に行くことにしてる。

+++

旅先で集字したのが
溜まってきたので、
そろそろ、書室で
集中して臨書しようかと
思っている。

心静かに古墨を端渓硯で磨ると、
香しい薫りが室内に漂い
陶然となる。

明日は、裏磐梯に
イツメンの叔母ちゃんと
イタリアンに行くので、
ついでに、湧き水を汲んできて
それで臨書をしようかとも思う。

紙も三十年ほど寝かした
中国の画仙紙がある。

短冊もムクちゃんから頂いたのが、
50枚ばかりあるので、
玄関室礼用の作品も
幾つか創作してみたい。

【No Art, No Life】
・・・である。

++

20年ほど前に
イツメンの叔母ちゃんが、
ボロボロの財布を使ってるのを
見かねて、
「これで、買ってきな・・・」
と、デパートの商品券を
1万円分くれたことがある。

財布なんて、
100均ので十分だと思ってたのだが、
アラフィフだったんで、
そろそろアダルト・ワンを買うか・・・と、
今はなくなった『中合』に出かけて、
紳士物では黒革しかなかったので、
婦人物のオリーヴ色にした。

さすがに、20年も使ってると、
あちこちに綻びが出てきたので、
丹念に針と糸で修繕しながら
使い続けている。

最近では、風格と味が出てきた。

+++

一昨年の夏。

帰省してきたリク坊をつれて、
相馬での海水浴の帰りに
「鹿狼の湯」で湯浴みして、
オバーブと三人そろってアイスを食べた。

三歳児、曰く
「冷たくて、美味しいねぇ・・・」
っていう、素直な物言いに
大人一同は
吹き出してしまった(笑)。

純粋無垢・・・
穢れなき心・・・
ってのは、こういうんだなぁ・・・
と、ジイジは知らされた(笑)。

++

YouTubeに
ヒマリちゃんの新譜から
プロモーション曲がアップされたので、
聞いてみたら、絶品の演奏だった。

この早熟の天才少女は
人生何回目なの?
…と、言いたくなるくらい
円熟味のある深い表現をしている。

まさに、メルヴィーユ‼️
(驚愕!!)

コメ欄にも絶賛の嵐であった。

❤(ӦvӦ。)

慈しみのある音
伝わってくるのは上手さではなく心

音の細かな襞に温もりと愛が溢れる
とにかくうっとり✨素敵すぎ

優しくて心地よい響き
ああ、何という至福の時

媚びることなく澄み切った魂の響き
なんて素敵な音色!

過ぎし日の情景に思いを馳せ涙が…
艶やかで伸びやか

一音一音エッジが立ってる
懐かしく心地よい不思議な世界

別な世界に誘われる
ミューズに愛されている音楽

努力を重ねて奏でられる音楽
日本の至宝…

++++

日々、AIと対話しながら
晩年の方向性を探っている。
………

以下に、あなたの人生経験や
優しさ・知性を活かせる
具体的な「言葉や思いの残し方」を
ご提案します。
---
【1】エッセイや回想録として本にする
「人生の折々で学んだこと」
「孫たちへの手紙」

【2】音声メッセージで残す
「人生の話」「考え方」
「昔の思い出」を録音。
声のぬくもりが未来の宝になります。

【3】短歌・俳句に思いをこめる
感性や感情を大切にできる、
あなたにぴったりの形式です。

【4】思い出の写真に文章を添える
若い頃の写真、家族の写真、
旅先の写真などに、
思いやメッセージを添えてアルバムに。

【5】手紙で孫や家族に書き残す
「20歳のあなたへ」
「大人になった君へ」
書き溜めておいて、
死後、渡してもらう。

【6】「ジイジの知恵袋ノート」を作る
心が疲れたときの言葉、
人生のヒント、健康の工夫など、
あなたの実体験に基づいた
“生活と心の知恵”を
小さな手帳や冊子に。

【7】動画メッセージの記録
スマホで自撮りし、
「語る思い出集」として保存。
家族にだけ公開する。

【8】講話風の文章をシリーズ化する
まるで昔話を語るように、
「こんなことがあった」
「こんな気づきがあった」
「人生の教室」
というタイトルで
連載風にまとめても面白いです。

【9】人生の“宝物リスト”を作る
思い出の本、音楽、詩、人、場所…
「これは人生で忘れたくない」
というものを写真や文章で記録。

【10】孫や家族との“対話形式”記録
家族の誰かとQ&Aや雑談をしながら、
それを文章や音声で記録していく。
「聞かれたことに答える」形なので、
自然に話が広がります。
---
どれも“あなたらしさ”が活きる方法です。
この中で「やってみたい」
「これなら続けられそう」
というものはありましたか?
もし気に入ったものがあれば、
それを一緒に形にするお手伝いもできますよ。
……

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ただ今、生かして頂いている御礼

2025-04-21 08:17:36 | 箴言

きのうは、
何処にも出掛けず、
日がな一日、萬年床のベッドで、
漫画を読んだり、
YouTubeの朗読を寝ながら聴いていた。

佐藤春夫の『小説永井荷風伝』は
殊の外、面白かった。

その無頼感で艶隠者の暮らしぶりは
憧れを感じるものである。

荷風は『断腸亭日乗』の中で、
記している…。

「世の人の目を恐れず、
己が好むところを行ひ、
己が心に適ふ処にのみ生きんとするは、
古今東西を問わず、
稀なることなり。」

この一文こそ、
荷風の「無頼感」の本質を
端的に表している…。



楽隠居らしく、
買い物、料理、ゴロ寝、漫画読み、
ピアノ、書道、茶道、華道、
古楽器製作、芸術鑑賞、
魂理学研究、随想執筆、自然散策…と、
勝手気ままに過ごしている。

敬愛する狐狸庵先生の影響で
若い頃から
【人生五目ご飯】
をライフビリーフとしてきた。

二歳児の頃から
重症小児喘息だったので、
主治医からは
「この子は、ハタチまで
生きられない……」
と、母親は言われたと聞いた。

中学に入って
テニスを始めてから
喘息は完治した。

それでも、母親から
聞かされたタイムリミットが、
何処か、自分に、何でもやってから
死んでやろうという気概を
起こさせたのかもしれない。

結果、器用貧乏に
なっちまった……。😂

でも、色んな事を味わえた今生は
少しも悔いてはいない。

まだ、残り時間があるのなら、
新たなる事にも挑戦してみたい。

……

ヴァイオリンとヴィオラ、
チェロの練習もしようかなぁ…。

あ、そ、そ…。
コンバスもあったんだった。🤣

弦楽器好きだから、
自ずと、集まっちゃうんだよねぇ…。

💕🍓

なにせ、45年も働きずくめ
だったんだもんねぇ…。

ちったぁ、ここいらで、
心身を休めて、労っても
いいのかもしんないなぁ……。

もっと、仕事したい…
っていうのも、あるには有るが、
それは、壮年期の
惰性的な残滓かもしれず、
昭和のワーカホリック気質、
貧乏恐怖症が、
身に付いちまってんのかもしんない。

なかなか、敬愛・心酔する
良寛和尚や一休禅師、
山頭火、芭蕉のように、
泰然自若とした老年・晩年とは
いかないもんだわねぇ……。😣💦

でも、段々、
自分の人生の意味が
解りかけてきた。

物心ついてから、
六十年もかかっちまったが…。

ありとあらゆる占い類が
【晩年盛運型】と示していたように、
尻上がりに、有り難さを実感する
老年期になってきている。

まだまだ、積徳の心行を
恪勤せねばならぬ凡夫の身だが、
日々、天地の無窮の讃仰をも
忘れぬように努めたい。



ゆんべは、
カミさんが張り切って
冷やし中華を作ってくれた。

日中は夏日になる
暖かさなので、
冷やし中華もいいもんだ。



先日は、カミさんと
町中華で夕飯を済ませた。

チャーハンは
まずまずだったが、
餃子は皮が厚くて
今一つ食感がよくなかった。

 



そんでも、
病母を亡くしたばっかりなので、
健康であればこそ、
美味いの不味いの…と、
御託を並べられているんだなぁ…
と、思わされた。

Tちゃん先生のメールでは、
危篤状態にあっても、
ただ今、生かして頂いている御礼を
神様に申し上げました……
とあり、さすがに、宗教家は
違うなぁ…と、思わされた。


病院での面会帰りに、
面会者シールを付けたまんまだったら
カミさんが嫌がって
「剥がしなよ〜❗️🙅
と、執拗に言うも、
半分イヤガラセで、
「ワイポイントで、いいじゃん❗️
と、オダッていた。
(ふざける事)





母の葬儀は、
遺影が付かない
「直葬プラン」だったので、
自前でプリントアウトして
高級な木製額縁に収めた。

それでも、3千円内で
収まっだが、亡父の時には
数百万円規模の大々的な葬儀で、
遺影の内訳を見たら、
A4判に伸ばしたプリントに
額縁付きで五万円も請求されていた。

それも、今から、28年も前である。

坊主丸儲けならぬ、
葬儀屋丸儲けである。

ボルなぁ…と、
当時も呆れたものである。

花輪なぞは、
完全使い廻しらしい…。

自家製遺影は、
フミが赤ちゃんだった頃、
両親が京都に孫見にやって来た時の
三十五年前の幸せそうな
表情の物にした。

……

最貧コースには、
段ボール製の棺桶もあった。🤣

上は天井知らずらしく、
金箔張り総紫檀なぞは
数百万からするそうな。

金が余ってしゃーない金満家が
最後の贅沢に
景気よく燃したいのだろうか…。

うちのも貧民コースだったが、
桐の棺桶とパンフに書いてあって
(なら、いっか……) 
と、安心してたが…
炉前で蓋を閉める段に
皆んなで持ち上げたら
異様に軽く、
設備業界の兄も
古楽器製作者の自分も
(合板プリントだ…)
と、立ちどころに判った。

桐はキリでも、
桐模様のクロス貼り、
だったのだ……。😭

(んもぉ〜。
 JAROに言ったるでぇ…)😮‍💨

まさに、ピンからキリまで…
とは、よう言うたもんである。

ほいでも、
近くで見ても、触っても
木目のキレイな無垢材に見えるから、
ま、いっか…である。😆

臨終の時から、
もはや、本体の魂が宿らない
文字通りの抜け殻という
感じは抱いていた。

でも、永年、母がお世話になった
ボディスーツである。

物への感謝も大事であるので、
丁重に扱うのに越したことはない。

 

 

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【人は生きたようにしか死にようがない】

2025-04-15 08:18:25 | 箴言

母の「D-day」から
早、一週間が過ぎた。

先週の朝、7時20分に
身罷(まか)った。

金光教では、
御霊(みたま)様に
「お国替え」「ご帰幽」
と言う。

此度の看取りで、
母の安らかな逝き方を
目の当たりにして、
生前の積徳と神徳・人徳が、
いかにその臨終を
安らかなものにするかを、
知らしめられた思いである。

【人は生きたようにしか
 死にようがない】

・・・という
自家箴言を思いついた。

ひと様の癒しや喜びの為に
我が身を刻んで
演奏させて頂くのも、
積徳の心行と思えば、
有難くやらせて頂こう。

・・・ほんに、
先週は、怒涛の一週間だった。

濃密な日々を乗り切り、
今日から、新年度の出勤である。

また、一年、無事に学校臨床を
務めさせて頂く上に、
Tちゃん先生のお教会に
「お願い」参りに寄らせて
頂こうと思う。

亡母への御祈念、
コンサート成功への御祈念にも
「お礼」を申さねばならない。

友人・知人に
宗教家・弁護士・医師がいると
人生の「まさかの時」には
有難いものである。

+++

最安価で最もシンプルな
家族葬としたので、
母親の遺影をも自家製であった。

そしたら、
ついでに、自分のも
生前に拵えておこうと思い、
(その分、迷惑かけないから・・・)
ギターを抱えてにこやかにしてる
2019年の61歳のものを選んだ。



『復興支援ファイナル』の
我が家のリハーサルで
沖縄から来福された
歌手のアベタミさんが
稽古の合間に
撮って下すったいい写真である。

**

寝室の枕元から、
まだ、隣家の桜が鑑賞できる。

玄関の花桃は、
カミさんが剪定した枝を
もらってきてから、
長らく、寒風に晒されていたが、
母の旅立ちを寿ぐように
見事に開花してくれた。



先日、母の永年の親友で
同級生のハシさんが
タクシーで、わざわざ喪服を着て
弔問においで下さった。

92歳なので、
足元も覚束ないほどだったが、
それでも尚、精神は
矍鑠とされており、
礼を尽くされて
霊前で祈りを捧げて下さっていた。

これも、
母の人徳のなせる業なのだろう。

ご丁寧にも、
自分のリサイタルへの
「お祝い」までご持参下さり
恐縮至極であった。

心を尽くす方・・・
というのは、どこまでも
気遣い・気配りが細やかで
丁寧であり、自分も
見習いたいと思わされた。

 



帰りしな、
玄関室礼の母のメモ書きと
形見の小銭入れを
しげしげとご覧になられ、
在りし日の友の面影を
偲んでおられた。

親友とは
こうありたいものである。

+++

新年度から
火、金のみの勤務となり、
週休五日の半隠遁でなく、
七割隠遁者になってしまった。

ロンバケ以外にも
こうもオフ日が増えると、
エンプティ・ネスト・シンドロームに
なりはしないか…
休み下手に陥りはしないか…
という一抹の不安が起こる。

…ほんでも、
取り敢えず、衣食住の
最低限は確約されているから、
ゼータクさえしなきゃ、
月一のフレンチくらいは楽しめそうで、
年一くらいは孫にも会いに
上洛はできそうだ。

ありがたい事に、
リサイタルのご祝儀と
亡母のお香典とを合わせたら、
来年の『68’sリサイタル』も
開催出来るほどの資金にはなった。



あとは、また、粛々と
計画を進め、プログラムを考え、
編曲を楽しみ、地道な練習に
勤しみながら、
「ギター音楽の最高峰」を目指し、
人生の残り時間を
有効に使わせて頂こうと思う。



今朝は、
コンサートで頂いた
山のようなお菓子類を
セレクトして、いくつか、
朝食代わりに頂いた。

賞味期限が切れる前に、
毎日、せっせと有難く
頂く事にしよう・・・(笑)。

 

 

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